「FP技能士」とAFP・CFPの違いは?
一口に「FP」と言っても、資格には2つの種類があります。
ひとつは国家資格である「FP技能士」、もうひとつは民間資格である「AFP・CFP」です。
国家資格 | 民間資格 |
---|---|
1級FP技能士 | CFP |
2級FP技能士 | AFP |
3級FP技能士 |
POINT
FP技能士には期限がないので生涯有効ですが、AFPとCFPには期限があります。
FP技能士とは
FP技能検定は、厚生労働大臣指導の下、日本FP協会またはきんざいが実施する国家検定です。
FP技能士検定に合格すると、FP(ファイナンシャル・プランニング)技能士の国家資格を取得することができます。
FP技能士には1級・2級・3級があり、3級は合格しやすい入門者レベルで、2級まで取ると実務で通用するレベルと言われています。
1級を受験するには「実務経験5年以上」または、「2級合格者で実務経験1年以上」など、必要な条件を満たす必要があります。
AFPとは
AFPとは日本FP協会が認定する民間資格です。
「2級FP技能検定の合格」と「AFP認定研修の修了」の要件を満たし、日本FP協会へ登録することで付与される資格です。
2年毎の資格更新に所定の継続教育が義務付けられており、常に知識とスキルの向上が求められています。
2022年12月時点では、約16万人のAFP認定者がいます。
CFPとは
CFPは、AFPと同じく日本FP協会認定の民間資格です。
このCFPは、AFPより上級に位置づけられています。
国内にとどまらず、世界レベルで通用するプランニングスキルの有無が問われます。
CFP資格審査試験を受けるには、AFP認定者であるか、協会指定大学院の所定過程を修了するいずれかに該当する必要があります。
FP技能士とAFP、どっちがいいの?
FP技能士は一度合格したら生涯有効です。
そのためFPを初めて勉強する方や、資格保有者としてアピールしたい、という方には、FP技能士の合格を目標にするのがオススメです。
実生活ではもちろんのこと、仕事にも活かせるのでFP技能士の中でも2級を目指すと良いでしょう。
まとめ
それぞれ受験条件やレベルが異なりますが、受験のハードルが比較的低いのは3級・2級FP技能士検定です。
AFP・CFP取得を目指す場合でも、まずはFP3級・2級からの学習を始めるといいでしょう。
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