FP学ぶなら知っておこう!キャッシュフロー表作成5つの手順

目次

キャッシュフローとは?

キャッシュフローとは、収入から支出を差し引いた収支のことをいいます。

キャッシュフロー表は、現在の収支状況と今後のライフプランをもとに、将来の収支状況を予想して、その結果増減する貯蓄残高の推移を時系列にした表です。

※キャッシュフロー表はいろいろありますが、一例として日本FP協会が提供しているキャッシュフロー表を参考に解説しています。

①家族の年齢の記載

まず初めに、キャッシュフロー表の「年齢」には、生計を同一にしている家族全員の年齢を記載します。

「現在」の年齢から翌年度の家族のそれぞれの年齢、さらにその翌年の年齢と記載していきます。

202220232024202520262027
経過年数
(パパ)の年齢383940414243
(ママ)の年齢353637383940
(えり)の年齢5678910

②ライフイベントの記載

今後想定される「ライフイベント」を記載します。
このライフイベントとは、家族の中で大きな出費が生じるイベントを指します。長女の小学校入学・車、住宅購入・家族で海外旅行に行く、などです。

202220232024202520262027
経過年数
(パパ)の年齢383940414243
(ママ)の年齢353637383940
(えり)の年齢5678910
ライフイベント海外旅行えり小学校入学車買い替え

③年間の収入、支出金額と貯蓄額を記載

次に収入合計(A)およびその構成要素としての収入と、支出合計(B)およびその構成要素としての支出を記載します。

年間の収入金額と支出金額は、毎月の収入金額と支出金額に12をかけて算出します。
毎月の収入と支出額は、実際には多少ばらつきがあるかもしれませんが、毎月の家計簿等を確認し、大体の金額で設定します。

この収入合計(A)から支出合計(B)を差し引くと、「年間収支」が算出されます。

初年度は、この年間収支がそのまま「貯蓄残高」になります。

④翌年度文以降を記載

翌年以降も同じ手順で、それぞれの項目を記入していきます。

そして一番下の「貯蓄残高」は「前年の貯蓄額」+「今年の貯蓄額」の総計を記入します。

この翌年以降の各数字は、物価の上昇等を加味した金額をきさいする方法もあります。

⑤キャッシュフロー表の見直し

最後に行うのが、キャッシュフロー表の見直しです。

①支出の削減
②収入の増加
③両親や国・自治体からの援助等
3つの視点から考えることができます。

【POINT】
2年以上連続して赤字が続くならば見直しを要します。

まとめ

キャッシュフロー表は、ライフプランが資金面からみて実現可能かどうかを判断する材料になります。
また、家計の問題点が把握でき、問題解決のための対策を検討することもできますよ。

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