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併合罪と観念的競合について

 

  • 「1個の強盗行為の手段として二人に傷害を負わせた」場合は、併合罪
  • 「1個の爆弾で5人を死亡させた」場合は、5個の殺人罪の観念的競合
とありますが、違いがいまいち分かりません。

裁決昭26.8.9の判例は、結果として一つの強盗行為で2人に傷害を負わせていますが、爆弾で複数の人を死亡させた事例の場合と異なり強盗行為を広くとらえ、傷害行為に重きを置いた判決です。特殊なものですのでこのまま覚えてください。

併合罪、観念的競合の概念は、それぞれ条文で提起されていますが、判例によってさまざまな事情の下で、条文どおりでは理解できないものも出てきますし、また罪数は特に場合分けが難しいものもあります。
したがって、どうして併合罪又は観念的競合になるのか理解できない判例は、覚えてしまうのが効率のよい学習かと思います。
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