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合格者座談会インタビュー[簿財アドバンス+消費税法](1)

 

はじめに

司会:では、2014年講座の合格座談会をスタートしたいと思います。皆さん、宜しくお願いします。 全員:宜しくお願いします。 司会:司会を担当します河野上です。最初に、この座談会を始めさせていただく中で、やはり合格体験記とか、紙で書いてもらうものを出していただくのは、どうしても杓子定規になるというか、本当の声が聞こえづらく、合格した方にしか分からない部分もあると思うので、座談会という場で言葉にしてもらいたいのが目的でもあります。まずは簡単に、自己紹介からお願いします。税理士を目指すきっかけ、科目合格に至る経過などについて、自己紹介を兼ねてお願いします。それでは、小町さんからお願いします。 小町:はい。最初は、どうして税理士を目指したかですが、もともと、公認会計士を目指していました。まずは、大学内の3級講座からです。当時は公認会計士がブームで、合格率も高くなりすごく門戸が広がっていて、商学部ということでその時のブームに乗って会計士を目指していました。公認会計士でも税理士の簿財は必要になると思ったので、大学の時に試し受けみたいな感じで合格とかではなく、本当にとりあえずという感じで受けました。 司会:なるほど。では、スタートはそれですね。 小町:そうです。 司会:会計士から税理士へシフトしようと思った理由とかはあるんですか。 小町:家庭の事情があって、家業を途中で手伝うことになって、もう、今までのように時間的にも勉強に集中できる状況が作れないだろうと思い、科目合格という取りやすさで選びました。 司会:なるほど。実際の勉強は、税理士に移られてからは、今の簿財に合格されるまで、どういった状況でしたか。 小町:初めは、まさしく簿財アドバンスで簿記論と財務諸表論とを、勉強していたのですが、結局、十分な学習時間が確保できなかったこともあり、簿記→財表といった流れで1科目集中にならざるを得ませんでした。今年度も3科目目の消費税にチャレンジする予定です。お蔭様で学習は順調に進んでいます。 司会:では、引き続いて、吉池さん。ご自身の自己紹介を兼ねてお願いします。 吉池:はい。新卒で中小企業の経営者の方に、主に組織・人事・採用などをご提案する営業をやっておりました。その中で、商品を売るというよりも、悩み事を聞いて、(人事や組織のお手伝いしていく中で)それ以外の面でのご相談をいただくケースがとても多かったです。とくに一番多かったのが、資金繰りの話、金融機関の話です。「銀行からこういう話が来いるのですが、どう思う?」とか、「『借りてよ』と言われているんだけど、どう思う?」とか、「今は投資タイミングかな」とか、ご相談をいただくのですが、素人なので「社長がそう言っているなら...」みたいな感じでしか応対できなかったのです。あとは、自社も中小企業なので、やはり財務、お金に関するプロが中小企業にはいないという実感もありました。ですから、組織・人事の面に関しても、資金繰りに関してもご相談に乗れたら、クライアントに対してもかなり良いお手伝いができるのではないかと思い、簿記を始めたのです。 司会:税理士を勉強してみようと思ったきっかけは、そこからご自身でやってみようと思ったわけですか。 吉池:そうです。手始めにとりあえず簿記をパラパラッと見て。仕事をしながら、当時はまだ結婚もしていなかったので、割とリーズナブルなところがいいだろうとクレアールにしました。 司会:クレアールの受講生に「何でクレアール選んだの」と聞くと、「安かったから」と皆さんはっきりおっしゃるので、それは大事です。吉池さんの今の合格状況を教えてください。 吉池:最初の財表に合格するまで途中で出産などもあった関係で3年掛かりました。それから1年空いて簿記論と消費税法の両方に合格しました。 司会:最後になりましたが、後藤さん宜しくお願いします。 後藤:大学を卒業して、会社で生産管理の担当をしている時に、監査があって、簿外資産とか、仕掛品とか...。そういう言葉が出てきまして、商学部を卒業しているのに自分の知識がなかったので、よく分からなかったのです。「そういうのってどうやって勉強するのかな」と考えるようになり、人生は1回しかないですから、保証はないのですが、「今やりたいことをやったほうがいいのではないかな」と思い、「どうせやるのであれば、一般企業の経理に行くよりは税理士や公認会計士のほうがいいかな」と簿記の勉強を始めました。 司会:そこで、なぜ税理士なのですか。 後藤:正直、税金は自分のためにも絶対知っていて損はないと思ったからです。ただ、当時は一人暮らししていたので、どうしても専念することができず、働きながらやらないといけないという事情があり、そうなると、科目合格制の税理士になりました。 司会:後藤さんの今の合格状況を教えてください。 後藤:初めは苦労しましたが、簿記論に合格してからは財表に消費税法と順調に積み上がってきています。今年は、相続税法に合格する予定です。  

クレアールに決めた理由

司会:皆さんが税理士になるまでの過程はよく分かりました。次にこれから具体的な勉強に入っていきますが、その前に、クレアールを選んだ理由はなんですか。 後藤:そうですね。料金が安かったというのと。 司会:多分、皆さんもそうだと思います。 後藤:そうですね。学校選びの際に、講師によってスキルが違うとか、ボリュームが多いというのをすごく聞いていました。試験の中では、絶対に取らないといけない箇所と、取らなくてもいい箇所というのがあると思うのですが、それは働きながらやろうと思った時に、全部をやることはできないと思ったので、クレアールの非常識合格法がいいな、、と思いました。 司会:なるほど、真っ当なご意見ですよね。 後藤:多分、時間的に全部消化できないかなと思いました。

司会:それでは、クレアールを選んだ理由として料金以外に、「非常識合格法」はどうでしたか。 吉池:パンフレットに教材の写真が写っていますよね。他校さんのパンフレットと比較した場合、冊数が全然違っていました。 司会:どういうことですか。 小町:他校さんだと、教材の教科書が扇のように映っていますが、クレアールのは、数が少なすぎて扇になりきれていない(笑)。 司会:それは確かにそうですが、それを見て入学をされたわけですね。 小町:この「非常識合格法」のテキストの量に違いを見てしまうと、どうしても惹かれてしまいます。 吉池:私も。非常識合格法は惹かれましたよね。 小町:この言葉を聞いたら、「自分でもいけるかな」と思ってしまいますよ。 司会:では、「どういう勉強をしていくのだろう」とか、「教材の内容はどうだろう」というのは、疑ってかからなかったのですか。 小町:「非常識合格法」という明確なきっかけがあると本当に、興味を持ってしまい、興味を持った時点で、半分入学してしまっていたような気がします。 吉池:全く知識がない状況の中で、教材の良し悪しの判断ができるわけもないですしね。 後藤:そうなると、相対判断で、量や金額やキャッチコピーです。 吉池:私の観点でいくと、時間がなかったので。逆算ですよ。やれる量も決まっている中、この時間でできる教材が提供されているところを選ぶしかなかったということです。 司会:それが非常識合格法だったり、簿財アドバンスでの2科目取っても1科目でいけそうだみたいなところで、多少の不安はありつつも、何とかやれると。 小町:やはり、勉強を始める時の間口が広い方が、受験に入りやすいですしね。その時に重い決断をして入ってしまうと、なかなか引き返せないので。 司会:確かに会計士とか税理士という資格を自分で勝手にハードルを上げてしまって、そこに突っ込んでいって、もう引き返せなくなるというのは、すごく分かります。そうすると、何か自分の琴線に触るところがあればやってしまおうということですね。皆さん、間違いなく簿財アドバンスからですよね。 一同:そうですね。  

学習の中身について

司会:では、簿財アドバンスへいきなり入っていきますが、講義を受け始めて、答練までに、つまずいたところはありますか。「これ、何か違う」みたいな。 小町:つまづくというよりは。公認会計士で一度少し習ってやっているので、最初は焼き直しのような感じでしたが、公認会計士は幅広く、重箱の隅を突くという感じでしたが、そういうことを習ってきた後に、簿財アドバンスで、河野上先生の講義を聞くと、「こんなに、スタンダードなことだけをやっていて、本当に受かるのかな」と思った時はありました。 司会:僕はやはり、受講生の方からの話を聞くと日商簿記検定から上がってきて、税理士講座の勉強を始めて、一番初めにびっくりすることは、財務諸表の理論を習い始めるでしょう。簿記検定では仕訳を切る技術だったのが、そこから急に学問の話になるので、このギャップが大きかったということはよく聞きます。 小町:ですから、逆に、簿財アドバンスを始めた時に、すごく分かりやすいところから始まった意識があって、「こんなところから始めるのだ」と思った記憶があります。 司会:分かりやすいところから入っているイメージですか。 吉池:はい。 小町:そうです。公認会計士の勉強をやっていた時には、難しいところをどんどんやっていって、難しいイメージしかなかったのが、「こんな簡単なことばかりやっていて受かるのかな」みたいな感覚のほうが強かったです。 司会:基本的には皆さん、そんなに違和感はなかったというのですか。 後藤:そうです。何となく仕訳していたのが、「背景にこういう考え方があるから、こういう仕訳になるんだ」ということが裏付けられたというのが面白かったです。 吉池:私も簿記を解いていて、「こういう考えがあったから、こうだな」とか、「何でこういう処理をするのかな」と考えた時には、「財表でこういう風に言っていたな」と行ったり来たりする中で、理解がすごく深まりました。 簿記と財表を一緒に学習すると相乗効果で倍速のような感覚はありました。逆に別々に勉強する意味がないとも感じましたね。

司会:それでは、皆さんが好きな分野と嫌いな分野を教えてください。 小町:好きな分野は、キャッシュフローとかは結構楽しいですよ、ボックスを描いて右・左とやっているうちに、カチッと正解が出たかと思えば、少し間違えただけで全部全滅するとか、キャッシュフローと似ているのですが、ボックスの使い方がずっと分からなかった時期がありました。 司会:勘定ボックスですね。 小町:あの勘定ボックスを理解するまでが、実は1つの壁だと思います。あの使い方は、本当に分かっているようで、全然分かっていないです。あれが分かると何でも分かりますよね。 後藤:嫌いなのは、特商と帳簿組織。あまり出題されないからあまり勉強しないだけに逆に嫌いになります。結局、出題頻度の少ない論点は嫌いになるものですよ。 吉池:好きなのは、資本取引で、嫌いなのは帳簿組織と特商。 小町:やはり皆さん嫌いなのですね(笑)。 吉池:誰だってモチベーションがわかないです。パソコンの時代に、いつ使うのだろうみたいな。  

お忙しい中で、勉強時間の捻出は?

司会:そうですよね。人間がやらなくていいことを試験で出すということは、確かに思いますね。次にどうやって勉強時間の捻出をしたか教えてもらえますか。 小町:勉強時間ですか。 司会:はい。要は、「僕は土日しかやりません」とか「朝しかやりません」とか「夜しかやりません」とか「仕事場でやっています」とかいろいろあると思うのですが。あとは1.5倍速で学習したかどうか、どこで勉強したとか。 小町:やはり、まず朝方にしないときついです。よく、「暗記は寝る前にやったほうが記憶は定着する」とか言われますが、疲れている状態での暗記が一番つらくないですか。私なんか逆に暗記は朝一でやらないと、新しい暗記はできないタイプでした。 司会:では、毎日、朝に勉強していたのですか。 小町:そうです。何とかできるとしたら、朝起きてからすぐの時か、やはり寝る前です。 司会:それは暗記とかならいいのですが、大体、朝は何時間ぐらいやるのですか。 小町:朝起きて暗記を1時間、計算を1時間ぐらいの2時間ぐらいです。 司会:何時ぐらいに起きるのですか。 小町:やはり5時か5時半には起きてます。 吉池:私は講義の消化は、音声で通勤途中に聞いてました。 司会:へえ。音声ですか。簿財もですか。 吉池:簿財は夜、仕事終わってから時間を取りました。問題を解く時は、朝3時に起きていました。 司会:3時ですか!?。 吉池:3時から5時がコアタイムです。子育ても家事も仕事もあったので、1人でのコアタイムがもうその時間ぐらいしかないです(笑)。あとは、電車です。1時間です。行き帰り1時間です。 小町:やはり1日3時間ぐらいですか。 吉池:限度でした。 司会:なかなか社会人の方では、1日3時間の学習時間は取れないと思います。 後藤:確かにそうですね。 吉池:その代わり、子守で土日は勉強できませんでした。ですから、答練も2時間で解けなくて1時間ずつ分けてやっていました。 後藤:自分の場合ですと、基本的に理論を覚えるという作業はお風呂場の中でやって。その覚えた内容の復習は、基本的には電車の移動時間でやるようにしました。 司会:では、皆さんかなり電車の中で勉強していたようですね。 吉池:そうです。音声をダウンロードして聞いていました。 司会:今日みなさんのお話を聞いていると、私がイメージしていたような、ハードな苦しい勉強というよりも、「ある限られた時間の中で、効率的に合格しました」という感じなんですね。 後藤:はい。そうです。 吉池:多分、苦しい勉強だと重いイメージをお持ちの方々は、他校さんに行ってガッツリやっていますよ(笑)。朝から晩まで自習室にいるような。 小町:他校の講師もすごいですよ。「寝る間も惜しんでやれ」みたいなことを平気で言いますし。聞いているだけで「あ、もう無理です」と、頭を下げたくなるようなことばかり言われて、すごくきつかった記憶があります。 司会:なるほど。ある意味で、「非常識合格法」とは時間に制約のある社会人の方でも十分に合格できるという証にもなったということですね。貴重なご意見ありがとうございました。
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