R.Mさん（27歳、男性）
【合格科目】財務諸表論（1）
【受講コース】1年3科目合格セーフティコース 1年目（簿財アドバンス・消費税法）
【職業】公務員
※合格科目のカッコ内の数字は受験回数です。
はじめに
2021年の試験では、初学ながらもクレアールのおかげで財務諸表論に合格することができました。2021年の試験に向けてどのように勉強をしていたかをご紹介させていただきますが、何か1つでも試験を検討されている皆さまの参考になれば幸いです。
受験の動機
税理士を目指したきっかけは、「一人で稼げる専門性を身につけるため」です。私は現在、地方公務員として働いています。定期的に職場が変わり、業務内容も全く異なるものになる中で、自分の中に知識が蓄積していく感覚が薄く、漠然と不安になっていました。また、公務員ももはや安泰ではないと言われる昨今の状況を鑑みても、勤め先が変わっても稼げるスキルは必要であると考えたため、税理士を目指すことを決めました。
クレアールを選んだ理由
私がクレアールを選んだ決め手は「学習量」と「受講料」です。
まず1つ目の「学習量」ですが、私は税理士試験の受験にあたり、働きながら数年にわたって合格を目指す、いわゆる社会人受験生を想定していました。その場合、やはり専念している受験生と比べ圧倒的に勉強時間が少なくなってしまうため、どうしても勉強の強弱・取捨選択は必要になります。そのような中で、クレアールの「非常識合格法」を見つけました。あらかじめプロの講師が取捨選択をした論点を重点的に学ぶ講義形態は、自ら取捨選択をするより効率的で時間のない自分にはぴったりだと思い、決めての1つとなりました。
2つ目の「受講料」ですが、クレアールの受講料は他の予備校と比べて圧倒的に安いです。税理士試験は合格までに早くて2～3年、中には10年以上かかる人もいると言われますが、受験を続けるためにはお金も必要です。数年にわたる受験生活、そして不合格となってしまう可能性等を考慮した場合において、クレアールの受講料はリーズナブルでかなり魅力的でした。
私の学習方法
まず勉強時間ですが、平日は5時間（朝1時間、通勤電車（往復）30分、昼休み30分、終業後3時間）、休日は8～10時間くらい勉強に充てていました。平日にまとまった時間の確保ができない代わりに、休日の勉強や隙間時間での勉強を大事にし、また時間が少ない分内容は濃くできるよう集中力を持って勉強に臨んでいました。計算・理論の時間配分は大体同じくらいになるよう意識していましたが、直前期に限っては若干理論暗記に比重を置いていました。
次に計算の勉強方法ですが、これはとにかく手を動かすことが重要です。基礎期は個別問題集により個々の論点の理解を深め、応用期・直前期は総合問題や過去問を解くことにより計算スピードと精度を高めていくことを意識していました。また、クレアールの講義では答練を繰り返し解くことを推奨されていたため、全ての答練について100点を取れるまで繰り返し解くようにしていました。当時は闇雲に解いていましたが、答練には重要な論点が凝縮されているため、今思えば非常に効果的な勉強方法であったと思います。
理論の勉強方法については、基本的には音読、どうしても覚えられない部分についてはノートに書いて覚えるという形を取っていました。また、クレアールでは理論問題集を読み上げた音声データが標準装備となっているため、電車や自習室など声を出せない場所では音声データを活用していました。最初のうちは全然頭に入ってこず、覚えてもすぐ忘れてしまい、「本当にこんな量を暗記できるのか．．．」と不安になることが多々ありました。しかし、覚える→忘れる→覚える→・・・と繰り返していくうちにスラスラと読み上げることができるレベルまでもっていくことができたので、やはり理論暗記に近道はなく、根気よく何度も繰り返し覚えることが重要ではないかと思います。
講師について
河野上先生の講義は説明・板書共に大変わかりやすく、講義途中には面白い雑談も交えてくださるため、飽きずに最後まで受講することができました。受講することが全く苦にならず、楽しく学べる環境を提供してもらえたことも合格につながった一因かと思います。
最後に
税理士試験は長期間にわたる勉強が必要であり、また範囲も非常に広いため、途中で不安になることもあるかと思います。本当にこの勉強方法であっているのか、他の人はもっと勉強しているのではないか、もっといろんな問題集を見た方がいいのではないか等々、勉強を進める中で私も不安になることもありました。しかし、限られた時間の中で膨大な試験範囲に対応するためには、やはり「非常識合格法」が理に適ったものだと思います。実際に、私は河野上先生、そしてクレアールの勉強法を信じて合格を勝ち取ることができました。みなさんも是非河野上先生、そしてクレアールを信じて勉強に励み、短期合格を勝ち取ってください。