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『すべての情報を集約し、大活躍してくれた『択一六法」 』 上田 瑛理 さん

なぜ司法書士を目指したか

私は大学で法学部に在籍していたので、「せっかく法学部に来たのだから法律に関する仕事をしたい」と思って、当初はロースクール進学を考えていました。しかし、ロースクールは経済的にすごく負担がかかることと、受験回数の制限があることなどを考えると、先の遠い話に「とても私には無理だな」と思うようになりました。

けれども、やはり法律家になりたいという気持ちはあったので、たまたま友人から聞いていた司法書士に興味を持ち始めたのがきっかけです。女性でも一生続けられるやりがいのある仕事に魅力を感じ勉強を開始しました。

クレアールの良かった点

『択一六法』はすごく重宝しました。クレアールに来る以前は六法も市販のものを切り離して使っていたのですが、今まで使ってきた六法にあっさりと「さよなら」を告げました。実際『択一六法』は科目ごとにすべての情報を集約し、試験直前まで大活躍してくれました。

時期ごとの学習法

1年目はとりあえずカリキュラムを一通り終えて、試験後合格発表まではほぼ勉強に手をつけませんでした。

2年目は10月中旬頃からクレアールで勉強を再開し、頭を勉強モードに戻すことと、もう一度基礎を固めることに重点を置いて年内(10~12月)は基本4法を繰り返しました。特に会社法は苦手意識があったので、できるだけ『択一六法』で条文を読むように心がけて学習していました。

1~3月くらいはマイナー科目を重点的に、勉強時間の半分はマイナー科目に充て、残りは基本4法をしていました。この時期から『書式特訓答練』が始まり、2時間で3問という時間的にギリギリの状態で書式を練習できたのはすごく良かったと思います。

4月からは『実力完成総合答練』が始まったので、答練をペースメーカーにしてあまりだれることなく勉強できた気がします。クレアールの答練は過去問ベースで作られているので、ことさら難しい知識を問うてくるわけでもなく、自分の実力をはかるのに最適だと思います。ほぼ基準点は超えていましたが、毎回自分の弱点が顕在化するので、とても復習しやすかったです。

また、試験は一日で全科目の知識をフルに使うので、直前期はできるだけ毎日全科目に触れるようにしていました。ただし、もちろん集中できない時なども多々あったので、マイナー科目等は条文をサラッと見るだけの日もありました。

一日のスケジュールで言うと、書式→マイナー科目→民法・不登法→会社法・商登法

の順でだいたい回していました。

科目ごとの学習方法

書式

1年目も2年目も毎日ひな形は欠かさず書いていました。あまり択一の理解が進んでいない頃から書式を書き始めましたが、書式も択一も相乗効果で上がってくるので、早い段階で『合格書式マニュアル』の書式を書き始めることをお勧めします

民法

民法は大学時代に勉強していたこともあって比較的得意な科目でした。それでも、『択一六法』で条文は欠かさずチェックしていましたし、過去問も年内に3回くらい回しました。過去問は何回も解くと問題と解答を覚えてしまって意味がないので、効率を考えて年明け以降は苦手なところだけに絞って解きました。

不登法

1年目はすごく苦手な科目だったのですが、2年目は年内に過去問を集中的に解きました。一年目に苦手だった不登法ですが、何度も繰り返すことで誰もが得点源にできる科目だと感じました。

会社法・商登法

会社法はテキストを読むのは初めのうちだけで、あとは『択一六法』の条文にすべて情報を集約しました。といっても、条文にほぼ書いてあるので簡単な説明や比較すべき条文や表などを書き込んで、できるだけ印象に残るように書き込みをしました。後は毎日ただただ繰り返して読みました。会社法の過去問は一度解いただけです。商登法は、会社法と書式を書いているとわかってくるので、独自にやったことは過去問と印鑑証明書の条文くらいだと思います。

マイナー科目

基本的にあまり時間をかけることができないので、メインは過去問でした。民訴・民執・民保、司法書士法は条文を繰り返して読みましたが、供託は過去問レベルができれば十分だと思います。憲法は国語力で解くことができる問題も多いので、テキストに載っているものを確認し、刑法は、過去問を重点的に解きました。

合格の秘訣

多くの方が言われていると思いますが、勉強していてすごく感じたことは、やはり「継続は力なり」ということです。人それぞれ環境が違うので勉強のために確保できる時間も違うと思うのですが、短時間でも毎日継続することが一番の近道ではないかと思います。

それと、無理をしすぎないことです。私は1年目に体調を崩し、思うように勉強ができない時期もありました。誰でもスランプや集中できない時はあると思うので、いかに上手く気分転換をできるかはすごく大切だと思います。2年目は時間的に余裕があったので本当に集中できない日は、そそくさと切り上げて気分転換をして、大きなスランプもなく過ごすことができました。

来年度の合格を目指す方へのアドバイス

これから勉強を始める人、再挑戦をする人、状況は様々だと思いますが、来年を目指すにあたっては来年の7月の試験日に焦点を合わせることが必要だと思います。これは先生が言っていたことなのですが、「試験日にいかに最高の状態に持っていくかを考えて下さい」と。どれだけ模試や答練で良い成績を取って実力があっても、試験日にピークへ持っていくことができなければ、合格することは難しいのではないでしょうか。来年の合格を目指す方には自分の実力が発揮できる状態で試験に臨み、合格を勝ち取ってもらいたいです。

最後に

受験期は大学4回生の時からほぼ専業で勉強することができ、とても恵まれた環境にありましたが、周りの友達が就職していく中、早く働かなければという焦りから正直何度もやめようかと思いました。それでも続けることができたのは、諦めきれない気持ちと周りの人たちの支えがあったからだと思います。今回運よく合格でき、支えてくれた人達の期待に応えることができて良かったです。応援してくれた家族や友達、クレアールのスタッフの皆さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。

 

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