令和8年度司法書士試験合格
H.Iさん
合格体験記
仕事と学習を両立し、6回目の挑戦でつかんだ合格
受講コース
2026年合格目標 答練パーフェクトコース
司法書士を目指したきっかけ
私は兼業受験生で、今年の試験で合格することができました。また、以前クレアールの社会保険労務士講座を受講していました。社会保険労務士資格を取得した後、もう一つ何か資格を取りたいと思い、次は何の資格の勉強をしようか情報収集していた時に、他校の講師が司法書士資格は社会人でも平日毎日3時間、週末は1日8時間勉強する生活を3年間続けていたら取れました、と話している動画を見つけました。社労士試験でたまたま勉強する習慣が身についていたので、司法書士の資格は3年勉強すれば取れるんだと単純に思ってしまい、勉強を始めたのがこの資格を目指したきっかけです。司法書士については、大学の頃少し憧れていたこともあったため、3年勉強して取れるなら頑張れると思ったことも確かです。
クレアールを選んだ理由
社労士試験の勉強をしたときに斎藤正美先生の講座を受講していたことや、他資格の有資格者または受験経験者が司法書士講座を申込むと受講料の割引があったこともクレアールを選んだ理由の1つです。
また、合格体験記を読んだとき、『択一六法』についての評判がよかったので、そこに興味を持ちました。『択一六法』は超訳がついているので難しい条文が出て来たときに確認することができます。
始めは「2022・23年合格目標 1.5年スタンダード秋コース安心保証プラン」を申込みました。
仕事と学習の両立に苦労した日々
クレアールの講座で勉強を始めた頃、人事異動でとても忙しい部署への異動も重なりました。私が希望していた異動先は、チームで動くというよりは個人で淡々と業務をこなしていく部署で定時退庁ができることはもちろんのこと、登記簿謄本が身近にある部署だったのですが、異動先は私の希望とは真逆で繁忙期の退庁時間は日をまたぐ頃、本試験の直前期は仕事も超繁忙期というまさに何かの罰を与えられているような環境でした。ここで資格を取るのは厳しいと感じたのですが、講義の視聴は時間を見つけて進めていきました。
講義を視聴した後は過去問を解いたり、『択一六法』に戻ったりしてインプットとアウトプットをバランスよくこなしていくのが本当はよかったのですが、過去問まで手が回らず後回しになっていました。加えて、繁忙期になると時間外勤務が連日続き、自分の時間がほぼ取れなくなり、勉強したことが記憶からどんどん消えて行きました。しかし、仕事が結構ストレスだったせいか休日に講義を視聴すると、かえってストレスを解消できているように感じ、何とか勉強を続けているような状態でした。
初めての本試験は、マイナー科目が終わってなかったような状態であったため、本当にお試し受験でした。
勉強を始めてから2年目になると管理職になったり、また3年目には異動で勤務場所が自宅から遠くなったりと環境も変わりました。社労士試験の時は、1日3時間くらいは勉強時間が確保できていましたが、司法書士試験の勉強時間は平日だと2時間くらいしか確保できていませんでした。仕事のせいにはしたくありませんが、自分では勉強しているつもりでもなかなか知識が定着せず、過去問は解けても本試験では択一基準点すら越えられないので、3回目の試験の後、他校の講座を受講することにしました。
4回目の不合格と答練パーフェクトコースの受講
しかし、4回目の試験でも択一の基準点を越えることができませんでした。とはいえ、記述式は書けているという自信は少しありました。ただ、択一が基準点に達しなければ記述式の採点はしてもらえません。択一式の間違えた箇所を分析すると、二択に絞った後の解答誤りがかなり多くあることがわかりました。それもAランクといわれている問題が解けておらず、そこはかなりショックでした。5回目は必ず合格するつもりで「答練パーフェクトコース」を申し込みました。答練パーフェクトコースを申し込んだのは、択一式が過去問ベースのオリジナル問題であること、記述式の採点をしてもらえることなどからです。他校でも答練は受講していましたが、記述式に関して採点は自分でするスタイルであったため、記述式について、自分の実力が現在どの程度の位置にあるのかそれを知りたかったのと記述式の問題に多く接したかったからです。
5回目の受験と再挑戦への決意
令和7年7月6日、私は5回目の本試験を受験しました。この時は択一式が午前午後とも初めて基準点を越えることができ、記述式の採点まで行くことができました。しかし、令和7年度の商業登記法の記述式は、各予備校の総評でも難度が高いとされており、検討事項が複雑で、本番で処理しきれませんでした。記述式も基準点はかろうじて越えることができたものの合格点には程遠くこの年も不合格となりました。5回目の受験で必ず合格すると思っていたため、不合格確定の時は少し落ち込みましたが、ここまで来て諦めるという選択肢はなく、家族にもう1年勉強を続けたいと伝えて6回目の試験で合格を目指しました。
6回目の受験に向けた学習方法の工夫
5回目の受験の後、各予備校の解説動画を見まくりました。そこで自分に何が足りなかったのかを考え、次の試験に向けて再度答練パーフェクトコースを申し込みました。前回と使い方を変えたのが、直前期の実力完成総合答練の午後の部です。午後の択一を50分で解き、記述式の時間を2時間以上捻出するため、マークシートへの記入方法を、解答をまとめて塗りつぶす方式に変更しました。また、午後の部では軸肢を中心に検討し二択で迷った問題は一旦飛ばして後回しにする方法を取りそこで立ち止まらないこと、答え合わせの時は必ずテキストに戻り確認するようにしました。また間違えた問題からキーワードを拾い、CROSS STUDY の検索機能で問題を抽出して解いたりしていました。
記述式に関しては、答練の問題を解いた後必ず解説に目を通し、間違えた箇所を答案構成用紙に赤字で書き込み、間違いノート代わりに保存しました。そして3回繰り返し、答案構成用紙の間違いポイントの箇所を確認し、同じところを間違えていればテキストに戻って再確認することを繰り返しました。
また、隙間時間の使い方について、昼休みはとにかくひな型の練習をしました。早期合格する方はとっくにこのような方法を取っていると思いますが、これまでの私には必ず合格してみせる、必ず司法書士になるという覚悟が足りなかったのかも知れません。
6回目の本試験と筆記試験合格
令和8年7月5日、6回目の本試験を受験しました。
筆記試験合格発表までの3か月間は、真綿で首を絞められるような、蛇の生殺し状態のような悶々とした日々を過ごしました。
そして、令和8年10月1日、筆記試験合格者番号の中に私の受験番号を見つけ、ようやく合格することができました。
私は東京の早稲田大学で試験を受けていましたが、毎回試験当日の朝、各予備校の有名講師のみなさまが受験生を激励するため校門前に並んでいます。「次は合格祝賀会でお目にかかりたい」と思ってその横を通り過ぎていましたが、今回ようやくその願いが叶うことになりました。
これから受験する方へのメッセージ
司法書士試験は巷の評判どおり難関試験です。択一の基準点を超えたとしても筆記試験合格発表までの3か月は何とも言えない不安な日々が続き落ち着きません。5回目の受験で不合格になった後、専業受験生になりたいと強く思いましたが、働きながら勉強を続けている人のブログや合格体験記などを見て兼業で試験勉強を続けることにしました。
時間はかかりましたが私が今年合格できたのは、時間がなくても必ず1日のうちどこかでテキストか過去問に触れ、コツコツ勉強を継続したこと、そして、今までで1番合格したいという思いで勉強したことではないかと思っています。兼業受験生にとって、仕事と勉強の両立は本当に大変ですが、とにかく曖昧な知識は確実な知識に仕上げ、Aランクと言われる問題は絶対に落とさない、自分に合った勉強の仕方を早く見つけるなど工夫次第で必ず合格できると今は実感しています。このことにもっと早く気づいていればもう少し早く合格できていたのかなあなどと思ったりもします。合格はゴールではなく今まで勉強してきたことを実務でどれだけ生かすことができるかという始まりだと思っています。これからどんな未来が待っているのか楽しみです。
