令和8年度司法書士試験合格

槇野 明桜さん
合格体験記
大学在学中に学習方法を見直し、2度目の挑戦でつかんだ合格
受講コース
2025・26年合格目標 1.5年スタンダード秋コース安心保証プラン
司法書士を目指したきっかけ
私は中学生の頃から法律に興味があり、将来は法律に関わる仕事に就きたいと考えていました。大学に入学して就職を意識するようになった頃、学生時代に力を入れたこととして話せる経験が何もないと感じ、在学中に何か一つ頑張ってみようと思ったことが、資格取得を考えたきっかけです。そこで、法律の専門家である司法書士を目指すことにしました。最初は勢いで始めた勉強でしたが、学習を進めるうちに次第に面白さを感じ、司法書士になりたいという気持ちも強くなっていきました。
クレアールを選んだ理由
予備校を選ぶうえで最も重視したのは、受講料と講座内容のバランスです。大学生である私にとって、アルバイト代から受講料を一括で支払うことを考えると、予算には限りがありました。そこで、複数の通信講座の資料を取り寄せ、受講料だけでなく、教材の充実度や学習サポートも比較しました。
その中でクレアールは、比較的受講しやすい価格でありながら講義や教材が充実しており、学習環境が十分に整っていると感じました。特に、記述式答案の添削を受けられることや、疑問点を質問できる仕組みがあることに魅力を感じました。
また、大学2回生の10月頃に1.5年秋コースを申し込みましたが、安心保証を付けることで大学在学中も受講を続けられることが、最終的な決め手になりました。
クレアールを利用して良かったこと
クレアールで学習して良かったと感じるのは、講義や教材に加え、知識の定着を支える学習ツールやサポート体制が充実していたことです。
中でもよく活用したのが、「基本4法過去問解説講義」です。過去問の解説文を読んでも理解できないときに動画を確認すると、疑問を解消できることが多くありました。
それでも解決できない場合には、質問メールを送ることもできます。実際に質問機能を利用した回数は多くありませんでしたが、自分だけでは解決できないときに質問できる環境が整っていたことは、安心感につながりました。
CROSS STUDYも、毎日の学習習慣を作るうえで役立ちました。細かい機能までは使いこなせていませんでしたが、全科目を出題対象に設定し、ランダム出題で一問一答形式の問題を毎日100問解くことを習慣にしていました。
間違えた問題については、覚えるべき知識を一覧表にまとめ、CROSS STUDYでの演習と一覧表を使った復習を繰り返しました。この方法を直前期まで続けたことで、知識の定着だけでなく、自分の苦手分野を把握することにもつながりました。
記述式対策では、「書式ひな形マスター」(現在の「合格書式マニュアル解説講義」)での問題演習に加え、答練や模試が充実していたことも良かった点です。実践的な問題に取り組む機会を確保でき、答案添削を通じて自分の理解度や課題を確認できました。
学習初期は提出期限に間に合わず、添削を十分に活用できていたわけではありません。しかし、合格した年度には積極的に提出するようになりました。自分の答案を客観的に確認できるうえ、成績が上がったときにはモチベーションにもつながりました。
通信講座では、ほかの受験生と自分を比べる機会が限られます。だからこそ、課題提出や添削をもっと早い段階から積極的に活用すればよかったと感じています。
このように、講義や教材だけでなく、CROSS STUDY、答練、模試、答案添削などを組み合わせて学習できたことが、合格に向けて大きな助けになりました。
合格に向けて工夫した勉強方法
〈学習計画の見直しと午後の択一対策〉
合格に向けて私が特に重視したのは、自分の得意分野と苦手分野を分析し、それぞれに合った学習方法を考えることです。
通信講座は教材や講義動画が充実していますが、それらをどのような配分で活用するか、講義を見終えた後に何を勉強するかは、自分で計画を立てる必要があります。
最初の1年は、講義動画を見て過去問を解くことで精一杯でした。一方、合格した年度は、講義をこなすだけで終わらせず、教材や講義の内容のうち何を復習するか、どの科目に時間をかけるかを分析し、学習計画を立てることに時間を使いました。
例えば、1回目の本試験では午前の部が84点、午後の部が60点でした。この結果から、午前の部はそれまでの勉強量でも基準点を突破できる手応えがある一方、午後の部を伸ばす必要があると考えました。
そこで、最後の年は午後の択一対策に重点を置きました。その結果、2回目の本試験では午前・午後ともに93点を取ることができました。午後の択一に苦手意識を持つ受験生も多いと思いますが、私の場合は、科目ごとの状況を分析し、勉強時間の配分を見直したことが得点につながったと感じています。
〈『択一六法』を活用した知識の整理〉
勉強で最も活用した教材は、『択一六法』です。
『択一六法』は条文だけでなく、関連する判例や解釈、重要なポイントを結び付けて知識を整理できる点が役立ちました。過去問や模試で間違えたときには、関連する条文のページを開き、間違えた内容や覚えておくべき知識を書き込むようにしていました。
こうした作業を繰り返すうちに、重要な知識が集約された自分だけの参考書ができあがっていくことにも楽しさを感じました。問題の正誤を確認するだけでなく、関連する条文に立ち返って知識を整理することが、理解を深めるうえで役立ったと思います。
試験後、司法書士コラムに掲載されていた「【徹底検証】『択一六法』だけで本試験は何問解ける?令和8年度司法書士試験で検証(午前の部)」という記事を読みました。記事では、『択一六法』の知識で午前の部の35問すべてを解けることが検証されていました。
午後の部については取り上げられていませんでしたが、私自身の感覚でも、『択一六法』の知識で解ける問題は35問に限りなく近いと感じています。
記事では、各肢について『択一六法』の知識で解けるかどうかを○・△・×で分析していました。私も確認してみたところ、△や×とされている肢でも、先ほど述べたように自分で関連知識を書き込んでいたことで、解けるようになっていた問題がいくつもありました。
テキストや過去問、問題集、模試、答練など、さまざまな教材を使って学習することになりますが、間違えやすい点や重要な点があれば『択一六法』を開き、関連する記載がなければ自分で補足しておく方法は、とても効率的だったと感じています。
https://www.crear-ac.co.jp/palette/shihou/9220/
〈答練・模試を活用した実践的な学習〉
合格した年度は答練や模試も積極的に活用しました。問題を解いて採点するだけで終わらせず、間違えた問題はもちろん、正解していても消去法で選んだ肢については、改めて知識を確認するようにしていました。
本番形式で問題を解くことは気分転換にもなりますし、自分の実力を把握し、その後の学習方針を明確にするうえでも役立ちます。
私は直前期に、ほかの予備校の模試パックも追加で購入しました。これはクレアールの模試が少ないと感じたからではありません。ある程度知識が身に付いている実感はありましたが、予備校によって問題の問われ方に違いがあるのではないかと考えたためです。また、自分の位置がわかるので、全国の受験生が受けているような大きな模試を受けてみるのはおすすめです。
新しい知識を得られればもちろん有益ですし、思うように解けなかったとしても、自分の課題を確認する機会になります。時間や費用に余裕があれば、ほかの予備校の模試を受けてみるのも一つの方法だと思います。
モチベーションの維持について
学習を続けるうえで、モチベーションの維持に悩むこともあると思います。
私は、やる気を出す方法を考える前に、まず「なぜモチベーションが下がっているのか」を考えることが大切だと思っています。
先が見えず不安になっているのであれば、司法書士の求人情報を見て、どのような職場でどんな仕事をしたいか想像することで、やる気につながるかもしれません。
勉強のために我慢していることが多く、やりたいことができずに疲れているのであれば、1日か2日、思い切って遊ぶのもよいと思います。苦手分野に高い壁を感じて勉強が進まないときには、得意な科目や好きな科目に取り組んで気分転換する方法もあります。
自分の状態を把握し、その原因に合った行動を取ることが大切だと感じました。
司法書士試験は学習範囲が広く、勉強を続ける中で自分の成長を実感できず、不安になることもあると思います。私自身、模試の成績が伸びず、本当に合格に近づいているのだろうかと悩むことがありました。それでも、自分の得意分野と苦手分野を分析し、学習方法を工夫しながら勉強を続けてきました。
これから受験する皆さんへ
私が大切だと感じたのは、すべての科目を同じように勉強するのではなく、自分の理解度に応じて学習時間や勉強方法を変えることです。
クレアールの司法書士講座には、教材や講義動画をはじめ、質問機能や答案添削など、学習を支えるサポート体制が整っています。合格に必要な学習環境は用意されているので、あとは自分に合った方法で、それらをどう活用するかが大切だと思います。
この合格体験記が、これから学習に取り組む受講生の皆さんにとって、少しでも参考になれば幸いです。
