答練とCROSS STUDYを活用し、諦めずにつかんだ司法書士試験合格

令和8年度司法書士試験合格

A.Iさん

合格体験記

答練とCROSS STUDYを活用し、諦めずにつかんだ司法書士試験合格

受講コース

2026年合格目標 過去問攻略パーフェクトコース

目次

司法書士を目指した理由

私が司法書士を目指したきっかけは、この資格を取ることで自分自身が大きく変われると思ったからです。以前から司法書士という仕事に興味はあったのですが、あまりの難易度の高さから挑戦することはありませんでした。ですが、体調を崩して会社を退職した時、劣等感でいっぱいになっている自分を何とか変えたくて、司法書士に挑戦することを決意しました。

クレアールを選んだ理由

金銭的に余裕がなかったため、低価格の講座を探していたところクレアールの存在を知り資料請求を行ったのですが、サンプル講義を視聴したところ、落ち着いた声のトーンで、分かりやすい言葉で丁寧に授業が行われており、これなら「理解したつもり」ではなく「本当に理解できる」授業だと感じたことが申込の決め手となりました。また、勉強を始めるにあたって不安なことをメールで相談させてもらった際、その回答がただ受講を勧める内容や励ますだけのものではなく、学校視点からの的確で率直なアドバイスだったため、ここならしっかりとサポートをしてもらえるのではないかと感じたことも決め手となりました。

合格に向けて工夫した学習方法

私はお試し受験を含め、計5回受験をしています。短期合格とはいかなかったものの、少しずつ着実に力を付けることができたことが今回の合格につながったと感じています。

〈基本問題と教材の反復〉

勉強をするにあたり一番心がけていたことは、基本の問題を100%の正答率で解けるようになるよう、教材を徹底的に活用することです。過去問や答練の答え合わせをする際も必ず手元に『択一六法』や『合格書式マニュアル』を置き、そこに記載されている関連知識や表、ひな形などが正確に暗記できているか都度教材を開いて確認しました。仮に問題自体は正解していたとしても、合わせて覚えるべき知識が身についていなければ印を付け、繰り返し解くようにしました。クレアールの教材はどれも合格に必須の知識がコンパクトに、パッと見やすくまとめられているので、あまり時間がない中でも教材を開いて確認することは負担になりませんでした。

〈答練の繰り返しと復習方法〉

また、3回目の受験以降は過去問集中心の勉強から、答練の見直し、解き直しに重点を置いた勉強方法に変えました。間違えた問題や、解くのに時間がかかった問題、正解はしたが関連知識などを押さえられていなかった問題は1週間、2週間、1か月…と間隔をあけながら何度も繰り返しました。クレアールの答練は、難問や奇問、引っ掛かりやすい肢の織り交ぜ方などが本番に近い形で作られているように感じるので、答練をたくさんこなすことで、より本番力が付くと思ったからです。またよく出題される論点についても、問題の形を変えながら何度も出題されており、解答でもしっかり解説がされているので、知らず知らずのうちに落としてはいけない問題を完璧に解く力が身についたと思います。

〈4回目の不合格から見直した解答速度〉

自分なりに万全の対策をして臨んだ4回目の受験でしたが、またしても結果は不合格でした。それなりに自信があったのですが、思ったように択一で点数が上積みできず、記述も答練ほど点数が取れていませんでした。試験中の自分の様子を思い出し、何が不足していたのかを考えたとき、問題を解く時の瞬発力が足りていないと感じました。肢を読んで○、×の判別をするまでにじっと考え込んでしまうことがあり、それにより気持ちが焦り、次の問題を冷静に解くことができなかった時が何度かあったように思います。なので最後の1年は問題を読んだ瞬間に答えが頭に浮かぶレベルになるよう、タイマーで時間を計測しながら、速度を意識して練習を繰り返しました。私が午後の択一の時間配分で目標としていたのは不動産登記法30分、商業登記法15分、マイナー科目15分だったのですが、短時間で正確に解くことを意識して練習を繰り返すうちに時間が余るようになり、時間も体力も記述に回すことができるようになりました。また本番では知らない知識や、複雑で時間ばかりかかる問題も出題されますが、テンポよく速度を意識して解く練習をすることが、潔く諦めて次の問題に気持ちを切り替える練習にもなったと思います。

記述について

司法書士の勉強をする中で、私にとっての最難関は記述でした。勉強を始めた当初は、ひな形を正確に覚えることはもちろん、大量の情報を整理しながら短時間で答案を書きあげなければならないことが余りにも難しく思え、自分には無理かもしれないと絶望したことを覚えています。ただ、ひな形を何度も書き写しながら1つ1つ講義を進めるうちに、自力で書ける登記申請が増えていき、初めは解説を見ながらでなければ解けなかった『記述式ハイパートレーニング』も、繰り返すうちに時間をかけずに解けるようになっていきました。初めは分からなくても、とにかく講義と教材を順に進めていくことで自然と基礎力が身に付き、応用的な問題にも自力で取り組めるようになっているのがクレアールの講義、教材であると思います。特に『記述式ハイパートレーニング』は本番レベルの問題を解くために必要な論点を小分けにして問題が作られているので、この問題集に取り組むうちに、次第にレベルの高い問題が解けるようになっていくように感じました。

〈答練の復習ノートと記述式の反復〉

年明けの1月から試験直前までは毎日欠かさず過去の答練の問題を解くようにしていたのですが、時間の都合から1日に一問が精一杯でした。そこで毎日少しの時間でも不動産、商業登記の両方の記述の勉強ができるように、合格までの最後の2年間は答練の答え合わせの時に、簡単なルーズリーフのまとめを作るようにしました。不動産登記であれば、枠ずれを起こしそうなポイント(登記名義人の変更登記の省略の可否など)や実際は登記できないが、つい登記をしてしまいそうなポイント(根抵当権の変更登記で、元本が確定しているパターン)など、本番で特に注意したいことを、答練の解答書にまとめてあるポイント、ひな形、大まかな登記の流れと合わせてメモし、最低限の知識をまとめたものを答練ごとに作りました。このルーズリーフは1ページであっても毎日欠かさず目を通すようにし、記述の練習にあまり時間が割けない中であっても、勉強の空白ができないようにしました。またこのルーズリーフは試験の直前期の総復習にも役立ちました。

CROSS STUDYについて

私は暗記がとても苦手で、特に民事訴訟法系には苦手意識が強くありました。分野ごとに問題を解くときは正解できても、ランダムな出題形式になると知識が混同してしまい、点数がなかなか伸びませんでした。そこで合格年度の11月からは民事訴訟法系の勉強方法を答練以外ではCROSS STUDY一本に絞り、毎日問題を解くようにしました。CROSS STUDYはパソコンで使用していたのですが、立ったまま片手でも出来るので、毎日ドライヤーや歯磨きをしながら活用していました。3か月ほどたったころ、CROSS STUDYでの正答率も上がり、なんとなく苦手意識が薄れてきて、実際に答練でも安定した点数が取れるようになりました。一問ずつ○×で解答するので解答の速度が上がり、苦手な問題は間隔を置いて何度も繰り返すことで、考えなくてもぱっと答えが浮かぶくらい身に付いたからだと思います。そこでマイナー科目はすべて、スキマ時間やながら時間を活用しCROSS STUDYで勉強するようにしました。配信が開始された当初は、正直ウェブでの学習が受け入れられず利用していなかったのですが、合格年のマイナー科目で高得点が取れていたことから、もっと早く活用すればよかったと後悔しています。まだCROSS STUDYを学習に取り入れていない方は、まずは自分に合いそうな科目だけでもお試しでやってみて欲しいです。新しい勉強方法を取り入れることで気分転換にもなりますし、短時間でも効率的に勉強できる良いツールだと思います。

試験本番について

試験本番は自分でも分からないくらい緊張をしている状態だと思うので、普段はしないケアレスミスをする可能性もあるかと思います。そのため私は択一で正しいものを選ぶのか、不正解を選ぶのかを絶対に間違えないように、問題文に大きく○×を書くようにしていました。また、午後の時間配分は5分余裕を作り、時間配分がうまくいかない場合や、お手洗いに行く場合に備えました。そして午前午後ともに、必ずマークシートのずれがないかの確認を徹底しました。

〈解答順序と時間配分〉

午後の部は問題文が長い科目順で、不動産登記法→商業登記法→マイナー科目の順で解きました。仮に登記法で時間をロスしてしまっても、午後のマイナー科目であれば飛ばし読みでも解ける可能性がある科目だと思ったからです。午後の部は特に時間との勝負になるので、答練でいろいろな解答順を試し、自分が一番落ち着いて取り組める方法を見つけてほしいと思います。

〈遠方受験とお試し受験の活用〉

また私は試験会場が他県だったため、試験の前日はホテルに宿泊しなければなりませんでした。ただでさえ緊張するのに、慣れない土地のホテルで過ごすことは、かなりのストレスでした。だからこそ、遠方からの受験になる方ほどお試し受験は必ず受験してほしいです。

交通費や宿泊費はかかってしまいますが、受験費用はクレアールが負担してくださいますし、試験当日の過ごし方や会場の空気を知る良い機会になるだけでなく、ホテルや交通手段を一度経験した状態で本受験を迎えることで、気持ちに少しだけ余裕が生まれると思います。

※編集部注:「お試し受験制度」では、司法書士試験の受験料(8,000円相当)をクレアールが負担します。初学者向けコースのうち、一部の対象コースに設けられている制度です。合格目標年度より前に実際の司法書士試験を受験することで、試験会場の雰囲気や時間配分を体験し、自分の実力や課題を確認する機会となります。

受験生活を支えてくれたもの

私は約5年間、受験勉強を続けてきましたが、振り返ると本当に辛いことばかりで、合格できるのだろうかと常に不安だったことを思い出します。派遣や短期の仕事で働きながらの受験生活だったのですが、同年代で一般企業に勤めていれば役職も付く年代なので、普通の会社員として働けていない状況にも焦りがありました。また周囲に資格の勉強をしている人もおらず、度重なる不合格に、もう諦めたらと言われてしまうこともあり、勉強を続けるということが気持ちの面で本当に大変でした。それでも諦めず合格までたどり着けたのは、家で一人で勉強しているのに、孤独を感じなかったからだと思います。定期的に送られるメールのコラムに励まされ、ちょっと気持ちが緩んだ頃に届く答練の提出期限の確認メールで気を引き締め直すことができました。また質問も専用のフォームから簡単に出来るので、ちょっとしたことでも気になったらすぐ聞くことができ安心感もありました。また今年度は合格オンラインゼミというのも行われ、他の受験生の皆さんと一緒に勉強する機会もあり、モチベーションの維持に役立ったと思います。これまでも特別特訓道場など、コースに含まれている内容以上の学習機会や方法を提供していただけて、本当に受験生のことを考えてくださっているのだと思います。CROSS STUDYが開発されたこともですが講師や事務局の皆さんが、受講生の合格に向けて日々試行錯誤してくださっていることが伝わってきて、私もその気持ちに応えたく、最後まで諦めずに勉強を続けることができました。

合格年度の本試験を振り返って

合格時の私の得点ですが、商業登記で24点というとても低い点数を取ってしまいました。残り60分で最後の商業登記に入ったのですが、問題を確認した瞬間に、この残り時間では解ききれないと分かり絶望したことを覚えています。また焦りから、初め落ち着いて問題を解くことができず、ペースを戻すのに時間がかかってしまいました。ですが答練で練習した通りに択一の点数の上積みができていて、記述全体で基準点を超えていればまだ合格の可能性があると何とか奮い立たせて一生懸命にペンを走らせました。結果、午前午後の択一、不動産登記の記述は9割超の得点だったため何とか合格点を超えることができていました。商業登記は自分の中で得点源にしたいと思いたくさん練習したので、思うような点数が取れず正直今でも悔しいです。答練で良い点数が出せていても、何かが起きるのが本番だと思います。もし皆さんが本番で思うように解けず、諦めそうになる瞬間があれば、こういったパターンの合格もあるんだと思い出して、最後の一瞬まで諦めずに問題と向き合ってもらえたら嬉しいです。

仕事・家庭との両立と受験生へのメッセージ

受験生の皆さんの中には介護や育児など家庭の都合で思うように勉強時間が取れない方もいらっしゃると思います。私自身、親の手術や入院、認知症の祖母のことなどが重なってしまい、特に合格年度の1年間は勉強時間が思うように取れませんでした。机に座ってのまとまった勉強時間がなかなか取れなかったことから、病院の待合室で勉強をしたり、仕事の休憩時間や、次の予定までの空いた10分間で勉強したりと、時間や場所を問わずとにかくできる時に勉強をするというスタイルでした。結果的にそれが集中して覚えることにつながったとも思いますが、やはり体力的にも精神的にもとても辛かったです。なので辛くて仕方ないときは思い切って勉強をストップし、心と体を少しでも休ませることを最優先にしてください。勉強をしないことで焦る気持ちが生まれるかもしれませんが、無理して勉強しても逆効果です。思い切って休むことは絶対に必要だと思います。

司法書士試験は難易度がとても高い試験ではありますが、適性や素質は関係なく、最後の最後までやり抜いた人が受かる試験だと思います。合格までの年数は人によってバラバラですが、必ず合格の順番は回ってきます。クレアールの教材、講師、事務局の皆さん、そして何より自分自身の力を信じて、合格を勝ち取ってほしいと思います。

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