令和8年度司法書士試験合格
服部 百香さん
合格体験記
大学生活と両立し、記述式の壁を越えてつかんだ合格
受講コース
2025・26年合格目標 行政書士受験経験者対象1年スタンダードコース安心保証プラン
1.司法書士資格を目指した理由
大学では法学部に所属していました。周囲には公務員を目指す学生が多く、私も当初は漠然と公務員になろうと考えていました。しかし大学で法律を学ぶうちに、大学での学びを生かせる職業に就きたい、法律の専門家として社会に貢献できる人材になりたいという思いが強くなりました。そこでまずは実力試しを兼ねて、大学2年生のときに行政書士試験を受験しました。無事に合格できたことで自信がつき、より難関とされる司法書士試験への挑戦を決めました。
2.クレアールを選んだ理由・決め手
クレアールを選んだ主な決め手は、他校と比較して受講費用が抑えられていた点です。学生であった私にとって費用面は大きな比較要素でした。また、必要な教材や講義が最初から一括でパッケージ化されており、後から買い足す必要がなく学習に専念できる点も魅力的でした。さらに「1年で合格できるか」という不安があったため、受講期間を延長できる「安心保証プラン」の存在は大きな支えとなりました。加えて、試験で問われる範囲を厳選して学ぶ「非常識合格法」のスタイルが、膨大な試験範囲から必要な知識を効率よく身につけたいという自分の学習方針に合っていると感じ、受講を決めました。
3.クレアールで学習して良かった点・活用したツール
クレアールの教材の中で、特に役立ったのは『択一六法』とWeb学習ツールの「CROSS STUDY」です。
○『択一六法』の活用法
『択一六法』はコンパクトで持ち運びやすかったため、日常的に持ち歩き、時間があれば見直すようにしていました。条文の下に超訳や判例がわかりやすく整理されているため、条文の理解が深まり、択一式の得点向上につながりました。
○「CROSS STUDY」の活用法
「CROSS STUDY」は、インプット直後の確認と直前期の総復習の双方でほぼ毎日活用しました。学習初期は1単元の講義を受講するごとに復習として解き、直前期には知識の定着を確認するため、毎晩寝る前に全範囲からランダムで10問解くことを日課にしていました。
特に「過去に一度でも間違えた問題」を抽出できる機能が役立ちました。自分自身、同じ問題を繰り返し間違える傾向があったため、この機能を活用することで苦手分野が明確になり、確実に弱点を克服することができました。最後の日まで知識の抜け漏れを防ぎ、万全の状態で試験に臨むうえで非常に有効なツールでした。
4.学習初期、学習中期、直前期の学習方法の変化
学習初期では、基本4法の講義を一通り視聴することを最優先としました。よくわからない部分があっても必要以上に立ち止まらず進めることを意識し、視聴した単元ごとに「CROSS STUDY」で復習を行いました。また、大学の授業やテスト期間とのバランスを取るため、毎日の学習時間を固定し、1日の目標ノルマを無理のない範囲で明確に設定して習慣化を図りました。
※編集部注:「基本4法」とは、司法書士試験の出題科目のうち、出題数の割合が大きい民法・不動産登記法・商法(会社法)・商業登記法の4科目を指します。
学習中期では過去問演習を中心に進めました。毎日、過去問に取り組み、本試験までにマイナー科目以外は6周しました。間違えた問題は必ず『択一六法』や『基本テキスト』に戻って確認し、該当ページに付箋を貼ったりマーカーを引いたりしました。また、過去問題集の余白に『択一六法』の該当ページ数をメモしておき、再度間違えた際にすぐ六法を確認できるよう工夫しました。
直前期は答練を繰り返し解きました。単に正誤を確認するだけでなく、「なぜ他の選択肢が誤りなのか」を自分の言葉で他人に説明できるレベルまで復習しました。本試験と同じ時間帯で問題を解く練習を重ねることで、時間配分や集中力のペース配分を身につけました。
5.合格に向けて最も効果的だった学習法・課題の克服
2年間の学習の中で最も力を入れたのは「記述式対策」です。1回目の受験では、記述式が基準点に届かず不合格となりました。課題が記述式にあることが明確になったため、2年目は基礎からやり直すことにしました。
まず、『合格書式マニュアル』にある不動産登記と商業登記のひな形をしっかりと暗記しました。そのうえで『記述式ハイパートレーニング』を2周し、毎日欠かさず1問は記述式の問題を解くようにしました。この継続により、ひな形をスムーズに書き起こせるようになり、応用問題や連件申請でもどのひな形を使うべきかの判断が早くなりました。
直前期には記述式の過去問題集を使用し、本試験と同じ時間配分で初見の問題を解く練習を行いました。問題文の手がかりから必要なひな形や名義人変更(名変)登記の要否などを連想する力を養うとともに、解答後は「なぜその判断に至ったか」「どこで見落としが生じたか」という解答プロセスの分析に時間をかけました。その結果、枠ずれや時間切れを防ぐことができるようになり、本試験の不動産登記でしっかり得点することができました。
※編集部注:「枠ズレ」とは、司法書士試験の記述式問題において、申請すべき登記の見落としや申請順序の誤りなどにより、本来解答すべき内容と解答欄に記載した内容にズレが生じることをいいます。
6.学習中の不安・葛藤と「安心保証プラン」
学習の過程では、「学生の私が、本当に合格できるのだろうか」「不合格だった場合の進路はどうなるのか」という不安を感じることが度々ありました。特に1回目の試験で不合格となった時期は、周りの同級生が就職を決めていく中で進路が決まっておらず、焦りや不安が大きくなりました。しかし、安心保証プランを契約していたおかげで、「まだチャンスはある。もう1年がんばろう!必ず来年合格してみせる!」と気持ちを切り替えることができました。挫折しそうな時ほど「今日やるべき課題」のみに集中し、余計な不安を考えないようメンタル面をコントロールしました。その後は毎日欠かさず講義を受け、学習を進めることに集中しました。理解が深まり、解ける問題が増えるにつれて少しずつ自信がつき、「まとまった学習時間を確保できるのは学生の強みだ」と前向きに捉えられるようになりました。
7.印象に残ったpalette記事
受験勉強の中で特に印象に残っているのが、民法(債権各論・親族・相続分野)の知識まとめ記事です。民法の後半分野は学習が手薄になりがちで、私自身も当初は対策が甘く、取りこぼしが多くありました。しかし、記事内では期間の数字をはじめとする混乱しやすい論点が一覧表として整理されており、知識の集約に大変助かりました。おかげで後手に回りやすい分野でも穴を作らずに学習を進めることができ、本試験では午前の部の基準点を余裕を持って超えることができました。また、その他のコラム記事も学習の息抜きとして楽しく読めたほか、本試験前日には先輩方の合格体験談を読むことで、落ち着いて本番に臨む心の準備を整えることができました。
※編集部注:クレアールでは、Webメディア「palette」を運営し、資格試験の受験に役立つ情報を発信しています。体験記で紹介されているのは、「【確認テスト付き】民法の債権各論・親族・相続分野の駆け込みまとめ記事」です。民法の各分野で混同しやすい知識を整理した記事で、以下のURLからご覧いただけます。

8.これから学習を始める方へのメッセージ
私は2年間の勉強を経て、無事に司法書士試験に合格することができました。法学部出身ではありますが、大学での講義内容と司法書士試験で求められる知識は大きく異なります。試験に必要な知識のほとんどは、クレアールの講座を通して学習したものです。そのため、「法学部出身だから合格できた」と感じたことはありません。クレアールの講座は、法律の初学者であっても段階的に理解を深められるカリキュラムになっています。「法律を学んだことがない」という理由で挑戦を迷っている方にこそ、ぜひおすすめしたい講座です。途中で伸び悩む時期や不安になる時期は必ず訪れますが、日々の地道な積み重ねが確実に合格へと近づけてくれます。ご自身とクレアールのカリキュラムを信じて、最後まで諦めずに合格を目指して頑張ってください。心より応援しております。
