過去問を疎かにしていたが最後は過去問に救われた―合格までに11年掛かったが諦めずに学習を続ければ必ず合格できます

令和8年度司法書士試験合格

S.Iさん

合格体験記

過去問を疎かにしていたが最後は過去問に救われた

合格までに11年掛かったが諦めずに学習を続ければ必ず合格できます

受講コース

2026年合格目標 過去問攻略パーフェクトコース

目次

司法書士資格を目指した理由

なりたい職業や将来の夢、目標は明確ではなく取り敢えず合格した語学大学に進学し、将来は安定した公務員にでもなれればいいかなと思っていました。計画性が無いので国家公務員試験に向けての勉強は大学3年生の時(大学1年生の時から始めろと思うのですが)に始めました。勉強し始めるとミクロ・マクロ経済学、数的処理など初めて学習する科目が多く、これは一年では間に合わないと思い挫折しました。また企業就職活動でも1社も内定を勝ち取れず、とにかく落ちこぼれの人生でした。そんな状況の中、伯父が司法書士なのがきっかけで司法書士(国家資格)を知り、目指してみることにしました。合格率3%と聞いていたので自分の中では10年勉強して通るか通らないかだと思っていました。今となっては10年以上サポートして頂けた両親に感謝しています。

クレアールを選んだ理由・決め手

大手予備校1本で学習していましたが、3、4年目からは答練講座をずっと受講していました。答練講座を選んだのは、受講料が安かったからです。基礎知識が定着しきっていないにも関わらずアウトプットばかりしていたのも時間が掛かった要因です。試験の点数は徐々に上がっていきましたが気付けば9年過ぎていました。何か変えないといけないと思っていたところ試験会場の外で受け取ったのがクレアールのチラシでした。受講料が安いのと口コミでも評判が良かったのが決め手でした。

クレアールで学習して良かった点

CROSS STUDYは携帯で学習できるので、外出先でも隙間時間に有効活用できて便利でした。直前期は何度も使用し助かりました。

学習年数が長くなればなるほど法改正が増えていき、テキスト記載の論点を理解することを重視する一方、過去問は疎かになっていました。最後は過去問(20年分以上)を徹底的に周回したことにより午前の部・午後の部の点数が安定して取れたと思います。大手予備校は過去問題集等のテキスト(分厚い本)を各自で手に入れないといけない(受講料に含まれていない)ところ、クレアールは受講料込み、PDFで提供されていて、携帯でも確認できるのでとても助かりました。

筆記試験合格後のサポートも充実しています。今年福岡で口述試験を受けましたが、クレアールの口述試験過去問題集レジュメの問題からの出題がほとんどでした。不安な方はWeb口述試験対策の面接を無料で受けられ、アドバイスもしていただけるので安心です。

※編集部注:クレアールでは、司法書士講座を受講し、筆記試験に合格された方を対象に、Web口述試験対策を無料で実施しています。クレアールの講師および司法書士試験の有資格者スタッフが、本番さながらの形式で質問を行い、受け答えのポイントや注意点についてアドバイスいたします。

合格に向けて効果的だった学習方法・工夫

択一の合格基準点を突破できたのが7年目でした。それまでは点数が安定しなかったのですが、安定し出したのは、全科目のテキストを細かく区切って1、2ヶ月で同時期に読み終わることを何周も繰り返し続けた結果だと思います。市販のテキストは民法分野で3冊、不動産登記法で2冊、商法会社法、商業登記法で2冊の構成が主流です。例えば民法は3冊で1,200ページ、不動産登記法は2冊で1,000ページ、商法会社法、商業登記法2冊で1,300ページだとしたら、1ヶ月(30日)で読み終わるためには30で割って1日平均何ページ読めばいいか(民法のテキストは40ページ等)を出します。供託や書士法はページ数が少ないので例えば月の後半(16日目)からずらして読み始めます。結果的に全科目のテキストを同時期(1ヶ月内)に読み終わることができます。それを何周も繰り返します。学習し始めた頃は単純に分野ごとに区切って理解することを重視していました。民法分野の学習が一通り終われば次は不動産登記法で次は商業登記法へと進む。しかしそうすると最初に学習した民法はほとんど内容を忘れています。理解するまで次に進めないとするとだいぶ時間が掛かります。一回で理解できるわけではないので、とにかく時間を掛け過ぎず1冊読み終わり全体像を把握し何回も周回したほうが効果的です。解らないところは後で質問すればいいのですから。結局毎日全科目に触れられたことが成績が安定して上昇し続けた要因だと思います。7年目は合格点まで28.5点、8年目は18点、9年目は12点、10年目は1点足らずでした。

またクレアールの「過去問攻略パーフェクトコース」を受講し、直前期は択一の過去問22年間分を1ヶ月で1周できるように心がけました。学習年数が増えると法改正も増えていき、法改正に対応した新しいテキストを購入して論点理解に重きを置き過去問学習は疎かになっていました。私は最後、過去問に救われたと思っています。本試験の午後の択一の点数が10年目まで30問(90点)を超えることが一度もありませんでした。今年の本試験で31問取ることができたのは過去問周回により正誤の判断がより確実に知識として定着したからだと考えています。

モチベーション関係

昔、司法書士試験は法律を勉強していない人が合格まで3、4年掛かるもの(今日ではそんなことは絶対ないですが)だと言われていたのを聞いて、普通の人がそうなら不器用、要領がない自分は他人の3、4倍は掛かるだろうと思っていたので、5年過ぎても平気でした。そもそも何も達成したことが無い挫折、落ちこぼれの人生だったのにこれ以上下がることはないし、あとは上昇するだけで、「継続は力なり」という言葉もあるので学習し続けていれば何とかなるという気持ちでいました。長く学習するにはストレスを溜めないようにと普通の生活をしていました。テレビやYouTube等の動画も見ていました。学習し始めたころは勉強にはまることも無くすぐ眠くなり寝ていました。法律が好きではない自分には退屈でもありました。たとえ好きでないことも続けていれば何かものになることはあります。勉強しない日があってもいいですが、さぼりすぎると戻ってくるのに時間が掛かり諦め癖に繋がるので注意が必要です。やる気が起きず計画を立てたことが少しでも狂うと明日でいいやとなりがちになるからです。完璧主義にならず、とりあえず毎日試験科目の何かに触れることが大事で、毎日何かしらに触れることができているのだからと今日も1日頑張った自分を褒めてあげるポジティブな心構えが必要です。ポジティブ思考が良いモチベーションを作り上げ、物事が良い方向へ循環し、やる気に繋がります。そうは言っても私の場合、最初の1、2年目は浮き沈みが激しく、勉強に身が入らなかったのですが、5、6年目にもなるとあまり深く考えず淡々と自分の決めた課題をこなしていき、明確にやる気が出てきたのは7年目からでした。択一の基準点をようやく突破できた年だったからです。しかしここからが長いのですが合格するまで4年掛かりました。モチベーション維持ができたのは、成績が7年目から安定して徐々に上昇していったからです。10年目で合格点まで1点足りなかったときはショックでしたが。

合格を振り返って・これから学習する方へのメッセージ

今年11年目で択一は午前31問、午後31問、記述は93点で合計279点取ることができました。自分の感覚で基準点は午前28問、午後28問、記述は140点中84点で合格点は260点前後かなと思っていました。自己採点で午前午後とも31問取れていて、記述は合わせて90点は取れている実感はあったので合格したかなと思ってはいました。しかし不安ではあったので、次年度の講座を申し込むべきか迷っていましたが、合格者返金制度があることを知り安心して申し込みをしました。実際は午前28問、午後25問、記述70点で合格点258点(合格率4.9%)だったので、択一の基準点プラス上乗せ点を取れれば十分に合格できたことになります。

※編集部注:クレアールでは、司法書士試験の合格発表前に翌年度以降の対象講座にお申し込みいただき、その後、当年度の司法書士試験に最終合格された方を対象に、お支払いいただいた受講料を全額返金する「合格者返金制度」を設けています。「合格を信じて発表を待ちたい。でも、少しだけ不安」という方にも、安心してご利用いただける制度です。

令和6年度の本試験から記述の配点が70点から140点に変更になり、択一の点数だけでの逃げ切りが出来なくなったと騒がれていましたが、決してそんなことはなく、択一の点数をしっかり取れれば、チャンスは十分にあります。課題は午後の部の時間配分なのですが、択一35問、記述2題、それぞれ1時間ずつが理想的です。択一の肢は組み合わせが主流なので、自分の中でこの肢は確実に正解、不正解と判断できる知識が必要です。曖昧な知識で解答しないことがベストです。そうするためには、全科目のテキストのページ数を細かく区切って(10~20ページずつでもいい)短期間で同時期に読み終えることを何周も繰り返してください。毎日全科目に触れたほうが記憶の定着率が全然違います。やり方は先述を参照してください。私は合格までに11年かかりました。長期間未だに合格していない受験生は不安だと思いますが、困ったとき過去問だけはあなたを裏切りませんので過去問学習を大切にしてください。周りの方のサポートに感謝の心も忘れないようにしましょう。早く合格できることにこしたことはありません。時間を掛ければ合格出来る資格ですが短期間で合格するには効率的な勉強の仕方を徹底させることに限ります。諦めなければ必ず合格できます。

最後に、筆記試験合格率が約3%の時代ではなくなってきたので今がチャンスです。継続は力なりです。自分を信じて合格を勝ち取ってください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次