アウトプット中心の勉強方法が合格につながった
S.Aさん
なぜ司法書士資格を目指したか
難しい資格が取りたいと思い、いろいろ調べているうちに司法試験と司法書士試験に興味を持ちました。司法試験は受験資格を取るのがとても大変なことがわかり、「それなら司法書士かな」と決めました。
予備校選びのポイント
司法書士試験について調べていくと、独学ではかなり難しいということがわかりました。そこで、予備校のホームページを調べていた時にクレアールを見つけました。すると、実績はあるのに司法書士講座の受講料がかなり安いことがわかったので、クレアールに決めました。
クレアールで学習して良かった点
清水講師も古川講師も非常にわかりやすい講義でした。そのおかげでお試し受験で基準点付近まで得点することができました。
教材は非常識合格法に基づき薄く作られています。最初は「本当にこれだけでいいのか」不安でした。しかし、「朝起きられたら行こう」くらいの軽い気持ちで考えていたお試し受験で基準点付近(午前足切り、午後基準点+3問)の成績でした。その時に、クレアールのテキストなら合格できると確信できました。
特に使い込んだのは択一六法です。これを最初から最後まで繰り返し読みまくっていました。過去問を解いていても必ず択一六法に戻って知識を確認するようにしていました。
クレアールのカリキュラムで有益だった点
講義の時間が短いのが良かったです。私は集中力がすぐ切れるのでこのくらいがちょうど良かったです。
答案練習の効果的な活用法
時間を計って解く→解説講義を視聴する→過去問知識で解ける問題を落としていたら復習する、といった感じで進めていきました。全部を復習していたらとても時間がかかるので、このくらいで良いと思います。復習には択一六法を使うと良いです。
お試し受験をして良かった点
お試し受験はあまり行く気がしなかったのですが、自分が今どのくらいのレベルなのかを知ることができるので絶対に行った方が良いです。また、受験会場の雰囲気を知っておくことも大切です。
学習を進めていくうえでのポイント
講義の内容が理解できなくても、進めていくと別の科目の知識が別の科目の知識と繋がって理解できるということが多かったです。ですから、理解できないところがあっても立ち止まらず、講義を進めてください。
今年の試験で合格できた秘訣
1年目はとにかく講義を視聴して、講義の最後に解くべき参考過去問を教えてくださるのでそれをやるというだけで精一杯でした。2年目もアウトプットは全くやらず、インプットばかりやっていました。
合格した3 年目はアウトプット中心の勉強方法に変えました。これが良かったのかなと思います。ほぼ新品のままの過去問と答練を使い、解けない肢をあぶりだして1つにまとめて電車での移動中などのスキマ時間にそれを眺めたり、択一六法で知識を確認するといった作業をずっと繰り返していました。
午後の部の効果的な時間の使い方
午後の部は時間との勝負なので、択一問題を解く時間と不動産登記の記述の時間と商業登記の記述の時間をあらかじめ決めておきました。択一問題は1問あたり2 分弱くらいで解くと1時間くらいで解けるので過去問等で練習しました。問題文が短くて正解の肢が早めに見つかれば10 秒くらいで解けるので、私は他校の模試を受けた時は50 分くらいで毎回択一問題を終わらせられるようにしました。
記述式は不動産登記が1 時間、商業登記が1 時間を目安にしていました。
細かく分けると、事実の検討に15 分、問題文の注意事項の把握に5 分、答案構成に10 分、答案用紙へ書くのに30 分くらいにしていました。答案用紙に解答を書かなければ得点にはならないので、あともう少し事実を検討したいと思っても、決めておいた時間が来たら答案構成はやめる、ということが大切です。
1000 本ノックの活用法
気分転換に使いました。今日は勉強する気が起きないという日があると思うので、そういう時にクイズ感覚でやっていました。