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司法書士試験ガイド

司法書士試験の受験を決意したら、まずは試験の詳細を押さえておきましょう。

>>詳細はこちらからご覧いただけます。

POINT
  1. 民法20問、不動産登記法16問、商法(会社法)9問、商業登記法8問と、この4科目だけで択一式試験70問中53問(75%以上)出題されている。
  2. 不動産登記法、商業登記法は、記述式試験も課されている。
  3. 試験合格後の研修期間が短いため、すぐに実務家として活躍することが可能な資格であるといえます。

司法書士までの道のり

願書配布 【4月】例年中旬~
全国の法務局・地方法務局で配布。
申込受付 【5月】例年上旬~中旬
受験希望地の法務局または地方法務局で受け付けている。受験地は住所、本籍地に限らず自由に選べる。直接持参できない場合は、郵送でも可。受験料/願書に8,000円分の収入印紙を貼付し提出。
筆記試験 【7月】例年第1日曜日
試験問題および多肢択一式問題の正解および基準点の発表 【8月】例年上旬
筆記試験合格発表 【9~10月】例年9月下旬~10月上旬
受験地の法務局または地方法務局に掲示(法務省ホームページにも合格者の受験番号を掲載)。合格者本人に筆記試験合格通知書(口述試験受験通知書)が郵送される。
口述試験 【10月】例年中旬
筆記試験の合格者を対象に行われる。各自指定された時間に1人ずつ2人の試験官に口述で解答を求められる。試験では、司法書士として業務を行うのに必要な知識および能力と、司法書士業務などについて問われる。
最終合格発表 【10~11月】例年10月下旬 ~11月上旬
筆記試験の管轄法務局、または、地方法務局で掲示。「官報」に名前が公告される。
合格証書授与式 【11月】例年中旬~下旬
筆記試験の管轄法務局または、地方法務局ごとに司法書士試験合格証書が交付される。
各司法書士会新人研修 【11月~】
司法書士業務に必要な心得・技能等の習得のために行われる。具体的な研修内容は、主催する司法書士会により異なる。
中央新人研修 【12~1月】
司法書士業務に必要な心得・技能等の習得のために行われる。平成29年度より前期はe-ラーニング研修、後期は各ブロックでの集合研修となった。
ブロック研修【12~3月】
各会場で1週間程度行われる。業務のロールプレイなど、各司法書士会の新人研修に比べてより実践的な研修も行われる。
司法書士特別研修 【1~3月】
「簡裁訴訟代理等能力認定考査」の受験資格を満たすために必要な研修。認定考査を受験されない場合は、参加しなくても構わない。
簡裁訴訟代理等能力認定考査 【6月】例年上旬の日曜日
特別研修修了者を対象に行われる。試験時間は2時間(筆記試験)で、訴状作成その他簡裁訴訟代理等関係業務に必要な能力について問われる。
認定考査合格発表 【9月】例年上旬
認定者の受験番号を各試験会場を管轄する法務局に掲示(及び法務省ホームページに掲載)。その後、認定者の受験番号及び氏名が官報に公告される。
司法書士会登録・入会
司法書士会は法務局、地方法務局の管轄地区ごとに1箇所ずつ設立されているので、自分が所属したい司法書士会での入会の審査を受ける。そして、各司法書士会の上には日本司法書士会連合会があり、開業するにはここに登録することが義務づけられている。
勤務司法書士
はじめは司法書士事務所・司法書士法人へ勤務して、実務経験を積む方が現実的。
開業司法書士
司法書士会を通じて、日本司法書士会に事務所の登録を行う。

 

司法書士試験データ(平成29年)

平成29年度の出願者数は18,831人。平成28年度が20,360人でしたから1,529人減少しました。合格者数は629人(平成28年度と比較して31人減)でした。出願者数をもとに算出した合格率は3.3%(平成28年度は3.2%)ですから、ほぼ例年通りといえます。

 

 

 

参考資料

①筆記試験 (平成29年度の場合/参考)

筆記試験の詳細

●択一式問題の出題形式
①正誤問題
②組み合わせ問題
③個数問題
●記述式(書式)問題の出題形式
司法書士が不動産登記と商業登記の申請を嘱託された場合を想定して、登記申請書を作成させる問題。
●合格ライン
平成29年度試験の合格点は207.0点であった。平成28年度試験が200.5点のため、少し合格点は上がったがここ2年は低い点数で推移している。
●基準点
筆記試験のうち、午前の部の多肢択一式試験問題については105点満点中75点、午後の部の多肢択一式試験問題については、105点満点中72点、午後の部記述式試験問題については、70点満点中34.0点に、それぞれ達しない場合は、それだけで不合格とされた。

②中央新人研修

●前期(e-ラーニング研修)
12月初旬~中旬 関東ブロック 
12月中旬~1月初旬 中部、中国、四国、九州の各ブロック
1月初旬~中旬 北海道、東北、近畿の各ブロック
●後期
※現住所によって割り振られる。
1月の下旬に、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、 四国、九州の各ブロックで3日間の集合研修。

③ブロック研修

●実施予定
・ 北海道ブロック会 …… 例年1月中旬の7日間
・ 東北ブロック会 …… 例年1月中旬の7日間
・ 関東ブロック会 …… 例年1月中旬の7日間
・ 中部ブロック会 …… 例年1月上旬の7日間
・ 近畿ブロック会 …… 例年12月中旬、下旬及び1月上旬
・ 中国・四国ブロック会 …… 例年1月上旬の7日間
・ 九州ブロック会 …… 例年1月中旬の7日間

④司法書士特別研修

例年1月下旬~3月上旬

⑤簡裁訴訟代理等能力認定考査

●過去の合格率

70.0点満点中40.0点以上が合格となる。

⑥司法書士会登録・入会

司法書士会の入会の際には、中央研修・ブロック研修を受けているとスムーズ。近年は研修受講を義務づけている書士会もあります。また、開業の際の日本司法書士会連合会への登録は、各書士会を通じて登録することが多い。

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