合格体験記『一発合格できたのは、毎日コツコツと仕事や家事の合間を縫って勉強したことの成果です』高橋 あゆみさん

高橋 あゆみさん

目次

何故司法書士資格を目指したか

40代でも実際に活かせる資格で、独立だけでなく事務所に就職するなど働き方を選ぶことができ、試験内容が実務に直結している点が良いと考えたからです。

何故クレアールを選んだか

通信講座をいろいろと調べて比較したのですが、クレアールは受講料が安いのに教材がしっかりと揃っている点が良いと思って決めました。

クレアールで学習して良かった点

教材がとても良かったです。特に択一六法、記述式の合格書式マニュアルと対応問題集、記述式ハイパートレーニングが非常に役立ちました。また、講義1単元ごとの時間が短く、スピードも2倍速まで調整できるところが便利でした。

クレアールのカリキュラムで有益または活用しやすかった点

学習計画表に沿ってWebの講義が公開され、教材も送られてくるので、そのまま順番通りに進めることでスムーズに学習できました。科目毎の内容についても、例えば書式の場合、まずは説明を聞いて基本を学び、次にひな形を覚え、その後本試験のような複数の登記を、というふうに段階を踏んで学習できるようになっているので理解しやすかったです。

公開模試の効果的な活用方法

私の場合はちょっと特殊で、1.5年コースでは1年目に答練がないため、その代わりとして模試を活用していました。大切なのは受けたらすぐに採点し、記憶があるうちに見直しをすることと、Aランク問題やBランク問題で間違えたところや曖昧だったところをクリアにしておくこと。ちなみに試験直前に解き直しをすると、3時間で解く感覚をキープしつつ全科目の復習ができて便利でした。

記述式の学習について

<不動産登記>

  1. 書式講義を聞く
  2. 合格書式マニュアル対応問題集を繰り返してひな形を覚える
  3. ひな形の学習を続けながら記述式ハイパートレーニングで連件申請の練習をする
  4. 答練や模試で仕上げ

私の場合、民法・不動産登記法一体講義と過去問を一度回した後すぐに記述式の学習をスタートし、ある程度ひな形を覚えてから記述式ハイパートレーニングに進みました。仕事の日はひな形、休日は記述式ハイパートレーニングと決めて毎日少しずつやっていましたが、模試で択一の結果が悪くて一旦中断したところ、細かい部分から徐々にひな形を思い出せなくなり、慌てて再開した覚えがあります。

合格書式マニュアル対応問題集と記述式ハイパートレーニングをしっかりやり、答練や模試で仕上げをすれば対策は十分だと思います。ひな形を覚えるのに時間がかかるので早めに始めることと、覚えたことを忘れないよう継続して学習することをお勧めします。

<商業登記>

  1. 書式講義を聞く
  2. 合格書式マニュアル対応問題集を何回かやる
  3. 記述式ハイパートレーニングで一括申請の練習をする
  4. ハイパートレーニングに出てこないひな形を合格書式マニュアル対応問題集と合格書式マニュアルでチェック
  5. 答練や模試で仕上げ

私の場合、ひな形だけでは覚えにくかったので、合格書式マニュアル対応問題集はさらっと終わらせ、記述式ハイパートレーニングでついでにひな形も覚えてしまうことにしました。始めた時期は商法(会社法)・商業登記法一体講義と過去問を一度回した後です。休日にできる時だけ勉強する感じで、不動産登記ほどは時間をかけませんでした。

記述式ハイパートレーニングで一括申請を練習しているうちに、役員の登記をはじめ頻出の登記に自然と慣れていきますし、本試験で見落としがちなポイントも押さえることができます。効率的に勉強できるので、あとは合格書式マニュアルや合格書式マニュアル対応問題集で残りのひな形をチェックし、答練や模試でできなかった箇所をきちんと復習しておけば大丈夫だと思います。

午後の部の解き方と時間配分

私の場合、択一は消去法で1時間、記述は各1時間、1問目から最後まで順番に解くことにしていました。択一は基準点を取れれば良し、記述で上乗せ点を稼ぐ作戦です。 午後の択一は、私の実力では基準点に届くかどうか微妙というところでしたが、全肢検討すると1時間で終わらないので、記述の時間を確保することを優先しました。

本試験の目標と結果

<午前>

目標:30問(民法と会社法で4問、憲法か刑法で1問落とす計画) 結果:32問(民法で2問、会社法で1問落としました) 基準点:27問

憲法、民法、刑法は比較的簡単で、会社法・商法が難しく、自信を持って答えられた問題は1問のみ。残りの8問は、肢は絞れたのである程度は正解しているだろうという感触でしたが、万が一全部落としていたらどうしようと不安でたまりませんでした。

<午後・択一>

目標:25問(マイナー科目で3問、不登法と商登法で7問落とす計画) 結果:24問(マイナー科目で3問、不登法で5問、商登法で3問落としました) 基準点:22問

マイナー科目がちょっと難しいかなという感じで始まり、不動産登記法択一で撃沈されてボロボロになりながら商業登記法択一を終了。第35問の登録免許税の問題をスルーしたおかげで時間だけは何とか1時間で終わらせましたが、頭が真っ白になっていました。

<午後・記述>

目標:45点(不動産登記25点、商業登記20点) 結果:62点(不動産登記28点、商業登記34点) 基準点:34点

不動産登記は、登記申請の内容を判断するのは比較的楽でしたが、とにかく書く量が半端なかったです。必死になって何とか全部書いたのですが、10分ほどオーバーしてしまいました。

商業登記は、簡単過ぎてどこか見逃しているのではないかと逆に不安になったぐらいでしたが、不動産登記で時間を余分に使っていたので助かりました。

<総合>

目標:210点 結果:230点 合格点:208.5点

午後の択一はあまりの難しさに試験中何度も「もう終わりだ」と思いましたが、結果としては基準点をクリアし、合格点を取ることができました。逆に択一が簡単だった場合は基準点が上がってむしろ厳しかったかもしれないので、ある意味運が良かったと思います。 本試験について「最後まで諦めないこと」という言葉はよく体験記や激励のメッセージで目にしていましたが、そう伝えたくなる気持ちがとてもよくわかりました。本当にその通りですね。

最後に

おかげさまで1年で合格することができましたが、特別なことは何もしていません。どの科目でどう点数を取るかの戦略がうまくハマったというのはありますが、それも毎日コツコツと仕事や家事の合間を縫って勉強したことの成果です。必要なことはすべてクレアールで学ぶことができますので、あとは「絶対合格する」という気持ちで最後まで諦めずに頑張ってください。

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