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司法書士2015年一発合格者インタビュー 富田 朝貴さん(2/5)

 

司法書士を目指した理由

清水 平成27年度司法書士試験一発合格おめでとうございます。クレアール司法書士講座専任講師の清水です。本日は、富田様がどのように学習して司法書士試験一発合格を勝ち取ったか、貴重な体験談をお聞かせいただきたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。

富田 よろしくお願いいたします。

清水 はじめに、司法書士を目指した理由からお伺いします。世の中にいろいろな資格がある中、なぜ司法書士を目指そうとしたのかお聞かせください。併せて、差し支えない範囲で、今までのお仕事の経験や法律の学習経験についてもお聞かせください。


一発合格者 富田 朝貴さん

富田 父は1級建築士でずっとやっていて、昔ですが父が働いていた事務所が倒産したことがありました。それで一時期は副業などをやりながら、そのつながりで建築の設計関連の仕事を個人でもらったりしていました。何があるか社会の中ではわからないことがある、それこそ倒産してしまったり、人間関係がうまくいかないなど、いろいろなことが考えられる中で、やはり独立性というか専門性というか、父の姿を見ていてそういった職を身に付けたいという気持ちがありました。やはり専門性・独立性がある仕事は強いです。そういう考えでまずは職を探しました。

私は中退してしまったんですけれども、もともとは法律に興味がありまして、一応大学の法学部に行っていました。ただ大学での授業だとどうしてもあまり学べないのではないかと感じ、正直言うと大学の授業では学べたこともあまりなかったです。逆に言うと大学でなくても学べる部分はあると思ったので退学して、その時点ではほとんど法律知識はない状態だったんですけれども、法律には何となく興味があって…。あとは普段の生活などでも使えるような知識やいろいろな分野で生かせる知識がありますよね。そういう中で法律関連の独立性・専門性のある仕事というものをピックアップしていったところ、司法書士という職を目指そうと思い、試験を受けました。

清水 司法書士には、高い専門性と汎用性があると感じたということですね。

富田 はい、司法書士を選んで受験勉強をスタートしました。

 

今年の司法書士試験を振り返って

清水 では、今年の司法書士試験を振り返っていただきます。本試験当日をどのような気持ちで迎えたか。午前の部の問題を解いた感想、午後の部の問題を解いた感想、そして本試験を終えてどのように感じたか、お聞かせください。

富田 本試験当日はかなり落ち着いて受けることができました。自分なりに作っていたスケジュール、カリキュラムを試験前までにしっかりこなすことができ、例えば勉強が間に合わなくて落ち着けない状態で試験場に向かったということはなく、きちんと一通りこなせたうえでの受験でしたので、当日は結構落ち着いた状態で受けることができました。午前の部はある程度解けたんですけれども、基準点が30問だったことからもわかるように、「皆さんも解けていてあまり差がつかないかな」という印象が午前の部が終わった時点でありました。ただ、自分も解けたのでとりあえず基準点は突破できたという感覚は持っていました。

そうすると午後の部の試験を受けるにあたって、そこである程度差をつけなければいけません。記述はどうしても点数がどうなるかわからない部分があるので、択一でどれぐらい差をつけられるかが結構重要で、択一をなるべくしっかり解く。ただし時間を使ってしまうと記述に行けなくなってしまうので、そこのバランスを考えながら、当たり前ですけどケアレスミスだけはしないようにするという思いで、午後の部に臨みました。最後は記述の部分で少し書けない部分もあったんですけれども、全体的には出来は悪くないという感触があったので、試験が終わってみて「何とか合格出来るかな」という感じでした。ただ、どうなるかはわからないので、本試験が終わった後も勉強を続けながら合格発表を待っていました。

清水 記述は最後の方で少し時間が足りなくなって、ほんの少し書ききれなかったということですか。

富田 はい、もともと予定ではできれば50分ぐらいで択一を終わらせて、あとの2時間10分を半々ぐらいで不動産登記と商業登記の記述に分ける時間配分で解こうと思っていたんですけれども、不動産登記の記述に時間がかかってしまったんです。実際、択一は45分ぐらいで結構早めに解き終わって2時間15分余っていたんですけれども、不動産登記記述で1時間20分ぐらいかかってしまったんです。商業登記の方は1時間もない状態で、バランス的にどうかと思って、結構不動産登記は重かったなと思いました。そして商業登記の記述の問題を開いたら株式交換とかもあって、商業登記もちょっと重いかもという印象を持って、最後の方は解けないまま終わってしまったというかたちです。

清水 差し支えなければ、本試験での得点をお聞かせいただけますか。本日、成績表はお持ちですか。

富田 あります。一応持ってきました。これが送られてきた成績表です。

清水 午前の部が99点、午後の部択一が93点、記述式が不動産登記29.5点、商業登記24.0点、記述式合計が53.5点、合計245.5点ですね。素晴らしい成績です。

 

予備校選びのポイント

では続いて、予備校選びのポイントをお聞かせください。複数ある司法書士試験の予備校の中から、クレアールのどこが良いと思われたかお聞かせください。そして、通学講座ではなく通信講座を選んだ理由をお聞かせください。

富田 選んだ基準は単純に費用です。もちろん講義を受けることは申し込まなければできないので、形式面でどのぐらいどういう教材があるのかは調べましたが、単純に決めさせていただきました。やはり費用がほかのところに比べても結構安かったというイメージがありました。もともと資格などをいろいろ調べている段階の時に、「司法書士はいいかも」と思ってさらに調べたときに、合格しても合格後にいろいろなお金がかかってくることがわかりました。それこそいろいろな研修でお金がかかりますし、もちろん登録にもお金がかかりますし、将来的に考えると例えば独立するとしても、就職するとしても多少費用はかかります。このように将来のことまで考えると、結構お金が飛んでいってしまうので予備校にかけるお金という部分は、もちろん合格最優先で考えるのは当然だと思いますが、合格後のことも考えると、そんなに余裕があるわけでもないので結構費用も大きなポイントでした。クレアールの費用は、安いといっても見た感じで教材が少ないとか、講義が少ないということは実際受けてみて全然なかったです。費用と教材や講義のバランスを見て決めさせていただいたというかたちです。
あとは通信講座を選んだ理由ですよね。私は働いていてそもそも通学はかなり厳しいところがあったので、通信ということは自分の中では必須な部分でした。

 

クレアールを受講した感想

清水 続いて、実際にクレアールを受講した感想についてお聞きします。見事に1回の試験で難関といわれる司法書士試験に合格なさったわけですが、クレアールで受講して良かったところをお聞かせください。

富田 単元が1時間ごとで小さく割り振られているカリキュラムで、講義もわかりやすかったです。講義は比較的ゆっくりしゃべっていただいているので、最初のうちはゆっくりだとすごくわかりやすいし、例えば慣れてきた段階だと倍速で聞いてもちょうどいいぐらいで聞けるのが良かったです。仕事をやりながらだとどうしてもとれる時間帯がまちまちだったり、あとは単純にとれる時間が少なかったりする日も結構ある中で、こういう単元ごとに短く区切られている講義は、仕事をしながら勉強をすることを考えるとやりやすかったです。
あとは講義でも教材でも、いろいろな図とか表が結構充実していました。そういうところは勉強する上でイメージを抱くのが大事ですので、図とか表を使っている講義はわかりやすかったです。

清水 教材の中でも、択一六法は表などが多く載っていますね。

富田 一通り基本テキストで勉強した上で、択一六法を使うという方法をとっていったんです。その頭に入った知識がごちゃごちゃになっているものを、表とか図を使って整理できたのでやりやすかったです。

清水 カリキュラム面で、クレアールでは民法と不動産登記法、商法と商業登記法を一体的に学習しますけれども、このカリキュラムは何かお感じになられましたか。

富田 間違いなくやりやすいと思いました。別々にやってしまうよりもつながりがあるので、一度にやったほうがイメージしやすいし頭にも入りやすい。また、流れで頭に入れることができるので、やはり一体で学習するのはかなりわかりやすい部分でした。

 

通信講座のメリット

清水 では次に、通信講座のメリットとして、実際に通信講座で学習を進めていく中でこんなことが良かった、この点は利便性が高かったという点がありましたらお聞かせください。

富田 先ほど申し上げましたように働きながらの勉強でしたので、細切れの授業は時間帯をうまく使って見ることができる。あとわからないことや聞き取れないことは、何回も聞き直すことがすぐ可能なのが通信のメリットですよね。逆に言うと、通学のメリットを考えたときに意外とそんなに、いやむしろないのかなというか…。通学のメリットは、例えば授業に出るとそのままその場で講義を受けるから、強制的に集中させられるような状況を作ってくれるところだと思います。でも、そういうところは気持ちの面で通信でも全然問題ないです。あとわからないところをその場で聞けるとかも、基本的に講師の皆さんはもちろんプロで講義をやられていらっしゃるので、聞いていて講義がわからないことはそんなにないでしょうし、最初のうちはわからなくても一通り聞けば全部ある程度わかるようになっています。仮にわからないところがあった場合でも、講師の先生もおっしゃられなかったことは多分試験では不要なことだと思うんです。その点も別に通信で全然問題ないと思うんです。強いて言えば、通信は周りに自分以外に勉強している人間がいないので、例えば周りがどういう状況かが掴みにくいところはあるかもしれないです。ただ、そういった部分も模試とか答練を通して周りの点数も成績表に載っていて、自分が今どういう状態にあるのかはバックアップしていただいているので、通学する時間も必要ないですし、自分の好きな時間に勉強できることを考えれば、通信の場合はメリットが大きかったかなと思います。

 

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