関根 哲人さん
目次
【クレアールを選択した理由】
1次2次ともカリキュラム(特に演習量)がとても充実しており、講義のクオリティが非常に高いという点。そして、通信講座でありながら集合研修形式の「合格ゼミ」が行われており、2次対策についての充実度も想像以上に高いと感じた点です。
【1次試験対策】
他の国家資格と異なり科目数が非常に多いのがネックとなります。そのため多忙なビジネスパーソンにとっては時間との勝負になります。クレアールの講座は演習量も非常に多く充実していますが、私は時間にも制限があったため講義動画の視聴とテキストの読み込みを中心に行いました。結局、過去問や答練なども満足にやりこめませんでしたが、結果的にそれでも十分に合格できる教材でした。逆にいえば、目一杯やりこめたらならば高得点での合格も十分可能だと感じます。
【2次試験対策】
教材の中に、試験改正後の2001年度(平成13年度)からの過去問題集があり、これを中心に学習しました。事例Ⅳは全ての過去問を、事例Ⅰ~Ⅲは過去15年分を目安に2~3回ほど解き直しを行いながら精度を高めていきました。
【実際に試験を受けての感想】
1次試験は、得意科目があれば他の穴埋めが可能なためそう難しい試験ではありません。しかし、時間配分と効率性を意識しないと合格することが難しい性質の試験でもあります。2次試験は、様々なやり方がありますので、自分に適合したやり方なども含めてきっちりと戦略を講じるべきです。私の場合は、素直に与件文に従い、問われている論点を絞り込み解答を作成していました。
【受験生へのアドバイス】
1次試験は、学習時間に比例して得点力が高まります。2次試験は、事例Ⅲと事例Ⅳは、徹底した過去問解法を深く学習し、得意科目にして点数を稼ぐことが合格への最善手法だと思います。頑張ってください。