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「自分を信じて最後までやり抜け」 吉澤 きくみさん

吉澤 きくみさん

  • 中級パーフェクトコース

社労士試験を受験した動機

専門性の高い一生モノの仕事を手に入れたい、ずっとそう思っていました。税理士や司法書士を目指していた知人がいたこともあり、なんとなく士業への憧れがあったなかで出会ったのが社労士でした。調べていくうちに働き方に柔軟性があることや、女性でも活躍されている方がたくさんいらっしゃること、企業や働く人の役に立てることなどがわかり、挑戦しようと決めました。ただ、勉強を開始したのは、私が派遣社員として働くなかで、自分を護る手段として法律を勉強しておく必要性を認めざるを得ない経験をしたことがきっかけでした。

科目別学習法

基本的にはどの科目も過去問演習が中心です。テキストについては、本試験をクリアできるだけの知識があれば足りると割切って過去問に出題されている範囲を中心に読み、殆ど辞書的に利用していました。過去問は平均して10回ほど繰り返したと思います。その際、バツ問であればどこを直せばマルになるのかとその論点を、マルの問であればキーワードを「書く」ようにしました。これは本試験直前まで続けました。また、間違えたところや曖昧なところは都度テキストに戻って確認し、やはり書いて覚えました。この学習方法は選択式対策としても効果的だったと思います。 これという得意科目はありませんでしたが、年金二法と一般常識(特に労一)が苦手でした。私は年金の苦手意識を払拭したい一心で年金アドバイザー3級を取得し、5月くらいからはほぼ毎日、過去問に触れるように心がけました。その際、たとえば今日の日付が15日ならば問5、問15、問25...といったように、日にちと同じく末尾が5の問題をすべて解き、1日で複数の論点を網羅できるように工夫しました。 また、一般常識は、社一は過去問演習を中心に行い、労一は「出たとこ勝負(勉強会でお世話になった先生の言葉です)」と割切って、対策講座でキーワードと概要を押さえるようにしました。

学習時間の確保の仕方

今年の総学習時間は約800時間、平均すると1日3~4時間です。私はテレビを見るのをやめて(コンセントを抜きました)、その時間を学習に充てました。スキマ時間を有効に活用するためには、どんな時に何をするかを予め決めておくことをおすすめします。私は通勤時、歩くときにはウォークマンで講義を聴き、電車を待つ際や乗車時には過去問を解き、「今日はここまでやる」と決めていた分は、着いた駅のホームのベンチで解いてから家に帰るようにしていました。入浴時には受験雑誌を読み、トイレや机周りの壁、洗面所の鏡には苦手なところをまとめた表や体系図を貼り、随時確認できるようにしていました。

モチベーション維持の方法

最短最速合格法の大阪勉強会に参加しました。通信学習は孤独になりがちですが、ここで同じ目標を持つ仲間に出会い、切磋琢磨して合格を果たすことができました。勉強会の仲間とは今でも交流が続いており、この出会いは本当に、私にとって宝物です。

終わりに

私は5回目の受験で合格しましたが、その5年間には様々なことがありました。けれど、社労士になりたいという目標だけは見失わずにここまで来ることができました。合格したその先の未来が、どうしても見たかったからです。 置かれている状況は人それぞれですが、勉強できることに感謝し努力を続けていれば、いつか環境が整うときがきます。諦めたら、そこですべてが終わってしまいます。諦めなければ、きっとあなたの望むほうへ道は拓かれていくはずですから、どうぞ自分を信じて最後までやり抜いてください。 最後に、お世話になったすべての方にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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