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「2点落ち1回、1点落ち3回を経て・・・直前期の学習方法を見直した」 Y・Iさん

Y・Iさん

受験回数: 7回

  • 性別・年齢 :男性・62歳
  • 職業 :会社員
  • 平均学習時間:平日・休日とも3時間/日

 

<社会保険労務士を志した動機>

社内異動でコールセンター部門に配属になり、就業規則の改定作業を命じられたことがきっかけです。当該部門はパートタイム等非正規雇用者が多く、正社員のみを対象としていた本社人事部では当時対応できないとして、部門での作成を指示されました。

右も左もわからないまま、労務関連法規の学習をしなければならない状況になり、どうせ学習するなら「社会保険労務士」の資格取得の勉強も兼ねてと、書店で社会保険労務士テキストを購入したのが始まりです。

 

<クレアールを選んだ理由>

クレアールさんでは3回目(過去2回は1点落ち)で合格しました。
過去の本試験後、斎藤先生の回答解説とその資料に接した際、とてもわかりやすく丁寧な内容で自分へもフィットことをきかっけに、低料金も相まって決めました。

 

<学習時間や場所>

年1回の試験なので12ヶ月の学習期間があるわけですが、私の場合は例年11月から本格的に1日3時間程度学習する体制に入りました。

もっぱら平日は家に到着する前のファミレスまたはファーストフード店を学習の場所としました(帰宅してしまうと学習に入る前に睡魔に負けてしまうので)。通勤電車内(往復1.5時間)もほぼ学習に使用しました。

 

<学習のテーマは「忘却との戦い」>

社労士学習は学習すべき量が非常に多い試験です。労基から始まり労一・社一が終わるまで半年近くかかります。半年も経つと以前学習した個所はすっかり「忘却のかなた」です。特に私のような中高年は加齢の影響も重なり覚えた端から忘れて行きます。その克服は繰り返ししかありません。単なる繰り返しではなく記憶にとどめる工夫も試行錯誤しました。北村先生に教わった「自分の音声を録音して繰り返し聴く」学習は実践しとても効果的でした。また、雇用保険の所定給付日数や健康保険の高額療養費など、表になっているものは隙間時間も利用して何度もメモ用紙に書くことを行いました。

クレアールさんで特に良かったと感じる点は、答練(斎藤先生)です。正解肢だけでなく、間違いの肢にもしっかり解説があり“ひっかけ”や“間違いやすい箇所”等へも言及しています。同時に「レジュメ」の解説によって基本事項の確認が出来ました。「レジュメ」の解説があり1科目に要する時間はかかりますが、「基本事項の確認と答練」が一緒にでき効率的であり、記憶の定着には欠かせなかったと思います。

 

<直前期の学習方法の見直し>

前述のとおりの方法で記憶の定着をテーマに年間1,000時間近くの学習を繰り返し行い、模擬試験では択一50点程度とれるようになりましたが、本試験では1点不足で涙をのむことが複数回続きました。選択労一1点不足の年もありましたが、択一1点不足の年もありました。選択労一1点不足は『運がなかった』として気持ちを切り替えることができましたが、択一不足は「実力が足りなかった」と落ち込みました。

「学習の量は確保しているのにあと一歩が超えられない・・・」この状態が続く中、ある友人から、「あと一歩が足りない人は、学習のやり方を変えることが良いのでは!」と助言をもらう機会がありました。

自分の学習方法を振り返ってみると、一通りのメニュー(基本事項、過去問×3回、答練2種×2回、法改正×2回、統計・白書×2回)後の直前期の学習が、過去問や答練の間違った問題肢を徹底して繰り返すことに注力し、基本事項は基本テキストに一通り目を通す程度に軽く行っていたことに気が付きました。「基本事項の繰り返し」は良く言われることで自分自身もわかっていましたが、どうしても自分の間違ったところ(弱い部分)の強化に集中してしまっていました。そこで今年は過去問1回分の振り返りをコンプリーションテキスト(問題含む)の読み込みと繰り返しにかなりの時間を割きました。その結果が択一(55点)につながったと確信しています。

基本事項を徹底して学習することで特に本試験の択一では正誤判断をちゅうちょなく短時間で行うことができました。迷っている時間が少なくなり一通りの全問終了までの時間短縮につながりました。残った時間で解けなかった問題に時間を割き、また全体を振り返ることも出来ました。

 

<これから社労士資格を目指す方(特に中高年の方)へ>

今年の合格者の年齢別構成を見ると30代、40代の方がそれぞれ30%台で合計60%以上を占めています。試験の回数は本合格体験記を散見すると「2回目、3回目で合格」の方が多く体験談を寄せていらっしゃるように思います。

勝手ながら個人的に「社会保険労務士試験の特徴」を考察すると、一部の方を除き3回目ないし4回目あたりにチャンスが来る試験ではないかと思います。私自身も3回目「選択セーフ、択一2点不足」、4回目「択一セーフ、選択1点落ち」でした。

この3回目/4回目を逃すと長期戦になる可能性が高い試験ではないかと思います。その理由は「記憶保持(集中力)の限界」ではないかと思います。相当量の学習内容を記憶する集中力が3回目または4回までは持続できるが、それ以上となると限界に達し過去に覚えた内容も忘れてしまい長期戦になってしまうのではいかと思います。

定年後の取り組みとして社労士資格を目指す中高年の方も多いと思います。(一部の方を除き)合格には複数年かかること、また「運」も作用することを知って臨んだ方がダメージは少ないです。あきらめない気持ちを捨てない限り、「合格」は訪れます。

 

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