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「二児の母、社労士目指してえんやこら」高村 麻美さん

高村 麻美さん

受験回数:2回

 

社労士を志したきっかけ

新卒で入社した飲食店チェーンの会社の労務状態があまり良いとは言えず、労務管理や労働関係法令に興味を持ったのがはじまりでした。その後、妊娠し産前産後休業、育児休業を取得しようとした際に社内に前例がなかったため、人事担当者から直接顧問先の社会保険労務士の先生を紹介されてお話を伺いました。わからないことだらけだった私に社労士の先生はとても丁寧に手続きの方法や給付金の額などを説明してくれ、それまで持っていた不安がとても軽くなりました。私も、会社の抱える労務問題を何とかしたい、多くの人が安心して働けるお手伝いがしたいと思い、社労士を目指し始めました。

 

クレアールを選んだ理由

勉強を始めたとき、私はすでに一児の母でさらに2人目の産前休業中だったので、スクールへ通うのは難しく、法令の勉強経験が全くない私には独学も無理、ということでWeb通信の講座が充実していそうで、受講料も手が出しやすかったクレアールを選びました。法律系の資格に特化していることも選んだ理由で、専門性が高くしっかりサポートしてくれそうだなと感じ、半ば勢いで申し込みました。

 

勉強方法

①1年目

・学習の進め方

大学では理系学部、職は飲食店の営業ということで法令の勉強は全くの初心者でした。なので、まずは講義を聞き、講義の範囲の過去問をやってみる、という流れを全教科一通り続けました。教材送付のスケジュール表をもとにおおまかな見通しが立てられたので、ただやみくもに勉強しているわけではないという安心感がありました。講義を一度聞いただけではまったく腑に落ちず、どんどん忘れていく自分に焦っていた時、講義の中で北村先生が「前に聞いた内容をほとんど忘れてしまって、ちんぷんかんぷん。でも今はそれでいいんです。あきらめずに繰り返すことが大切です」と言ってくださったことがとても心強く、あきらめずに踏ん張れました。そのうちに条文の言い回しや独特な表現にも慣れ、学習が苦ではなくなっていきました。

・時間の使い方

このころはちょうど産休~育休へ移るころで、産休中は昼間いくらでも勉強できましたが、いざ生まれてしまうと1か月程度何もできない日々でした。産後の生活が落ち着き始めてからは、子供が寝ている隙間の20~30分の間に1講義を聞いて過去問と言うように、少しずつ進めていきました。講義をBGMにしながら子供と遊び、子供がまとまって寝るようになってからは夜や早朝起きられるときの時間を使いました。

・結果

勉強開始が10月ころ、11月に子供が生まれ、遅れを取りながらなんとかカリキュラムを一通り終えたものの、7月の直前模試では惨敗。それから平日は子供を一時保育に預けたり、土日は夫に協力してもらいながら巻き返しを図りましたが、選択科目で基準まで1点足りず、初年は涙を呑みました。それでも、全くの無学から1年でここまでこれたことに手ごたえはあり、2年目のリベンジを誓いました。

②2年目

・学習の進め方

1年目で基礎はできたので、2年目は北村先生に教えていただいた「キーワード学習」と「割り切り学習」を徹底しました。

最初にやったことは、キーワード帳の作成でした。テキストにざっと目を通しながらキーワードを洗い出し、胸ポケットサイズのノートに見出しとキーワード書き留めていきました。先生のおっしゃっていた通り、例えばノートに「年次有給休暇 ⑧」と書き、その裏に重要なキーワードを8個書き、見出しを見て8個を思い出すという学習方法です。ノートの作成にはある程度時間がかかりましたが、1年目の復習にもなり、携帯していつでも学習できるツールとして、2年目の学習の主軸になりました。また、このノートに書き留めたキーワード以外はあまり気にしない、という割り切り学習も徹底しました。これはかなり勇気のいることで、答練や過去問にはそれ以外の内容もたくさん出てきて、これも大事かも、これも覚えなきゃかも、と気になりだしますが、キーワードを選出した自分を信じ、(ただしあまりに気になったところは端にメモ書き程度に目に触れるようにしたりはしましたが)ノートの内容は完ぺきに覚えるよう学習していきました。見て頭の中で思い出すだけでなく、書き出したり声に出したりすると、時間はかかりますが曖昧さがなくなり、よりはっきりと自分に刻み込まれるように感じました。

また、労働一般、社会一般、白書対策についてはキーワードの洗い出しを最低限にとどめ、斎藤先生の講義で全体の雰囲気をつかむように努めました。

試験直前は、ノートを活用しつつ、テキストをもう一度最初から流し読みして総ざらいをしながら体のコンディションを整えるべく消化の良いものを食べ、睡眠時間を少し長めに確保するようにしました。

・時間の使い方

本格的にノートを作りはじめたのが年明けころとすこし遅いスタートになりました。このころになると子供の夜泣きも1回程度で済み安定して眠るようになってきていたので、早朝5時~6時と昼寝の12時~14時ころが学習時間として定着しました。この時間を使って、4月からの復職に向けてひたすらノートを作りました。
4月に復職してからは、早朝の時間を少し早めて4時半~6時を確保。通勤時間30分は斎藤先生の1.5倍速講義を聞き、昼休憩中30分はノートを開き、帰宅までの30分でまた講義、夜は子供たちと一緒に9時ごろ寝て睡眠時間を確保。という毎日でした。土日夫に協力してもらえる日は半日カフェや図書館に行かせてもらったりしました。

・結果

キーワード帳とのにらめっこを毎日ひたすら繰り返した後に答練や過去問を解くと、面白いほどにするすると解けて、このままずっと勉強していたいような気持ちになりました。直前模試ではトータルで8割以上得点でき、逆にあとはどこをおさえたらいいんだろうと不安になるくらいでした。試験本番はさすがに模試のように一筋縄ではいかず、選択の救済待ちとなりましたが、選択8割、択一7割強を得点でき、無事に合格することができました。

 

クレアールでよかった点

1.試験までのスケジューリングが明確

いつ、何の教材に取り組めばよいのかが初めから明確になっており、勉強のスケジュール立てにとても役立った

2.その時期に取り組むべき教材がそのタイミングで届く

教材が最初に一気に届くのではなく、使うタイミングで届くので、学習が遅れていてもいい意味でのプレッシャーとして背中を押してもらえた

3.講義音源の倍速を学習の進み具合によって使い分けられた

初回は1倍、2回目は1.25倍、と時間を節約して講義を聞くことができたので、限られた時間を有効に活用できた。また、DL音源にも1.5倍速を用意してくれていたおかげで、満員電車でノートなどを開けない状態でも効率よく学習できた。

4.オプションの生講義

苦手個所をピンポイントで学習でき、普段は画面の中の先生方に直接質問できる機会も持ててとてもためになり、モチベーションの維持にもつながった。

 

最後に

1年目、直前の7点アップ講座を受けて、自分の学習方法は甘かったと感じました。過去問をひたすら解くだけでは、応用力が身につかなかったように思います。「あいまいな記憶」「なんとなくこんな感じ」が多かったのだと思います。1年目であと1点まで行けたことは大きな励みになりましたが、一度リセットし、2年目では先生の教えてくださった学習の仕方を素直にそのまま取り入れて学習しなおしました。1年目の土台があっての2年目合格は本当に感慨深く、先生方はじめクレアールの皆様、家族、子供たちに本当に感謝しています。
合格はスタートという先生のお言葉の通り、これからこの資格を生かして社会に貢献、また家族に恩返しをしていきたいと思います。

 

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