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「これが私の生きた5年の道」 塩津 貞之さん

塩津 貞之さん

受験回数:5回

 

社会保険労務士試験を受験しようとした動機

私は内部監査の仕事をしており、監査テーマの中では、労務も最も重要なものの一つです。特に過労死、働き方改革が取りざたされる昨今は、その重要性が高まっています。

具体的に労務関連の項目も含む監査をすることになった際に、労働関係の法律について、本格的に勉強し始めましたが、どうせ勉強するなら、いっそのこと社会保険労務士の資格を取ろうと思ったことが受験勉強を開始したきっかけでした。労働組合に専従した経験や労務管理も職務の一部になっていた時期もあり、また、仕事の関係で、年金、保険の仕事もしたことがあり、FPの資格も取っていたので、各試験科目について基礎的なことはわかっているつもりで勉強を開始しました。

しかし、勉強を開始し、受験をしてみて、その思い上がりは木っ端微塵に打ち砕かれてしまい、さらに私が受験を開始した頃から合格率が大きく下がり始め、この資格を取ることの困難さを嫌というほど体験しました。その結果、合格を手にするまでに5年かかってしまいました。

今後、当面の間は、今回得た知識を監査の仕事により活かしていきたいと思っています。

 

クレアールを選んだ理由

知人から、この試験は過去問が重要だとアドバイスを受け、クレアールの「非常識合格」、「過去問20年間」という言葉に惹かれてクレアールを訪れ、説明を聞いたのがきっかけであったと思います。過去問の重要性を改めて認識したこと、またその時に受験生日記の存在を知ったことは、その後の受験生生活に大きく影響しました。

その他の理由として、毎週必ず通学するのは自分には無理だと分かっていたので、自宅での映像学習は大きな魅力で、しかも最大2倍速まで速度が変えられること、音声・教材を全てダウンロードできるためスマートフォン等で持ち運びできること、これらは非常にいいと思いました。さらに講義内容、回数、テキストの質とボリュームに対して、受講料が安いのも大きな魅力になりました。加えてクレアールが自宅から近かったこともあり、何かあれば気軽に相談に乗って頂けたのも大きな助けになりました。

 

クレアールを選んで良かったこと&私の勉強方法

この5年の受験勉強期間は、必ずしも順調なものではなく、受験を開始した後、自分自身や家族が病気になり、治療や家事のため十分に勉強ができず、中断していた時期もありました。

また、毎年、いずれかの科目が1点足りずに不合格が続き、奇問が必ずあり、運が左右するのではないかと勘違いをし、このまま続けても合格は無理だとの思いが頭をよぎり、もう受験をやめようと決心し、昨年は過去の教材を全て廃棄していました。

しかし、受験生日記で知り合った多くの仲間から、諦めずに共に勉強しようとの強い誘いとアドバイスを受けて、今年の1月後半から勉強を再開しました。受験生日記の場を提供いただいたことも感謝しており、それにより素敵な仲間を得られたことも宝となりました。また家族に理解してもらえたことも大きな支えになりました。

さて、体調も万全でなく、また勉強再開が遅れたため、試験日までの勉強時間が足りないのは明らかでした。そこで私が選んだ勉強方法は、先ずは、「基本錬成講義」の音声をウォークマンに、テキストをスマートフォンにダウンロードし、往復の通勤の間、斉藤先生の声を1.5倍速で聞きながら、周りの通勤者がスマートフォンでゲームをする中、立ったままスマートフォンのテキストを目で追う方法とりながら、通勤時間中心に勉強を再開し、勉強の感覚を戻していきました。テキストはコンプリーションノートであり、要点が的確に解説されており、それにも関わらず必要なことは全て網羅されているため、再度、頭を整理するのにかなり役立ちました。

その後、「答練マスター」の問題を、朝夕各1時間弱、喫茶店で解き、帰宅して映像を2倍速で再生して受講しました。2倍速だと夜でも眠気が起こりにくいです。そして、翌日の往復の通勤の間、縮小印刷した問題を見ながら、斉藤先生の声を1.5倍速で聞く勉強に変更しました。
斉藤先生の解説、板書は横断的になっており、受験経験者には有効な講義であったと思います。

また、役職定年になり、今まで通りの時間に出勤、帰宅することにより、朝夕で2時間弱、喫茶店で勉強時間が確保できる環境になったことも、この勉強方法を採用するのに幸いしました。

特に「答練マスター」は、1回目、2回目は、○、×、?の3種類に分けて解答し、2回続けて間違った問題、?の問題をコピペして、自身の弱点問題集を作り、それを復習していきました。これはダウンロードできる教材の利点です。

この「答練マスター」は、斉藤先生の音声のみを聞いていたことを含めて、少なくとも5~6回は繰り返したことになると思います。机に向かってまとまって勉強する時間が確保できない私には、スキマ時間で繰り返し勉強するには打って付けの教材であったと思います。
また、苦手な部分は、その該当部分だけ20年分の過去問をプリントアウトして繰り返し、弱点を補強していきました。

時間の関係で「ハイレベル答練」の択一問題は1回しか解けませんでした。ただし、選択問題は、該当ベージのみ印刷し、直前期に、各校の模試や答練の選択問題をコピーしたのと合わせて、独自問題集(といってもコピーの寄せ集めです)を作り、繰り返し解きました。選択肢を見ずに解答を紙に書き、声に出して問題を読むことを行いました。直前期に、この選択問題を繰り返したことにより、解法のノウハウも身に付き、自信につながり、今年の基準点割れなし、比較的高得点という結果につながったと思っています。

クレアールの模試の健保の選択の肢は、本試験でズバリ出ており、多くの受験生が苦しんだ健保の選択で高得点できたことは特に効果が大きかったと思います。

また、法改正、労働経済、白書対策も、何度も、斉藤先生の講義を1.5倍速で繰り返し聞いていました。私は監査の立場にあるため、時事的な問題には興味があり、熟読はできていませんが、毎年白書は読んでいますので、これらの科目に抵抗感はありませんでした。しかし、やはり覚えようと思って教材を繰り返さなければ記憶にはとどまらない受験科目だと思います。

そして最後は、「総仕上げヤマ当て講座」でした。この講義のみ唯一、生で斉藤先生の講義を聞きました。このヤマ当ての繰り返しも大きな自信へとつながったと思います。他校の直前講座と併用して試験に出そうな箇所を集中して繰り返し復習することが出来ました。

結果的に、答練マスター、ヤマ当ての繰り返し、音声データを多数回聞いたこと、教材をダウンロードして持ち歩いたことが、知識の定着、記憶の維持につながっており、この一連の教材などを提供していただいた点に、クレアール、斉藤先生に大変感謝しております。特に今回のように比較的奇問が少なく、基礎的な事項を十分理解しておれば合格できた可能性の高い年に、本当にクレアールを選択してよかったと思っています。

 

受験生への一言

この試験の恐ろしさは、どれか一つの科目でも基準に届かなければ足切りにあうというもので、多くの受験経験者の皆様も、私と同じく、1点が届かず、本当におしいところで合格を逃しておられると思います。

この試験は法律の試験ですので、法律の目的などを理解することは当然重要ですが、最後はやはり記憶していなければ合格ラインには届かないと思います。そこで繰り返しによる記憶の定着は重要だと思います。

私は、過去の失敗を反省し、また、時間の制約もあり、今年はテキストをじっくり読むことはできませんでしたが、答練マスターなどの演習を繰り返したことが、記憶の定着、その結果としての、今回の合格につながっていると思っています。

繰り返しになりますが、斉藤先生の答練マスターの解説を聞くこと、そして選択問題、「総仕上げヤマ当て講座」を繰り返すことを、スキマ時間を活用して行ったことが今回の合格につながったと思います。

私のような比較的高齢な者でも合格はできます。そんな私に立派なアドバイスができる資格もなく、偉そうなことは言えません。
あえて申し上げるなら、皆様もご自身の弱点がどこにあるか、受験勉強の制約は何であるかを、ご自身で分析されて、その制約の中で、どの勉強方法がご自身にもっとも適しているかを十分に考えて、その選んだ勉強方法で継続的に取り組んでいただければ、いいのではないかと思います。今年の私にはクレアールの講義・教材が最も適していました。

勉強時間は記録されることをおすすめします。私は常にタイマーを持ち歩き、細切れに勉強した時間をスマートフォンに都度記録し、その日の勉強時間の記録をエクセルに打ち込み、どの科目を、どの方法で何時間勉強したかを可視化し、偏りがないかを確認していました。これも受験生仲間に教えていただいた方法です。

合格への道は一本ではありません。他の方が合格した方法を何も考えずに真似をしただけでは合格できないかもしれません。ご自身で選んだ道、勉強方法を進み続ければ、必ずや合格の女神は、微笑んでくれると思います。

私も受験の途中で体調を崩してしまいましたが、くれぐれも体と、そしてなにより心の健康には注意して、合格をつかんでいただけることを願っております。壁にぶつかったときは、一人で悩まずクレアールに相談すること、私のように受験仲間に相談することをおすすめします。

 

最後に

斉藤先生、北村先生、そしてなにより事務のスタッフの方々に大変お世話になりました。また、受験生日記の場を提供していただいたことにより、受験仲間の支えを得ることができたことにも感謝しております。改めて心から御礼申し上げます。

 

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