Read Article

「過去問演習に勝る王道無し」岡本 雅行さん

2015年社会保険労務士試験合格体験記

「過去問演習に勝る王道無し」

岡本 雅行さん

  • 受講講座 : 上級スタンダードコース
  • 職業 : 会社員→個人事業主
  • 年齢 : 49才
  • 受験回数 : 5回
  • 合格までの年数 : 4年5か月
  • 一日の平均学習時間 : 平日朝1時間・夜1~2時間+移動中。土日はその倍くらい。

社労士試験受験歴 : 他社1年目(5年前)

社労士試験の勉強は、金額面の手軽さだけで選んだ他社の通信教育で始めました。 試験を甘く見ていて、学習らしい学習をせずに本試験に臨み、当然のごとく撃沈。 労災と雇用保険の選択式は「0点」でした。(選択17・択一34)

他社2年目(4年前)

それでも懲りずに2年目は、1年目の教材を使って独学。結果は当然、撃沈。(選択28、択一30)
このままでは一生受からないと感じ、真剣に講座を検討し、クレアールの講座を選びました。

クレアール初年度(3年前)

  • 現「初学者対象パーフェクトコース」に類する講座を受講

理解は格段に進歩したとは感じましたが、講座についていくのがやっとという感じで、結果は不合格(選択17、択一39)試験も難しい年でした。

クレアール2年目(昨年)

  • 現「中級パーフェクトコース」に類する講座を受講

前年の記憶の蓄積もあり、学習方法についての反省を活かしたつもりで、ある程度の自信もあり、試験は前年よりも優しかったにも関わらず、結果は不合格(選択31・択一43)

クレアール3年目(今年) : 上級スタンダード講座を受講。

  • 選択 : 労基3・労災4・雇用3・労一3・社一5・健保4・厚年2・国年3=27点
  • 択一 : 労基9・労災10・雇用5・一般常識7・健保5・厚年8・国年5 =49点

厚年2点救済のお蔭で、なんとか合格!!

社労士試験は記憶の試験です。一定期間、勉強を継続し、記憶レベルが一定以上に達すれば、誰にでも合格のチャンスは訪れると思います。

記憶レベルが高まっていくには段階があると思いますので、それを以下に記します。私は結局3年(きちんと勉強し始めてから)かかりましたが、工夫次第で、合格までの期間は短縮できると思います。その参考にしていただければ幸いです。

勉強方法

北村先生が『非常識合格法』本に書かれていることに則って勉強しましたので、具体的な学習方法はそちらをご参照ください。 とにかく、過去問に勝る王道はないと思います。教材はクレアールの教材で十分です。(クレアールの教材を100%活かし切っていない自分でも合格できました)

但し、過去問には陥りやすい罠があると思います(私はどっぷりとはまりました)のでみなさんが罠にはまらずに、理想の合格を獲得することを願って、以下、勉強法と私の反省を注意点として記します。

ステップ1 : 基礎づくりの為の反復

※勉強法

「WEB→過去問→テキスト→過去問データベースづくり」をとにかく繰り返しました。

クレアールの講座の進度に合わせて、新しい科目も勉強する一方で、WEB講座が終わった科目は一か月に一回は問題集を復習する様にしていました。各科目3回以上は繰り返したと思います。(一般常識除いて)

テキストへのフィードバックは、〇・×がわかる様にシールを貼りました。“シール貼りは一瞬"ですので、作業時間の短縮にも結び付き、また見た目もある程度はきれいですので、おすすめです。

※注意点

記憶の無い正解は意味がない。記憶することがゴール!!

→過去問を何回か繰り返すと、問題の、論点が理解でき、〇×を判定できる様にもなります。この段階での注意点は

「論点がわかり 正解になっても、必要項目を記憶できているとは限らない」

ということです。例えば、雇用保険で、算定対象期間、算定基礎期間という言葉がでてきます。違いをきちんと覚えることは不可欠ですが「受給資格の有無の判断」が論点の問題は、「算定対象期間」の意味を正確に覚えていなくても解ける様になります。問題文中の「算定対象期間」を「算定基礎期間」と入れ替えて×とする問題はありませんよね。

クレアールの過去問集は、論点ごとにまとまっていますので、尚更、注意が必要です。

ステップ2 : 『過去問データベース』を本気になって覚える

(学習内容を最初に記すべきかもしれませんが、時系列の方がわかりやすいので注意点を記してから学習方法を記します。)

※注意点

上記の学習を繰り返すと、問題は、ある程度は解ける様になります。
私は最短最速勉強会にも参加していましたが、そこでの問題も7割程度はできる様になりました。本試験と同様の択一問題でも、回答候補を2つに絞れるようにはなります。 まさに、ここがターニングポイントだと思います。勉強法を変える時期です。

※勉強法

この段階まで到達した人は、過去問演習時間、WEB視聴時間を減らすべきです!!
では、その分何を増やすのか「記憶する時間」です。

「過去問を繰り返した方が良い」と言われて、漠然と過去問を解いていませんか?
新しい科目がWEBにアップされて、漠然とそれを見ていませんか?

二年目以降の受講生は、それよりも「自分が覚えられていない項目(≒過去問DB)」を徹底して覚えるべきです。
「自分には、今、何が必要なのか!!」「その為の勉強をしているか」を常に自問自答しながら勉強することが大切だと思います。覚えている分野の過去問への取り組みや、覚えている分野のWebを視聴することは、このレベルに到達した人には、意味がないと思います。

私はここの切り替えをうまくできなかったので、合格まで1年、余分な時間が掛かってしまったという気がしています。

具体的には、とにかく覚えるための工夫をすることです。

私はカードを作ってそれを常に持ち歩くようにしていました。 また、今年は、間違えた問題だけを集約させた問題集を作りました。

クレアールはWebに資料が全てPDFでアップされていますので、それを取り込めば問題集作りも用意です。ここまでWeb上にアップしている予備校はないのでは? とても便利でした。

勉強が遅れ気味で、全教科の間違え問題集が完成したのは7月後半でしたが、「これを完璧にマスターすれば合格できる!」と、それまでの4年とは全く違う状態で8月の直前期を迎えることができました。

直前期は、毎日、その問題集を繰り返しました。

ステップ3 : テキストに立ち返って記憶の幅を広げる。(仕上げ)

ステップ2までを徹底できれば、合格レベルに到達すると思います。その上で、仕上げをすれば完璧だと思います。

(実は、この仕上げレベルは実際に取組んだことでなく、もう一年チャレンジする際には、取り組もうとしていたことです。)

私は今年の厚生年金の選択で2点を取り、救済措置で合格しました。
厚生年金の選択は受注資格期間の短縮特例の問題でした。短縮特例には3つあるということは覚えていましたが、それしか覚えていなかったために、本試験で「短縮特例者の期間以外の要件」並びに「年金額」を問われ、対応できずに2点しか取れませんでした。

「WEB→過去問→テキスト→過去問データベースづくり」という勉強法は絶対に成果につながる方法ですが、「“自分の集約方法に問題がないのか"を確認する」ことができればより完璧になると思います。

試験日時が迫ってくると、こうした余裕はなくなってくるものですが、自分の集約した資料を、テキストと照らし合わせることが有効と思います。クレアールのテキストは、どこまでを覚えれば良いかもわかりやすい構成になっていますので、この作業自体に、手間はあまりかからないと思います。

以上、少しでもご参考にしていただき、皆様が来年、合格することを願っております。

Return Top