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「『臨界点』を超える」 森 広江さん

森 広江さん

受験回数:2回

 

~社労士を目指したきっかけ~ 

専門性の高い仕事で社会に貢献しながら自分の裁量で働ける仕事をしていきたいと思ったからです。
仕事でたまたま自分自身の社会保険手続きを行う機会があり、社会保険について興味をもったことが社会保険労務士を目指すきっかけとなりました。

 

~クレアールを選んだ理由~

社労士の勉強を始めるにあたっては、仕事をしながら無理なく続けられることが必須条件でしたので、通学は難しいと考え通信での受講を選択しました。通信で学習できる学校の資料をいくつか取り寄せて比べたところ、他の学校にはないメリットをクレアールで見つけることができたので、「クレアールで受講しよう!」と決断しました。

①講師の魅力 

理系出身で講師をされている斉藤先生と、親しみやすくわかりやすい言葉で講義をされる北村先生に親近感を持ちました。
理系出身の私でも法律の世界がわかるものかと不安でしたが、理系出身の斎藤先生の教え方は私にマッチしていましたし、北村先生のシンプルかつ要点を押さえた図表を用いた講義は、時間のない受験生にとって強い味方でした。

②コストパフォーマンスの魅力

私が受講したのは「一発ストレート合格セーフティコース」で、2年間(初学→中級)受講できるコースだったのですが、早期に申込むと「早期申込み割引」が適用されて、実質他の予備校の1年分の受講料で2年間受講することができます。その上、1年目で合格できれば受講料の返金まであり、コストパフォーマンスが非常に高いと感じました。

③定期的な動画配信

定期的に動画が配信されることが、長期にわたる受験勉強の良きペースメーカーになってくれました。また、動画の再生画面には倍速モードが用意されていて、「初めての講義は標準」「復習は2倍速」と使い分けができるので、効率よく勉強を進めたい受験生には大きなメリットです。

 

~勉強方法~

(振り返って)

反省するべき点は、勉強を始める前に全体的な試験科目の範囲を把握していなかったことです。社労士試験は漠然と7,8科目くらいあって大変そうだ、としか思っていなかったので、テキスト①(労基&安衛法)が届いた時その分厚さに圧倒され、
「このテキストがあと9冊もとどくのか?!」
「果たして勉強は間に合うのか?!」
と大きな不安を覚えました。 それからすべての科目のテキストが届く翌年春まで、「試験に間に合わないのでは」という焦りとともに勉強することになったのですが、最初に俯瞰的に試験の全体像を把握していたら、もう少し落ち着いて勉強に取り組めたのではと思います。

(1年目の勉強法)

「どこが分からないかすら分からなくてもとにかく繰り返す」

1年目のコースは一つのコマが15分程度でボリュームも小さかったことから、動画配信があれば次の配信日までにその講義の内容を下記の様に3回繰り返しました。

講義で「大事だ!」と感じたコメントや図表をテキストに書込む → その範囲の問題を解く → 問題で問われた場所をテキストに書込む → 2回目を聴く → 2回目問題を解く → (3回目同)

すべてが初見、初学の為、法律の独特な言葉の言い回しや考え方が理解できず、問題を「解く」というよりは「眺める」感覚で進めていました。3回繰り返しても、それで「なるほど、わかった!」となるには程遠く、「どこがわからないのか」すらわからない状態だったのですが、それでも次へと進み週末に平日学習した範囲をもう一度繰り返すことを続けました。(わからなくてどうしても引っかかってしまった所は随時メールで質問しました。質問に対しすぐに回答がかえってくるサポートの良さもクレアールにしてよかったと感じるところです)

時間をかけて繰り返しても自分の中で手ごたえを感じることができない日々でしたが、これまでの経験から繰り返し学習をすればいつか必ず「わかった!」となる瞬間(臨界点)があり、臨界点を超えればそれまで小さな点として頭に点在していた知識が太い線となってつながっていくはずだと信じて勉強を続けました。

このように1年目はテキスト⇔問題集を10~15回繰り返しましたが、残念ながら試験日までにその「わかった!」という感覚を感じることができず、不安を感じながらの受験となりました。結果は1点差での不合格(足きりなし)。

合格できなかったことは悔しかったのですが、あと少しのところまで行けたことで、自分がやってきたことが間違っていないのが分かったことと、合格への自信を持つことができたのは大きな収穫でした。

(2年目の勉強法)

「臨界点を超える」

1年目の試験が終わってからすぐ2年目の勉強に入りました。2年目に入りまず考えたのは「日々持ち歩きができて、受験会場にこれさえ持っていけば大丈夫」という自分用お守りノートを1年かけて作ること、でした。1年目にすでに10回以上問題集を解いているのですが、それでも繰り返し間違える問題について集中的に見直しができるように要点を1行程度にまとめて書き出したノート、条文を書き出したノートの2冊を作ったのです。結果的に各々1科目10ページ程度の内容となりましたが、直前期に繰り返し解き直すことで不用意な失点を防ぐことができたと思います。

同様に「最短最速合格クラブ」の1日1問で間違えた日にちを記録しておき、3回連続正解するまで繰り返しました。「最短最速合格クラブ」の1日1問は穴埋め問題が多く、時間はかかりましたが、効果があったと思います。

1年目繰り返し勉強を続けたおかげか、2年目の冬にはようやく「臨界点」を超えたようで、テキストに書いてあること、講義で先生が説明している内容がスルスルと頭に入るようになり、問題も比較的解けるようになりました。

6月末から7月にかけては他校含め会場模試を5回受けました。これは試験当日何時に会場に入り、どのタイミングで何をするのか(ブドウ糖を口にするタイミングなど)、問題を解くペース配分、お昼ご飯は何をどれだけ食べると午後のコンディションが良くなるか、試験中のトイレや水はどのタイミングにするかなど、試験本番を想定してできる限りの準備をする為です。おかげで試験当日は何時にどんな動きをすればよいか把握できていたので1年目程の緊張や焦りを感じることはありませんでした。

本試験を受けて分かったことは、実際の本試験問題は過去に出た問題や予想問題がそのまま出ることは少なく、むしろ見たことのない事例問題が多く出題されることでした。ですが、問題を解く前提としての考え方や基本が理解できていれば、正解を導くことは十分可能ですから、講義で学ぶ内容をおさえていれば恐れることはありません。
クレアールの講義が身についていれば、合格に必要な知識は手に入っているということです。

誰にでも勉強の「臨界点」を超える時は来ます。ただし、それが実現できるのは、今は理解できなくても理解できる日が来ると信じて、コツコツと続けることができた人だけです。私が合格できたのも、特別な方法で勉強したからではなく、理解できるようになるのを信じてクレアールの過去問題集を繰り返し解き続けられたからだと思っています。

 

・1年目の記録
  • ノート:(B5サイズ)模試解答ノート2冊、条文ノート1冊、過去問ノート2冊
    (反省点:その都度書込んでいたので科目の並びがバラバラだった、 B5サイズだったので持ち歩けるカバンのサイズが限定された)
  • ペン:赤ペン12本 青ペン21本 蛍光ペン12本
  • 勉強時間:平日は主に早朝2時間+夜1時間 休日は7~9時間
・2年目の記録
  • ノート:(A5サイズ)過去問ノート2冊、条文ノート1冊、要点ノート1冊
  • ペン: 赤ペン7本 青ペン26本 蛍光ペン5本
  • 勉強時間:平日は早朝3時間  休日は5~7時間
・2年を通じて行った事
  • 初見の問題は5回解く
  • 通勤などの移動中は講義を1.5倍速で聴く
  • ペンはフリクションペン使用
    (細字でテキストのどんな隙間にも書き込める、間違えても消せる&ゴミがでない、インクさえ入れ替えれば本体は繰り返し使える)

 

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