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「私の合格体験記」 菊地 章太郎さん

「私の合格体験記」 菊地 章太郎さん

菊地 章太郎さん

受験回数:1回

 

<社会保険労務士を志した理由>

私は受験時61歳でした。50代後半から定年後の第2の人生を考えるようになった時、これから必要となる年金等の社会保険知識が自分に欠如していることに気付き、これではいかん、と徐々に雑誌等で理解を深めました。だんだん知識を増すうちに、サラリーマン生活の締めくくりとして、社会保険労務士試験合格を目指すようになったのがきっかけです。やがて60歳で定年となり漠然と再雇用で定年前の仕事を続けていましたが、待遇も下がりやりがいも同じ仕事で低下していました。このままでは合格が覚束ない、仕事を続けながらでは合格までに時間がかかると思い、受験体制を整えるためにも思い切って退職し勉強に打ち込むことにしました。

 

<クレアールを選んだ理由>

どこの教材にするかは悩みましたが一番の決め手は学費の安さと自宅で学習できることでした。今年1月から「上級パーフェクトコース」を開始し約9万円弱(追加オプション除く)でした。また私の住む町では某スクールの通学映像クラスがありましたが、通学時間(片道30分)のロスを考えると自宅学習ができる当社の通信講座を選択しました。

 

<学習方法>

受講開始約3年前から独学で始めていましたが、開始当時の実力は択一で20点ぐらいでした。「択一40点以上」とする「上級パーフェクトコース」の基準には達していませんでしたが、背伸びしてでも必ず1年で合格するために同コースを選びました。当初やはり実力不足で、毎日が辛く「分野別完全過去問題集」では1/3くらいしか正答できませんでした。

また60歳を超えている頭では記憶力が間違いなく衰えていました。午前中に覚えた事項も午後にはすっかり忘れている状態です。あるとき暗記法に関する書籍で「復習すべきタイミング」のことを知り、厳格に実践しこれは効果をあげました。

  1. 暗記直後10分後
  2. 暗記直後の一日後
  3. 暗記直後の1週間後
  4. 暗記直後の1か月後

人間は忘れたことを知るとがっかりしますので、厳しい作業でした。それに同じ個所を何度も繰り返すと時間もかかり前に進みません。しかしその辛さを乗り越え回数を重ねるとだんだん覚える時間が短くなり確実に思い出す確率が高まります。結局は「急がば回れ」です。この復習方法は最初は時間がかかりますが確実で効果がありお薦めです。

私の学習方法は問題集中心です。テキストは間違った個所の再学習の時だけ開きました。しかし間違った個所を見つけた時は間違えた理由や間違いやすい関連個所を時間がかかっても、次は同じミスを繰り返さないために、必ず丁寧に時間をかけて自分のノートに整理しました。このノートは受験直前の知識の再整理には最適でした。一般の要点整理では自分個人向けではなく効果がありません。日ごろから自分向けに作成しておくことが肝要です。また問題集は必ず最低3回は繰り返しました。クレアールの学習スケジュールに沿って送られてくる問題集は3回、ベーシック・ハイレベル答練の復習は5回行い知識を確実にしていきました。

 

<結局はクレアールを選んで大正解>

私は斎藤先生の講義DVDを通じて学習することが楽しみでした。視聴中は受験勉強というより先生の講義により知る喜びを与えられた嬉しさがありました。先生の熟練した「なぜそうなるか」を基本とした講義は私には最良の指導でした。

しかし一時クレアールの学習指導方法及び教材に不安を感じたことがありました。それは7月に入り本番の試験に備え2~3社の公開模擬試験を受験した時でした。このころは「ハイレベル答練ベーシック編&アドバンス編」でだいぶ正解を導き出すことができ、クレアールの公開模試でもある程度の成績を残すことができたので自信も深めていました。しかし他社の公開模試で、クレアールのテキストで載っていない個所を問題に出され散々な結果に終わったことがありました。さすがにこの時は「これではダメだ、もっと手を広げなければ」と覚悟し、クレアールのテキスト以外にも範囲を広げましたが、受験本番を過ごしてみると、結局はクレアールで学んだことだけで十分合格水準に達することができる、その結論は自信をもって言えます。

 

<受験テクニック>

何度も公開模試で失敗した結果、択一式では頭が疲れた試験後半に「厚生年金」「国民年金」に挑むことは得策ではないとの結論に至りました。まず頭がすっきりしている時に「厚生年金」「国民年金」を最初に片づけ、その後最初に戻る対策を立てました。そして試験中は時間切れに陥ることが多いことから、一つの設問に対してすべての答えに目を通さず途中で間違いなく正解が得られたと判断した時は、以下の答えには一切手を付けず勇気をもって次の設問に進み、時間を稼ぐことをしないと合格できないということです。

 

<最後に>

私は退職後の時間を自宅ですべて試験勉強に充てることができた非常に恵まれた受験環境にありました。最初は合格レベルにほど遠い実力を知らされ、その後何とか知識を蓄えそろそろ自信も深めた時に、今度は数回他社の公開模試で打ちのめされました。このように一年の間に何度も挫折感を味わいました。

また試験直前は、「今年はここまでやれれば良い、来年もある」と何度も甘い誘惑に惑わされました。それでも最後(受験前3か月は一日平均6~7時間机に向かっていました、集中できました)は「これだけ勉強したのだから落ちるわけがない」と何度も自分自身に言い聞かせ諦めない姿勢をとり続けました。これが最大の勝因でしょうか。

以上

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