Read Article

実務家インタビュー 山出良子さん

社会保険労務士山出良子(やまで りょうこ)
社会保険労務士 山出良子さん(やまで りょうこ) ■ プロフィール

特定社会保険労務士。 愛知県出身。椙山女学園大学卒業。 株式会社ブレインコンサルティングオフィス勤務。 大手鉄道グループ会社総務部にて9年間、給与計算、年末調整、各種手続きなどの実務経験を積み、現在、社会保険、給与計算などの実務を中心に実務家として活躍。豊富な経験を生かし就業規則や人事労務のアドバイスを行っている。 給与計算や年末調整のセミナーも好評。

社労士との出会い、社労士をめざしたきっかけ 名古屋市内の4大を卒業後、経理を3年やり、転職、鉄道グループ会社の本社総務部で働いていました。 最初は100名程度の給与計算だけをメインで仕事をしていたのですが、社会保険等の手続きをしていた担当が定年退職し、一手に手続きもすることになりました。 また、事業拡大により、転籍者や採用者も含め、あっという間に従業員数も800名ほどになり、給与計算や社会保険、労働保険の手続きにも専門的な知識の必要性を感じ、社会保険労務士の資格をめざそうと思いました。合格までの経緯、仕事と勉強の両立 合格までには3年かかってしまったのですが、会社での残業と予備校へ通う時間との調整が難しく、休日に振り替えるなどをして、できるだけ自分の時間を作ることに力を入れていました。 また、会社の上司はじめ友人など周りにも受験することを伝えていましたのでその協力も合格への大きな支えになっていました。 現在の仕事について 以前は勤務社労士として給与計算や手続き、トラブル等の相談を受けたりし、一つの会社の中では経験させていただいていたのですが、やはり一つの会社では出来ることも限りがあるかもと思っていたところ、ちょうど北村先生に誘われ、名古屋から東京へと場所を移しての転職を決意しました。 いま、社労士として4年目になり、就業規則作成、助成金の申請、給与計算、社会保険の手続き、顧問先からのご相談、セミナーなどと扱う内容も幅広く勉強の毎日です。 一企業での勤務では経験できなかったような労働問題など頭を悩ませながらも相手とのスムーズなやり取りが出来るのは受験した内容が今に結びついている気がします。 レベルアップを図る為と、今後の必要性を感じ、特定社労士の資格も取りました。争いにならないよう未然に整えることが出来るようアドバイスできればと思います。受験時代やプロゼミでの仲間との話も非常に勉強になっています。 社会保険労務士の将来性・活躍の場 総務部のない中小企業などは保険料の試算・起票・届出などを社会保険労務士に代行しています。この代行ができるのが社会保険労務士。また昨今の厳しい雇用状況下、高齢化傾向の下で、マネージメントも含めたコンサルティング業務も脚光を浴びています。また複雑な年金の仕組みをマスターした唯一の資格であることから、「年金コンサルタント」として、お年寄りや病人を抱える家族の方の相談相手という仕事も考えられます。 社会保険労務士の勉強内容は、総務や人事部門で働く人にとって必要不可欠な知識です。その道のスペシャリストとして、社内で確固として地位を築くことも可能です。 社会保険労務士の業務は、専門的な知識はもちろん、勉強していたときの法律に基づいた実務上の処理、労働基準法に関する給与計算、企業の法のルールブックとなる就業規則の作成などでは法改正にもいち早く対応して活躍の場を広げていける資格だと考えています。 これから社会保険労務士を目指す皆様へ 一度決めて勉強し始めたらやり遂げることが大切です。受験勉強は決して無駄にはなりません。単なる暗記とは考えず、一つ一つの科目を積み重ねていってください。 社労士の資格がなければ私は東京に出て仕事をすることはなかったと思います。やりがいのある仕事だと思っていますので信頼してなんでも相談してもらえるよう自分自身も知識を高めて、よりいっそう頑張っていきたいと思います。  
Return Top