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実務家インタビュー  本間 聡さん

本間聡

本間 聡さん(社会保険労務士)

新潟県出身。 大手燃料商社の営業部門に14年間在籍。 未経験のまま独立開業、現在は名古屋市に社労士/行政書士事務所を構える。 社労士顧問契約を中心に、労務関係・民事相談・会社設立・各種許認可など複合的な業務を展開。
 

社労士との出会い 社労士を目指した理由

大学を卒業してから、ずっと燃料商社で働いていました。それなりにやりがいもありましたが、全国転勤のある会社でしたので、毎春になると転勤の有無など気になっていました。子供も、そろそろ小学校に上がる年も近づいて来ていましたので、親の事情で転校を繰り返させてはかわいそうだと思い、いずれは会社を辞めようと決意しました。 ただ、自分には会社でのキャリアしかなかったので、転職するにも厳しいし、どうせなら自力で人生を切り開いていきたいなと思いました。いろいろ考えた結果、誰でも算入しているような業界ではなく、一定の規制が掛かっている業界は何かと考えた結果、合格率10%以下かつ独占業務のある士業を目指そうと考えたわけです。特にその時点では社労士をどうしてもやりたいとは思ってもいませんでした。また、税理士のような企業関与率的に飽和状態の資格よりも、社労士の方がビジネス的にもチャンスがあると思い、受験を決意しました。

合格までの経緯 仕事と勉強との両立

合格までは、2年かかりました。前年に行政書士も取得していましたが、行政書士試験に比べて、ちょっと厄介で細かいなと言う印象から試験勉強を開始しました。勉強時間は、仕事が終わった後、自宅には帰宅せずに、近隣の自習室やコーヒーショップで勉強していました。そこには、同じような勉強している社会人の方がいて、彼らに負けない様にとモチベーションは維持出来ました。 休日も、会社の会議室などを利用して勉強をしていました。会社としては迷惑だったでしょうが、管理人の方にも逆にがんばれよと励まされていました。僕は基本的に自宅では勉強出来ないので、なるべく自宅ではなく、他の場所で勉強するように心がけていました。受験生それぞれ、得手不得手があると思いますので、自分なりにパターンを見つけ、ルーティーンワークにすることによって合格が近付くと思います。

現在の仕事と今後の目標

現在の仕事は、先程も記載致しましたが、行政書士と社労士を兼務している事務所を運営しています。社労士業務は、基本的にはクライアントさんから顧問料を頂き、各種手続きや、給与計算をコンスタントに受注し、行っています。事務所としては、社労士の1・2号業務と行政書士の許認可取得を複合させて、仕事を膨らませていきたいと思っています。 最近は、電子申請も使い勝手が良くなってきていますので、少ないコストで多くの手続きが出来るようになってきています。1・2号業務を電子申請にて確実に迅速に行うことが出来ることも、これからの社労士事務所の基本になると思います。 また、労働者の方々の権利意識も強まって来ていますので、トラブルの相談も最近は多くなってきています。労務トラブルのみではなく、金銭貸借など、クライアントの相談は多岐に渡りますので、そのような問題のアドバイスもしています。今後の目標としては、事務所を大きくすることよりも、少数精鋭で質の高いサービスを提供出来る事務所を目指したいです。社労士のみならず、他の士業と連携をとりながらワンストップで対応できるような、合同事務所のようなものが理想形です。

これから社労士を目指す皆様へ

開業してから、3年が経過しましたが、人生で一番濃厚な3年間だったと思います。開業の不安や実務の不安、新たなクライアントが契約してくれた喜びなど。これから社労士を目指そうと思っている方は、決して間違ってはいないと思います。勤務社労士にしろ、開業社労士にしろ、本当にやりがいのある仕事が出来ると思いますし、ニーズも深まって来ているように感じます。そんな、将来の自分を目指して試験勉強を日々頑張ってください。このプラチナ資格を取得すれば、目の前の景色が変わると思います。 モチベーションが下がる時もあると思いますが、あきらめなければこの試験は合格出来るものですから、是非、頑張って合格を勝ち取ってください。
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