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「私の具体的な学習法とモチベーションアップについて」 井口 克己さん

井口 克己さん

受験回数2回(平成28年勉強期間:7ヶ月 / 平成29年 勉強期間:11ヶ月)

 

社労士を目指したきっかけ

仕事で大きな失敗をし1か月ほど会社を休みました。これからのことを考え10年は今の延長でも働けるが、その後は役職定年で管理職もできない。企業戦士として若い人のようにバリバリ働くこともできない。何にもできない人として年金がもらえる65歳まで10年以上も暮らして行くと思ったとき、そんな人生は嫌だ、長く続けられる仕事をしたいと思いました。今の職業が人事給与システムの開発で社労士には以前から興味があったため迷わず社労士資格を取ることに決めました。

 

クレアールを選んだ理由

最初の試験の勉強方法と結果を分析し、ポイントを、

①条例別の一問一答形式の過去問
②講義動画(Web配信、早送り、1回が短い)
③想定問題集が多い
④価格

とし、各社を比較しました。①②③比較で2社に絞られ、価格勝負だったのですがクレアールのセーフティコースと合格者返金制度、受験費用負担制度これが他を圧倒的に引き離す有利な制度と判断してクレアールにしました。

 

具体的な学習法

学習方法について会社員生活20年で培った計画立案と優先順位をつけたメリハリをつけることで乗り切りました。具体的な方法について示します。皆さんの参考になりましたら幸いです。

【準備】フレッシュな頭を学習時間にあてる。

仕事の問題が頭の片隅にあると気になって勉強になりません。これらを排除するために、出勤前かつ会社のメールを確認する前の、頭がフレッシュな時間を学習時間に当てました。この時間は最も頭が回る時間ですがこの1年間は優先的に学習時間に利用しました。

【再発防止】記憶の定着を図る。

社労士の試験は記憶が勝負、過去問、答練など1度解いても記憶に定着しているとは限りません。そのため1日の最初は前日の問題をもう一度全部解くことを徹底しました。1日に2回同じ問題、論点を目にすることで記憶の定着を図りました。

【効率化】解答の時間を測る。

解答にかかる時間イコール理解度です。条例に関する基本的な知識、設問の論点、類似項目からの選択が頭に入っている問題は解答時間が短いです。それらが頭に入っていないものは、問題を読み理解すること、論点は導き出すこと、類似項目を思い出すことに時間がかかり解答時間が長くなります。復習や複数回転して勉強するときは正誤はもちろんのこと前回の解答時間と比較して短くなっていること定着具合を判断しました。

【類似事故防止】間違えたところは周辺まで確認する。

過去問や答練で間違えた問題は、その問題の要点だけでなくそれに関する周辺まで確認しました。例えば、国民年金の任意加入被保険者の資格喪失日が海外に出国した日以降か、翌日以降かという論点の問題を間違えたときには、当日喪失と翌日喪失、帰国時の取得日が当日が翌日かというところまで確認して同一論点の類似問題に解答できるようにしました。

【知識の共通化】横断・縦断整理は手で書く、表にする、個数で覚える。

社労士は法律間で類似事項が多いです。同じものもあれば少し違うものもあります。クレアーレの横断整理のテキストをもとに自分で種類を増やして整理しました。1回のみならず新しい知識が追加されたら最初の表に追記して再整理(手書きで何度も書く)しました。表を頭に入れる時には、整理した翌日に、見出しと行何個、列何個と覚える全体を個数をヒントにして一からその表を書き起こすことを何度も行って記憶に定着させました。

【気合】目的条文、理念は暗記。

目的条文、理念は過去問でも頻出項目でした。どれが出題されるかはわかりません。しかも選択式で抜かれたものは類推では高得点は望めません。しかし知っていれば必ず解答できます。目的条文と理念をまとめた紙を常に持ち歩き、事あるごとに見直して暗唱できるまでにしました。過去問、答練、模試の目的条文の問題は解答が文言で書ける(選択肢を見ないで)ようになるまで何度もやりました。実際今年も2問も出題されています。

【実行計画】勉強の計画が大事

直前期(7月~試験直前まで)には、クレアールの答練マスター、法改正、労働一般と模試(抜粋)の問題を3回解きました。1回転で約3400問になります。またこれらを法律単位でやるのでなく横断整理で単元ごと解答する計画としました。単元を見つけながら勉強するのは効率が悪いと考え7月初旬に2日ほどかけてエクセルで日毎、単元ごと(120単元、56日分)に表にしました。あとはその表通りに毎日こなしていきました。達成感を持つために予定の進捗率、実績率などエクセルで表現して遅れがないか日々確認しました。計画表作成は大変ですがの翌日以降は勉強に専念できるのでおすすめです。

【過去の事例研究】労働一般選択式の勉強方法

昨年の受験では労一は1点でした。再受験を決めたとき択一式は勉強すれば点数は取れると思っていましたが、選択はノーアイデア。「労一は過去問なんて意味ないよ」という意見もありどうしようと混迷していたところ。昨年全く手が出なかった問題文も、過去問(択一式)の焼き直し問題だとわかり、労一の過去問をしっかり取り組みました。(クレアールの20年過去問流石です。)平成22年以前の調査とか5年以上前の調査に関する問題なんて数字が異なったりして意味ないのではと思っていましたが、10年程度では変わらない数字も多いのです。今年の労一も過去問からの焼き直しが出ました。これで3点確保できました。

【選択と集中】模試の復習を取捨選択

模試は3社、6回分受験しました。点数は気にせず自分が苦手な単元を見つけるためです。復習で解き直せと言われますが、1回で350問もありますこれが6回で2100問となり全部やったら時間があっても足りません。だからといって間違えたやつだけでは、解答以外の選択肢を見直せない。ということで模試は、各選択肢をさっと読み、

「理解OK」、「勘違い」、「知らない」

の3種類にわけて「勘違い」を最優先で復習、その後「知らない」に取り組みました。これで3割位に削減することができました。

【モチベーション向上①】勉強仲間を作ろう。

通信教育は孤独です。辛い時には勉強が手につきません。そんなときに支え合える仲間を作りましょう。私はインターネットで受験勉強者が集まるサイトに登録して日々の勉強時間を記録したり、悩みをコメントしたりしていました。そこでは社労士を目指す同志がたくさん登録しておりその仲間の勉強時間、取組方法などが共有できるものでした。自分がやる気が出ないときでもメンバーが労基法3時間やったとか報告があると自分もやらなきゃと気持ちを奮い立たせました。直前期はコメントも多いの大いに励みになります。

【モチベーション向上②】現役社労士に会おう。

通信だけでは井の中の蛙になってしまうので、オンサイトの勉強会には月一くらいで参加しました。あるときの勉強会で講師から社労士仲間との懇親会があるから来ないかと誘いがありましたが、迷わず参加しました。そこで、実際に開業して活躍している方と話をしたときに開業社労士楽しそうと思い、これは早く合格してあちら側に行かねばと強く思うようになりました。

 

これから勉強する方へ

社労士の試験は対象法令、試験問題数、法改正が非常に多く勉強は大変かと思われます。しかしながら正しい勉強の仕方を実践していれば必ず合格できます。しかも資格の勉強で得た知識(労基法、失業保険、健保、年金など)は一つ残らず今後の人生生活に役立という類まれな資格です。来年の8月までにやりきって合格を勝ち取ることをお祈りしております。

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