堀井紀江さん
「勉強はシンプルに。テキストと過去問題集に絞り込む」
在籍校・学習スタイル |
クレアール社労士アカデミー (水道橋校 ライブクラス) |
受講コース |
一発ストレート合格コース |
「仕事がしたい一心で。」
派遣社員から正社員への転換を目指していた私が目にする求人票の「必要資格」に「社会保険労務士有資格者」の記載、これがこの資格を目指す事になったきっかけです。いくつかの学校へ問い合わせをした結果、サポートが充実しているクレアールに入学することにしました。入学するにあたり「合格は通過点、資格を活かす仕事に就こう。」と強く意識するようにしました。
「勉強はシンプルに。テキストと過去問題集だけ。」
初学者でしたので、基本マスター講座から受講しました。勉強方法は「授業→過去問→テキストにラインを引く」これを続けました。初学者の私には一週間にこれだけやるのが精一杯でした。ただし、授業中に理解して帰る、理解できなかった箇所は質問をして帰ることを徹底しました。過去問や条文を読むだけでも大変な毎日でしたが、厚生年金法まで一周りすると不思議とそれも苦ではなくなりました。
「二頭追う者の一大決心」
学校に通い始めてすぐに、社労士事務所への就職が決まりました。職場を変えることは、生活リズムや仕事に慣れるのにも時間がかかるので不安がありましたが、将来の自分を描きやすくなると考え、思い切って転職をすることにしました。
「とにかく、落ち込まないために」
基本マスター講座が終わると、ハイレベル答練が始まります。
答練当日までに過去問を2回やる事を目標にしました。仕事の都合で思うように勉強できない事もありましたが、その時は割り切って考えるようにしました。答練の時の目標設定を①8割得点②勉強したところができた③勉強を始めた10月時点よりはできた の3段階にし、自分の勉強量に合わせて①②③のすべてを「良し」として、やればできると信じ込みました。
「知力、体力ふりしぼって。」
ハイレベル答練も終わると、他校の模試、クレアールの模試と本番モードへ突入します。私の模試の結果は散々なものでしたが、模試が終わってからが本当の成長期でした。
あと1ヶ月ちょっと、消えて行く記憶をいかに留めておくかが「決め手」です。
再度、過去問題の論点の確認しながら全問を解き直すことから始め、完全に理解しているものを削除していくようにしながら、計3回、過去問を解きました。
「明日の試験、諦めなければ、受かるよ。」
試験前日、不安と緊張でどうしようもなくなっていた私にある人が言ってくれた言葉です。その人はずっとそばで応援してくれていて、この試験の大変さも知っている人でしのでその言葉は大きな支えとなり、そして、本当にそのとおりになりました。
午前中の選択式に途方にくれたときも、午後の択一式で時間が足らなくなりそうになった
ときも、その言葉を思い出し、踏ん張る事がでしました。
勉強も、試験を受けることも1人でもできます。でも、私は1人ではありませんでした。学校、受験仲間、家族、職場の方、たくさんの人に支えていただいて合格できたのです。
私は今も合格はゴールではないと思っています。
合格まで支えてくださった皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに努力する事が社会保険労務士、はじめの一歩です。