長栄 明子さん
合格するために大切だった、3つのこと
在籍校・学習スタイル |
立川校(個別DVD) |
受講コース |
上級マスターBコース |
受験回数 |
3回 |
総勉強時間 |
750~800時間 |
私にとって合格するために大切だったこと、それは次の3つでした。
① 学校のコースの選び方
② 勉強の仕方
③ 仲間や事務局の方々との出会い
【学校のコースの選び方】
私は土日のお休みの日に早く起きる自信がなかったこと、いつでも自分の聴ける時に行って講義を聴けること、そしてDVDであればその場で何度でも聴き直せる、という点で通学でDVDを聴くコースを選びました。
私が気をつけたのは、DVDを聴く中で、ライブであれば一度では聞き取れなかった部分・理解できなかった部分、もしくはその事柄の背景の説明など聞き流してしまうような部分を、その場で2回でも3回でも聞いてその場で確かめたことです。それでも足りない時は、先生の言葉を一言一句正確に書き出しました。それを読むと、その部分に関してよく理解をすることができました。それが例えばある事柄の背景であった場合には、その事柄全体の流れを理解することができるため単なる暗記ではなくなり、記憶に残りやすくなります。
ただ、この方法は時間がかかります。2時間半の講義であれば、プラス1時間くらいはDVDを聴くのに時間がかかります。しかし、それだけの価値はあると思います。
【勉強の仕方】
まず教材ですが、これはクレアールのものだけを使用しました。
クレアールの教材を完全に自分のものにしようとすると、他のものに手を出す時間はあまりないと思います。科目ごとの過去問題集と答練マスター、及びハイレベル答練をひたすら繰り返しました。そして、やったことは全てテキストに集約しました。あれはどうだったかなと疑問に思った時に、テキストを見ればなんでも分かるようにしておくと探したりすることもなくて済みます。問題を解いていて間違えるたびにそのページを開いていると、そのうちにその問題を見た時に、テキストのどのページのどのあたりに載っていたのかまで思い出せるようになります。
模試に関しても、クレアールの模試しか受けませんでした。
模試は受けようとすると、丸1日かかります。平日は仕事をしているため、お休みが一日つぶれるのは大きいですし、それを復習できるのであればいいのですが、きちんと復習できないのであれば受けてもあまり意味がないと思ったからです。1回受けて、時間配分や雰囲気を掴めれば十分かと思います。
勉強のペースは、カリキュラム通りに遅れずについていくことです。1週で5時間の講義を翌週に持ち越すとかなり大変です。そしてどんどん追いつかなくなっていきます。
なんとしてでもついていくことが大事です。
私は、勉強に費やした時間は、平日が電車の中や家で約1時間、土日で約10時間、年間750~800時間くらいかと思います。
【仲間や事務局の方々との出会い(モチベーション維持)】
学校の事務局の方々や一緒に勉強している仲間とお話できるということは、モチベーションを保ち続けるのに最も大切なことでした。
学校に行くと、まず事務局の方が受付で、最近はどう?といつも声を掛けてくださいます。そして、合格ゼミに続けて行っていて仲良くなった仲間と、ゼミやDVDを聴きに行った時に会って話すと、みんな頑張っていることが分かり、よしっ!という気持ちになることができました。
【最後に】
私は3回受験をしました。1年目は北村先生、2,3年目は斉藤先生の講義を受けましたが、レベルの高い内容を分かりやすくお話してくださり、1年勉強をするごとに、更に理解が深まっていったのを覚えています。
1、2年目とも1点足りず、1年目と3年目は家族と自身の入院・手術という中で、勉強が全くできない時期もありました。3年目に至っては、GW明けのハイレベル答練からしか本格的な勉強ができない状況でした。そんな中、学校に行けない時に問題などを送ってくださり、励ましてくださった事務局の方、いろいろな面で助けてくれたクレアールの友人たちにも、本当に感謝しています。自分だけの力ではなく、皆さんに支えられて受かることができました。ありがとうございました。
【受験生の皆さんへ】
どんなに大変な時でも時間がない時でも、諦めずに続ければ、受かるべき時に必ず受かります。けっして諦めないでください。