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「『答練マスター』は最大の武器」 S・Cさん

 

S・Cさん

受験回数:2回

 

社会保険労務士を志した動機

3年ほど前、訳あって社会保険労務士をしている知り合いの事務所を手伝うことになった。そのとき任された仕事の多くは補助的な業務にすぎなかったのだが、やっているうちに社労士の仕事に対する興味が次第に高まってきた。また、世話になっている社労士の方からも、今後、さらに事業を拡大したいのでぜひ資格を取ってほしいと言われたこともあり、社会保険労務士試験の勉強をはじめた次第である。

クレアールを選んだ理由

前年、やはり通信だが、別の会社の社労士講座を受講していた。1年半ほど自分なりに頑張って学習を続け、試験に臨んだ。試験を終えたときには十分な手ごたえを感じ、とりこぼした箇所もないはずだという自信もあったので、おそらくは合格しているだろうと安心しきり、自己採点もしないまま、合否発表の日を迎えた。結果は……なんと、基準点に1点たらず、不合格。その結果を知ったときには、当然ながら、ひどく落胆した。その後、気落ちする心をどうにか奮い立たせ、なぜ自分が試験に落ちたのか、その原因を分析してみた。

届いた成績通知書を細かく見てみると、一般常識の選択式が足切り点ぎりぎりで、思っていた以上に点数が伸びていなかった。試験に失敗した最大の要因は、どうやらここにあるようだ。一方で、それ以外の科目についてはすでに合格ラインに達しているらしく、実際、本試験の点数を見てもある程度の点数は確保できていた。ということは、いま以上に点数を伸ばさなくても、現在の力を維持するだけで、翌年あるいは翌々年ぐらいにはきっと合格できるはずだ。それならば、翌年の学習をどう進めていけばいいのか?できるだけ経済的に負担が少なく、しかも内容的に信頼がおけるのはどこの会社の教材なのか? こうした観点からいくつか受験予備校の通信での教材の内容や価格を比較検討し、選んだのがクレアールの上級パーフェクト・コース(web通信)だった。

クレアールの上級パーフェクト・コースを選んだ理由として、費用の安さという点をまず挙げたが、わたしの場合にはほかにも理由があった。社労士事務所での仕事以外にフリーでいくつか仕事を引き受けているのだが、締めの関係上、ある仕事のスケジュールがきわめてタイトで、昨年(97年)後半から翌年(98年)の春にかけて学習の時間がほとんどとれないのは確実だった。そのため、98年の本試験を受けるにしても短期間的で集中的に学習しなければならず、そのためには受講する講座もコンパクトかつ密度の濃いものである必要がある。

その点、クレアールの上級パーフェクト・コースなら、メインは「重要過去問攻略講座」と「答練マスター」の二つだけであり(「法改正対策講義」等は除く)、短期間で一通りはこなせ、しかもインプットとアウトプットが同時にできるのが魅力的だった。逆に、ややコンパクトすぎてインプットが不足するのではないかという不安もあったのだが、結果的にはまったくの杞憂であった。断言してもいいが、本試験に合格するためには「答練マスター」の講義内容以上の知識はまったく必要がない。

具体的な学習法

特別なことはまったくしなかった。先にも記したとおり、昨年の試験後、5月ぐらいまでは仕事に追われ、集中して学習する時間が取れなかった。そんななかでも時間をやりくりして、かろうじて「重要過去問攻略講座」だけは終えることができた。試験後、半年を経過してからの学習だったのですでに昨年の頭に入れた知識は薄れかけていたが、それでも「重要過去問攻略講座」のおかげで効率的に知識の再確認をひととおりすませることができた。そういう意味では「重要過去問攻略講座」はとてもありがたかった。

タイトなスケジュールになると予想していた仕事はやはりきつく、試験のための勉強に本腰を入れて取り組めるようになったのは5月になってからだった。記憶がもはや定かではないが、すでに6月に入っていたかもしれない。その後は、とにかく「答練マスター」を全教科通して受講することに集中した。どうにかこうにかひととおり終わったのは7月の半ばころだったと思う。その後は、答練マスターの問題を3回ほど回した。

過去問集にはついては、昨年、何度か回していたとはいえ、今回、一回もやらないでいるのも不安だったので、試験3週間前からは、クレアールの(今回から10年分になった)「完全過去問題集」に着手した。といっても「完全過去問題集」はあまりも量が多く、試験までに全教科終えられそうになかったので、労働基準法と労災法のみで挫折。昨年使用した薄めの過去問集を使用し、最終的に2度ほど回せたと思う。それと選択式の対策もあり、過去問をこなしながら、クレアールのテキストを条文中心に読み込んだ。

基本的に、今回、試験のためにやった学習はこれだけである。もちろん、「改正法対策講義」「横断整理」「白書対策講義」といった付属の講座をひととおりこなしたことは言うまでもない。また、安全衛生法と一般常識には不安があったので、オプション講座の「3時間で安衛法3点GETセミナー」と「一般常識攻略講義」を申し込み、「答練マスター」に入る前に受講した。それぞれ苦手とする人が多い厄介な科目だが、短時間で集中的に学習できる講義内容となっていて、大いに役立った。どちらもおすすめである。

クレアールでよかった点

何より「答練マスター」と斎藤先生の素晴らしさに尽きる。受講をはじめる前は、写真の厳しそうな風貌のせいもあり、とっつきにくい講義だったらどうしようという不安もあったのだが、これまたまったくの杞憂に終わった。斎藤先生の講義は実にわかりやすく、するすると知識が頭に入ってくるようだった。深い知識と長年、培われた講義テクニックに裏打ちされ、正統派の講義でありながらけっして聞く者を飽きさせない素晴らしい講義だった。密度も濃く、はじめて知るような論点がいくつも紹介され、自分の勉強不足を痛感させられる瞬間もたびたびあった。それでいてけっしてマニアックな袋小路に陥らず、重要点をすっきりまとめているという印象を受けた。わずか2,3か月の受講だが、選択式の点数は10点以上のアップ、健康保険・国民年金・厚生年金はそれぞれ9点と昨年より大幅に点数が伸びた(もちろん、選択式もわずかではあるが点数はアップした)。このことは「答練マスター」の威力を物語って余りあると思う。

最後に

今回、はたして十分な準備時間がとれるかどうかわからず、場合によっては以前に獲得した知識を維持するだけでもかまわないという動機からの受講ではあったが、運よく本試験で合格を果たすことができた。すべては斎藤先生と「答練マスター」のおかげだと考えている。複数回受験を経験している方、ひととおり試験の勉強を終えた方、社労士の勉強に行き詰まりを感じている方にとって、「答練マスター」は最大の武器となり、大きな突破口を切り開いてくれるはずです。これから受験する方々のご検討を祈ります。

 

 

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