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「理系出身の社労士」 M・Mさん

M・M さん

受験回数:4回
(最初の受験が2.6%ショックの年で、その後連続で受験して、4回目で合格しました。)

 

はじめに

小さい頃から理数系科目が得意で、大学では工学部で機械工学を専攻し、会社では長年機械設計部門に所属していました。そのお陰で、労働安全衛生法は、有機則、クレーン則、特化則、圧力容器構造規格等少々齧っておりましたので、馴染みが有りました。

自分の部下が心の病で会社を離れることになった際、会社側の対応に少々疑問を感じました。罪悪感、無力感に潰されそうになりながら、何とか前を向いて進むことができました。その頃に、社会保険労務士という資格の存在を知りましたが、仕事が忙しくて、とても資格取得に向けて挑戦しようという気持ちにはなりませんでした。50歳目前で単身赴任となり、50歳代半ばから勉強を始めました。全くの初学者といってよい状態からのスタートでした。

社会保険労務士を志した動機

  • 定年後も社会と関わりを持ち、社会に役立つ仕事を継続したいと思いました。
  • 今後の日本社会は、ただ儲かればよいという安易な考え方は通用しません。秩序、倫理、法令順守も大切で、その中で如何に一人ひとりの能力を伸ばしていくかという取組みが重要であると感じていました。そういう仕事に携わることができればと強く思っていました。
  • 理系出身の社労士がいても良いではないかという気持ちもありました。

クレアール様を選んだ理由

  • 講師陣が素晴らしい
  • テキスト、問題集が充実している

というのが最大の理由ですが、適正価格であったことも魅力でした。

単身赴任が10年近くになります。週末土日は自宅、ウィークデーは赴任先という生活でした。社会保険労務士の資格取得に向けて取り組みを始めた時から、2年間は大手予備校に通学で頑張りました。3年目は『社労士V』を購読しながら独学でしたが、通信が自分には合っているのではと思い、4年目は貴社へお世話になることとなりました。『社労士V』で、貴社名を存じ上げておりましたし、試験会場入り口で手渡されたパンフレットがきっかけでした。

科目別学習法

完全週休2日のお陰もあって、単身赴任先も比較的近い(自宅から150km)ことから、毎週往復していました。金曜日は予備日(移動日)として、学習計画を立てました。

年間計画、月単位の計画、週単位計画へ落とし込んで、弱点克服に努めました。

労働科目

月曜日~木曜日に取組み(単身赴任先で、DVD視聴 1.5倍速で)

“答練マスター”を繰り返し、何回も解きました。10回転以上やりました。
特に、雇用保険法の数字に関しては重点的に記憶の定着を図りました。
過去の本試験では、徴収法の得点が伸びず苦しみましたので、徹底的に取組みました。

社会保険科目

土日に取組み(自宅での通信学習)

国民年金と厚生年金の2科目は、サブノートを作成して比較表を中心に学習を進めました。テキストから要点を抽出して、整理しながら記憶していきました。“横断整理”、“縦断整理”を行いながら、早い時期から取組みスタートできたのが良かったと思います。

一般常識科目

労働契約法、職業安定法、雇用対策法、労働者派遣法
社会保険労務士法、確定拠出年金法、国民健康保険法

は重点的に取り組みましたが、全体的には浅く広くを心掛けて、テキストを一通りゆっくり読みました。あまり時間を掛けないようにしながらも、目的条文は何回も書いて覚えましたし、“答練マスター”は、3回転やりました。

常日頃から新聞をよく読んでいれば、回答できる問題も出題されることがあります。学習範囲が非常に広いので、コレ!という適切な勉強法がありません。正直、運が左右しますね。

今年の本試験を振り返って

選択社一の確定給付企業年金で躓きました。3問正答できた方は素晴らしい。下名は2点でしたので、救済措置で救われました。選択労一でしくじった方も多いようですが、合計特殊出生率 “1.26”や、“東京都” が下名にとってはラッキー問題でした。
択一の個数問題7問中、正解は4問で、これはあまり褒められません。

選択科目対策を特に何かやったという訳ではありませんし、その必要もあまり感じません。択一過去問を繰り返し解くことで、選択科目にもまず対応はできると思います。

最後に

国家試験合格が最終目的ではありません。
資格を取得して何をやりたいのか、これを自分自身に問いかけて、明確な答がある人は合格できる。そう信じて取り組むことが大切だと思います。体力、精神力は必須です。市販の参考書、問題集や解説書を漁るのはよくありません。クレアール様のテキストと問題集だけに絞って、繰り返し学習することで合格できます。それは下名が証明しました。

精神論を振り回す訳ではありませんが、

  • 供のような集中力と観察力を持つ。
  • 人の分別ある判断力、包容力を持つ。

といったことも肝要かと思います。色々な分野の本を読んでいると、視野も広がります。人の気持ちも少しは理解できるようになるでしょう。人間力も多少は身につくと思います。何よりも、読解力が磨かれて、これが長文問題をこなす上での大きな武器になります。

隙間時間を活用して、1問でも多く問題を解くのが良い・・・といわれます。しかし、ある程度まとまった時間を確保して集中して勉強しませんと、なかなか身に付かないという気がします。従って、下名は隙間時間の活用は考えませんでした。自分に合った勉強を進めれば宜しいかと思います。努力したことは必ず報われるとは限りませんが、努力しないと絶対チャンスは掴めません。諦めない力が大切です。下名も60歳手前です。これから就職活動開始です。雇っていただけるところは無いかもしれませんが、元気な間は働きたいと思っております。

クレアール様、本当にお世話になりました。有難うございました。

以上

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