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「諦めずに続けること」新妻 真理子さん

 

新妻 真理子さん

受験回数:4回(内、お試し受験1回)

《社会保険労務士を志した動機》

4年前に夫を病気で亡くし、子供と二人きりになりました。夫の職場の方や市役所に勧められて年金機構に遺族年金の手続きに行ったことから、今まで縁のなかった年金の知識を得ることとなりました。

その後パートの仕事を探していたところ、偶然にも社会保険労務士事務所の求人があり、お世話になることになりました。そこで働く方は全員有資格者もしくは合格者だったので、自分の知識不足を痛感いたしました。分からないことばかりで顧問先の方に迷惑をかけてはいけないと必死でした。

その事務所で同時期に入所された方に勧めていただいたことにより、本格的に資格取得を目標にすることとなりました。実際の年金受給者だからこそ理解しやすいところもあり、年金相談を受けられるぐらいの知識を身につけたいと思ったのが一番の理由です。

 

《教材の選択》

1年目:スマホでテキストと講義が見られる格安通信教育(半年ほど)

テキストを読んでいるだけの講義で具体例が全く分かりませんでした。また、テキストも過去問もすべて自分で印刷するため手間がかかる上に、誤字脱字も多い状態でした。この試験を甘く見ていたと後悔することに。

⇒選択 21点 ・ 択一 32点

2~3年目:社労士事務所の方の勧めで某塾の教材を選択。

講義CDとテキストのボリュームに圧倒され、ほぼ消化不良でした。分かりやすい講義でしたが、試験以上の知識も多く含まれておりポイントを押さえて学習することが出来ませんでした。学習ペースの目安がないため、自分でスケジューリングするのに苦労しました。

⇒2年目:選択 24点 ・ 択一 32点
⇒3年目:選択 26点(足きりあり) ・ 択一 42点

4年目:クレアールに変更。

2年間、結局満足いくほどにこなせない教材に挑んできましたが、このままではいつまでも合格できないと思い、数社のパンフレットを取り寄せた結果、サンプル講義が分かりやすく、抵抗なく頭に入ってきたクレアールに変更。もしもに備えて中上級セーフティコースを選択しました。

⇒4年目:選択 31点 ・ 択一 53点

 

《具体的な学習の進め方》

3年目までにテキストの大筋は理解できているという自負があったので、基本テキストではなく基本練成講義テキストを中心に学習しました。ただ、こちらに掲載されていない情報で過去に出題されたものは手書きで欄外に記入したり、付箋を使用して情報量を増やしました。

また、何度やっても覚えられない項目は、その都度A4のルーズリーフに簡単にまとめてためていきました。これが直前期に役に立ちました。

学習計画表のほかに自分がその日にこなした学習を記録するノートを作りました。科目と問題数、学習時間を記録してどこまで出来たのかが一目で分かるようにしました。

12月~4月:基本練成と答練マスター、重要過去問

講義(1.5倍速)とテキスト読み→過去問→テキストへの書き込みの繰り返しです。

①講義のよく分からないところは必ず繰り返し視聴。
②過去問はノートに余裕を持って回答し、誤りの根拠を必ず記入。また、問題数に応じて必ず時間を決めて取り組みました。1問あたり30秒で配分。
③テキストへの書き込みは多くなりすぎないよう簡潔に。

4月下旬~5月下旬:ハイレベル答練と2度目の基本練成

答練問題→講義(2倍速)で確認→テキストへのフィードバックの繰り返しです。

①問題を解く時は目安時間を必ず守って回答。
②講義では誤った問題を中心に確認。
③基本練成のテキストからコンプリーションノートへ利用テキストを変更していったので、必要なメモはコンプリーションノートへ転記。

5月下旬~7月:各種直前講義と答練マスター、ハイレベル答練2回目

①直前の講義は1.5倍速で科目ごとに二日で視聴し2回転。
②答練などの問題を一斉に全て解きなおし、解けなかった問題をピックアップ。
③安全衛生法は2回目をこの時期に。
④公開模試で冷静に自己分析。

7月下旬~直前:重要過去問、ピックアップした問題、労働経済・一般常識

①ピックアップした問題を全て切り取って、ノートに自分用の問題集を作成。
②重要過去問と問題集を午前中に解いて、午後は労働経済や一般常識などのテキストを繰り返し読んで数値やポイントを整理。書き溜めたルーズリーフを科目ごとに整理して参考書代わりに。
③落ち着かないときはコンプリーションノートをながめたり、学習の記録を見て自分のやってきたことを再確認。

 

《学習上のポイント》

① テキストは言葉を正確に読む(選択対策に)
② 読んでもイメージのつかないものは図解する
③ 問題を解くときに必ず根拠を書く
④ 本試験を意識して時間内に解き終わることを守る
⑤ 学習は必ず複数科目を同じ日に行う
⑥ 何度やっても覚えられないものはメモに必ず残す(思いついたら語呂合わせも)
⑦ 朝方の学習計画を立てて、体調管理に気を配る
⑧ 本番まで点数にこだわらない

 

《クレアールを選択してよかったこと》

  • 斎藤先生の講義は親しみがあってとても分かりやすかったです。「まだ時間は十分ありますから」「がんばっていきましょう」という前向きになる言葉をかけてくださることがありがたかったです。個人的には焦らされるよりは不安を軽くしてくださる方がやる気が出るので、斎藤先生の言葉に何度も救われました。
  • はじめに学習予定表が届くので、自分の予定や時間配分を考える目安としてとても役に立ちました。
  • 講義映像を倍速で再生することが可能なので、空いた時間を有効活用できました。
  • テキストが二色刷りなので読みやすく、小さすぎる文字での補足などがない分ストレスなく学習できました。
  • 返金制度もあり金額も高くないので助かりました。

 

《来年度リベンジするか迷っている方へ》

 一生懸命頑張ってきて、それでも届かなかったときの落胆は何度も味わいました。
もう一年これを繰り返すのか、あと一年続けたからといって合格する保証はない、費用がかかる、家族との時間が・・・と不安になる気持ち、よく分かります。

 でも、この一年勉強してきたことは無駄にはなりません。私は実質3年半勉強を続けてきましたが、全てを総合して今回の結果につながったと思っています。今まで不合格だったのは、まだ社労士にはなれないレベルなのだと考え、次こそは私の番だと信じて続けてきました。

 諦めても自分がそこまで得た知識は役に立ちます。でもそれはあくまでもちょっと詳しい人の知識です。合格したとしても3年放置すればただの人といわれる分野です。合格してからも活躍する人は、やはり諦めずに継続する人なのではないでしょうか?

 社労士になって活躍する自分、応援してくれた家族が笑顔で喜んでくれている、そんな幸せな未来をつかむ方が一人でも多くなることを祈っております。次はあなたの番です。

 

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