Introduction中小企業診断士試験の
最難関は「2次試験」
中小企業診断士の1次試験は、満点の60%が得点できれば合格できる試験です。
難易度が比較的低めの問題が解けるだけの基礎知識を確実にすることができれば、十分に合格が狙えます。
一方で2次試験は、診断士試験の最終かつ最大の関門であり、その特性は記述式試験であることです。
2次試験の問題は、受験者のコンサルティング能力を試すために、時間とノウハウを詰め込んで作りこまれた傑作ともいえる内容です。ビジネス課題に対する分析力、解答に帰結する論理的思考力、説得力を持った記述力を身につけるためには、徹底的な対策を行う必要があります。
point「2次試験」が難しい理由
解答が公表されない
2次試験の対策が非常に難しい理由の一つに、解答が公表されないことが挙げられます。過去問にいくら取り組んだところで、その解答は作問者にしか分からないため、正確に得点をつけることは不可能なのです。そのため、実は過去問に対する模範解答は市販教材やスクールによってバラバラで、どのように学習すれば得点力を身につけられるのか、という大きな課題があります。

オリジナル問題を作問するのが難しい
2次試験の問題は単なる長文ではなく、上記のように大変な時間とノウハウをもって作りこまれています。そのため、過去問ではないオリジナル問題を作るためには、講師や執筆者に相当な実力が必要となります。これが、世の中に診断士2次試験のオリジナル問題が少ない最大の理由です。

1人で対策できない
2次試験に合格するために必要な「分析力」、「論理的思考力」、「記述力」を1人で身につけることは、並大抵のことではありません。なぜならば、「分析力」や「論理的思考力」を身につけるためには様々な視点や切り口の考え方に触れる必要があり、1人での勉強では自分の思考回路しか活用できないからです。また「記述力」は実際に書くだけでなく、プロの講師から客観的な視点で答案を分析(添削)してもらい、改善を図ることで、初めて身につくからです。

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30事例以上のオリジナル問題を出題!

解答が非公表の過去問について、議論を深め続けることは不毛です。しかし講師が作問したオリジナル問題であれば、「分析力」、「論理的思考力」、「記述力」に対して、明確に不足点を指摘することが可能です。50年以上の難関資格受験指導歴のあるクレアールでは実力派講師陣が在籍していますので、オリジナル問題の作問が可能です。クレアールでは、診断士試験は2次試験の突破が最難関かつ最重要であると捉え、多大なコストをかけてオリジナル問題の出題と解説・添削まで行っています。重要な論点とそうでない論点が絶妙に織り交ぜられた質の高い問題を、「合格ゼミ」で計3事例、「答練・模試」で計28事例出題しています。ここまでご提供できる通信スクールは、クレアールだけと自負しています。
グループ学習「合格ゼミ」を運営!

2次試験は、1次試験と異なり自由記述式試験の形式ゆえ正答に幅が生じます。「合格ゼミ」では、リアル、オンラインにて受講生同士でディスカッションを行います。思考を深めるトレーニングを積むことで2次試験に必要な力を身に付けられる場として合格者から高い評価をいただいています。複数の参加者の思考プロセスなどに触れることで様々な角度から物を見る力が醸成され、視野の広がりが実感できます。その結果、正確な思考プロセスが身に付きやすくなるのです。また、講師・受講生間のコミュニティでもありますので、モチベーション維持やネットワーク作りでも役立ちます。
クレアール独自の「ロジカル・チャート」

ロジカル・チャートは、PAC思考(前提・事実を基に、仮定・理由を立て、結論を導き出すロジカル思考)に基づいた与件から回答を導き出す過程を辿るツールです。与件文情報と解答の間を埋める論理を明示し、 「なぜその答えになるのか?」、「それをどうやって解くのか?」というプロセスを無理なく論理的に理解することが可能になります。また演習直後にロジカル・チャートをなぞることにより、思考の道筋が合理的であったか、設問の趣旨に沿った解答ができているかをその都度確認することができるため、問題が変わっても対応できる応用力も身につけることができます。