S.Iさん [最終合格先:厚生労働省職業安定局]
公務員を志望した理由
大学院での研究を生かした就職先を探しており,大学院では親権制度の研究をしていたため,最初は家裁調査官を視野に入れ,併願先として厚生労働省を考えておりましたが,夏休みにインターンシップに参加し,労働行政に真摯に取り組んでいる先輩職員の姿に感銘を受け,厚生労働省を第一志望にするに至りました。
クレアールを選んだ理由
家裁調査官を視野に入れ居ていた為,心理系公務員の合格実績が最も良い予備校を探しておりました。初回面談の際には非常に丁寧に相談に乗っていただき,その後特待生制度に申し込んだところ,利用することが出来るとのことでしたので,クレアールに決定いたしました。
クレアールのよかったところ
数的処理の教材の質が非常に良い印象を受けました。解説がわかりやすく,基本がカバーされておりましたので,試験当日の応用が利きました。また,心理講座についても専任の髙橋先生が興味深い授業をご教授してくださり,初学者にとって抵抗感なく勉強を進めることができました。教材についても特に過去問を広くカバーしている択一問題集の量と質は,他の予備校には認められない強みであると思います。
学習するうえで苦労したことと、その克服法
大学院に残り,ドクターコースに進むことも視野に入れていた為,大学の研究と受験勉強の両立に苦労致しました。特に大学の研究はじっくり時間をかけて,一つのテーマを深く掘り下げることが目指されている一方で,受験勉強は広く浅く要領よく問題を解決することができる能力が求められております。なので,期間を決めて一年生の冬までは大学院の研究に集中し,一年生の2月ごろから問題集と過去問を解き始めるといったように勉強をしました。
面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと
私自身は他人に自分の考えを伝えることに長けておらず,面接が苦手であるという自覚は当初から強く持っておりました。なので,面接対策として,3月から一般企業の就活も並行して行いました。結果として一般企業からも内定を頂き,「もし官庁訪問で失敗してしまっても,他に就職先があるから大丈夫」と自分に言い聞かせて官庁訪問に臨むことができました。
最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。
最終的には自分がどれだけ本気になれるかであると思います。そして,クレアールには,本気で公務員を目指す人をサポートする環境が整備されていると思います。また,公務員への合格を最終目標とせずに,公務員という社会の一分子として何を成し遂げたいのか,自分自身と社会との接点を思い描き続けると良いかと思います。