R.Sさん [最終合格先:国家総合職(法務省)、法務省専門職(矯正心理専門職B)、家庭裁判所調査官、千葉県(心理)]

R.Sさん [最終合格先:国家総合職(法務省)、法務省専門職(矯正心理専門職B)、家庭裁判所調査官、千葉県(心理)]

目次

公務員を志望した理由

大学で専攻している心理学や児童相談所でのアルバイト経験を通じて、身近なところに家庭環境の困難といった問題を抱えている方が多くいること、それが心的状態に大きな影響を与えていることを学びました。また、児童相談所で接する子ども達はそのような困難な状況ゆえに問題行動が生じてしまう場合も多くあったのですが、整った生活環境や周囲からの適切な関わりによって良い方向に変化することにも気づきました。

この経験を通じて、逸脱した行動を起こしてしまう人に対してその行動だけを見て非難するのではなく、環境や精神状態など広い視野から理解し支えたいと考えるようになりました。このような経緯から非行少年や犯罪加害者の更生に携わることのできる心理系公務員に興味を持ち、志望することにしました。

クレアールを選んだ理由

最初は独学で試験を受けようと思っていたのですが、科目数の多い公務員試験の準備をうまく進めることができるのか不安も感じていた折に、大学の友人からクレアールを勧められました。映像講義のため自分の都合に合わせて受けることができる一方で、クレアールが提供する試験に向けた学習過程の大枠に沿って進めることで試験に向けて効率よく準備ができる点に魅力を感じました。

心理系公務員試験に強く実積がある点も選んだ決め手となりました。

クレアールのよかったところ

映像授業のため普段は1.5倍速にして、分からないところは止めてテキストや本を確認するなど、自分のペースで学習することができた点が良かったです。もともと集団で授業を受けると分からないところでつまずいて着いていけなくなってしまうことが多いので、自分の理解度に合わせて柔軟に調節しながら進めていくやり方は合っていました。

また、進路を決めるにあたって悩んだ際に担任の先生に相談することができたことも有難かったです。自分が目指す分野に関する知識が豊富で指導してきた経験がたくさんある、信頼できる方のサポートがあると非常に心強いです。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

心理学の学習をするにあたって、配点が高く重要な科目であるため力を入れて取り組まなくてはいけないと分かってはいるけれど、途中でやる気が無くなることもありました。同じテキストだけで繰り返し学習するだけでなく、軸となるテキスト(私の場合はクレアールのテキスト)を読み込みながら他のテキストや本(別の問題集や授業の中で紹介されていた本)からも学ぶことで、飽きずに毎日学習できるように工夫しました。また、様々な本やテキストを読み多角的に学ぶことで理解が深まり、専門記述対策の役に立ったと思います。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

緊張するタイプなので、心臓がものすごくドキドキする、言葉がうまく出てこないなど面接ではしょっちゅうでした。ただ、多くの面接では就活生に対して、少し雑談を挟んだり柔らかい態度で接したりするなど緊張をほぐせるようとても気を遣っていることが伝わってきたため、その気遣いに応えることができるよう笑顔でいることを心がけました。最初から最後まで緊張しっぱなしだった面接については、緊張してしまいうまく話せず申し訳ない、気を遣ってくださりありがとうございますと最後に述べるようにしてせめてリカバリーを…と思っていました。

経験による慣れも大切だと思います。官庁訪問での初めてのちゃんとした面接では、緊張のあまり声がガタガタに震えてしまい、面接官から「取って食べたりしないから、大丈夫だよ!笑」とまで言われてしまいました。ですが、志望動機や長所、やりたいことなど自分の言葉で考えて、面接を通じて繰り返し話すうちに少しずつ改善はしたと感じます。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

自身の就職活動を振り返ってみると、就職って縁も大切だな…と感じます。その日のコンディションや、面接官との相性によって受かったり受からなかったりします。他の受験生が内定辞退したから、自分に内定が回ってくることもあります。私はそれで、一度落ちていたところから連絡がきて就職先が決まりました。綺麗事のようになってしまうのですが、自分に縁のあるところに就職できたらいいな、とあまり気張りすぎずに臨むべきだと思いました!

といっても、私自身は試験や面接前はいつもガチガチに緊張していました。全然、縁のあるところに就職できたら?とか構える余裕なかったです。笑 ですが、「失敗したって死ぬわけじゃ無い」と必死に自分に対して言い聞かせて何とか乗り切ってました。

この職業に就きたい!という気持ちを忘れずに、辛いときもあるかもしれないですが最後まで頑張ってほしいです。そして、どうか息抜きも大切にしてください。

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