K.Bさん [最終合格先:家庭裁判所調査官補]

K.Bさん [最終合格先:家庭裁判所調査官補、国家公務員総合職(人間科学)]

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公務員を志望した理由

前職では商社で営業職をしていましたが、もっと自分が人の役に立っていると実感できるような仕事がしたいと思っていました。また、コミュニケーション能力を誉めてもらうことが多かったため、これを生かしてよりたくさんの人と接する仕事がしたいと考えていました。家庭裁判所調査官ならばこれらの自分の希望をかなえられると思い、志望しました。

クレアールを選んだ理由

もっとも大きい理由は、通信制で好きな時に映像授業を受けられることです。働きながらの受験だったため、自分のペースで勉強を進められる通信制はとても有難かったです。

他の予備校では珍しい心理職向けの講座が開設されており、さらに心理学の講師が高橋先生だったことも理由の一つです。

クレアールのよかったところ

映像授業を繰り返し見ることができ、知識の定着につながったと感じました。一通り授業を見た後は分からなかった部分だけを見たり、復習したいときは1.5倍速で見たりと、目的に合わせて授業を見ることができました。また、授業音声をダウンロードして通勤途中などに聞けたのも良かったです。

心理学の高橋先生の授業は特に面白かったです。単なる試験対策にとどまらず、心理職として働く上で知っておくべきことや最近の心理学の研究なども教えて下さったため、大学で心理学を勉強していない私でも興味深く授業を聞くことができました。

担当の先生からは勉強の進め方に迷ったときや面接カードの添削など、過去の合格者の話などを交えながらアドバイスをしてもらえたことも大変心強かったです。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

働いていたため、勉強時間の確保に苦労しました。平日の帰宅後は残業があったり、疲れていたりして思い通りに勉強ができないため、早起きして出勤前に30分~1時間程勉強していました。平日早く帰れた日は、帰宅すると気が緩んでしまうので遅くまで開いている図書館に行って勉強していました。休日も朝早めに起きて勉強を始めることで、昼食後に長めに休憩を取ったとしても8時間程度の勉強時間は十分確保できました。

これは王道の勉強法ではないかもしれませんが、数的がどうしても伸び悩んでいたため、初めは捨てていた地学や法律、経済の対策を途中から始めました。点数を伸ばすことができたので、結果的には良かったと思っています。

面接対策で心がけたことや工夫したこと、大変だったこと

面接カードの質問の意図を担当の先生に教えて頂いたため、それに沿うようなエピソードを今までの経験の中から選んで書きました。前職は家裁調査官とは全く異なる職業だったため、エピソードを話す時には何を達成したのではなく、どのように達成したのかという過程を中心に話しました。具体的には、どのような契約を結んだのではなく、その契約を結ぶためにどのように周囲の協力を得たのか、ということを話しました。転職したいと思ったきっかけを尋ねられましたが、前職の愚痴に聞こえないよう、ポジティブに話すことを心がけました。

クレアールの担当の先生とだけでなく、クレアールでできた友人たちと面接練習を数回行ったのも大変役立ちました。面接練習はできるだけ色々な人と行うことをおすすめします。

最後に、これから公務員を目指す方にメッセージをお願いいたします。

社会人の方は「仕事で疲れているのに勉強できるだろうか」「今の落ち着いた環境をわざわざ変えて良いのだろうか」と迷うと思います。公務員試験を受験しても試験に合格するかどうかは分かりませんが、試験勉強を始めると受験を迷っていた時とは違う、新しい自分が見えてくると思います。私は試験勉強を始めると、勉強時間を確保するためにメリハリをつけて仕事に取り組むようになり、上司からも誉められるようになりました。試験勉強を始める前とは異なり、「意外と頑張れるな」と自分をポジティブに評価できるようになりました。

合格を目指して勉強するのは当然ですが、今までの環境に迷っている自分を変えるという意味でも、試験勉強は意義あるものになると思います。頑張ってください。

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