A.Sさん［最終合格先：名古屋市(福祉職)］

2020年合格

2021年4月22日

公務員を志望した理由

公務員を志望した理由は、児童相談所で働きたかったからです。日々報道される児童虐待のニュースや大学での学びを通して、子育てを行う保護者の方々を支えることで児童虐待の防止・再発防止に努めたいと思いという思いが強くなり、公務員として児童相談所で働くことを志しました。

また、私は福祉の中でも特に児童福祉に関心が強く、児童福祉の様々な仕事を経験し、自身の援助技術を高めたいという思いがあります。民間の児童福祉施設では一つの施設でとどまってしまいますが、公務員の福祉職だと児童福祉の中でも児童相談所や児童養護施設、児童自立支援施設など様々な施設を経験することができます。様々な施設を経験し、技術・知識を高められることは私にとって大変魅力的であったため、公務員を志しました。

クレアールを選んだ理由

クレアールを選んだ理由は3つあります。

第一に担任制です。私は高校受験・大学受験をサボってしまい、まともに勉強をしたことがなかったため、この公務員試験が実質初めての受験に等しい状態でした。真面目に勉強をしたことがなかったため、自分の勉強スタイルももちろん確立しておらず、進め方やどこから手を付けて良いのかもわかりませんでした。そのため、個々に対するサポートが手厚い予備校が良いなと考えていました。インターネットで予備校を探していたときにクレアールは担任制があり、質問や悩みを担当の先生に相談できたり、勉強の進め方等も一緒に考えてくれることを知りました。この担任制を知った瞬間に「ここだ！」と思い、受講することを決めました。予備校は沢山ありますが、「大手だから。みんなが通っているところだから。」というような理由で決めるのではなく、しっかりと自分の性格に合った予備校を選ぶことが重要であると思いました。

第二に心理科目が強いところです。クレアールを調べていたときにクレアールの福祉系公務員コースには心理科目で評判の良い先生（有名な先生？）がいらっしゃることを知りました。福祉学科は福祉科目はある程度は大学の授業で学びますが、心理科目は福祉科目ほど手厚くは学びません。そのため、心理科目に強いという点は大変魅力的でした。この先生の元で学べば専門ではない心理科目も安心だと思い、受講を決めました。実際に授業を受けてみても大変分かりやすく、今では心理科目は得意科目になりました。

第三に受講料の安さです。公務員予備校は受講料が高いところが多く、その高さから私は予備校に通うことを躊躇していました。クレアールを調べたときに受講料がとても安いことを知りましたが、安いだけに内容の質も低いのではないかと思っていました。しかし、調べてみるとそのようなことは無く、講義内容はしっかりとしており、サポートも充実しており、他の予備校よりも勝っている点が多数ありました。この安さでそれだけの内容を提供していただけることに大変驚き、受講を決めました。

クレアールのよかったところ

クレアールの良かったところは繰り返し述べてきた担任制などのサポートが手厚かった点はもちろん、それだけでなく、教材が充実していた点がとてもよかったです。メインとなるテキストだけでなく、過去問や模擬試験、最新版の時事対策テキストなどたくさんのものが用意されていました。また、各講義にはウェブのチェックテストも用意されており、自分の理解度や苦手分野を把握できるような仕組みになっていました。それらをふんだんに活用することで、試験に合格できる力を身に付けることができました。

学習するうえで苦労したことと、その克服法

苦労したことは計画通りに勉強を進めることです。私はどんどん早く勉強を進めなければならないという思いから、勉強の計画を立てるときについスケジュールを詰め過ぎた計画を立ててしまっていました。詰め過ぎていたため、いつも途中で挫折してしまったり計画通りに進まなかったりなどで、「自分はもうだめだ。全然できない。」という挫折感・劣等感を感じてしまっていました。でもこのままではいけないと思い、時間にゆとりのある計画を組みました。すると計画をきちんと達成できる日が多くなり、その達成がモチベーションへとつながりました。「達成できた！」という思いは自分の自信になりました。また気持ちにも余裕が生まれ、気づけば自然と計画以上のことをやっており、結果として詰め込んでいた計画のときよりもたくさん勉強できていました。

勉強は自分が楽しめるように、前向きに取り組めるように工夫することが大事だと思いました。