ワンポイントアドバイス第48回 簿記2級を深く学ぶ③ 連結会計:会社は株主のもの? 【公認会計士試験受験対策】

目次

ワンポイントアドバイス(動画)

動画内容の要旨

親会社=子会社の株主

連結会計の問題では当たり前のように「子会社を取得した」とありますが、そもそも親会社と子会社の関係は、資本関係(子会社の株主が親会社)です。では、親会社が100%株主となった場合、子会社は親会社のものになるのでしょうか。

 

会社を構成するのは、株主だけじゃない

会社が事業活動をするために必要な資源(経営資源)は、ヒト、モノ、カネの3つであると言われています。「ヒト」には、株主はもちろん、経営者、従業員、顧客、仕入先、外注先などが含まれます。「モノ」は、会社が所有する資産全般です。「カネ」は、資本金や借入金です。

 

株主は、会社の意思決定機関を支配する

株主が会社の支配権を持つと言われるのは、会社の重要事項を定める株主総会の決議する権利が、株主にしかないからです。とはいえ、実際に会社を運営するのは経営者であり、従業員です。また、その周囲には多くの利害関係者がいます。その意味では、株主(親会社)も、会社を構成する一つのピースに過ぎないのではないでしょうか。

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