ワンポイントアドバイス第47回 簿記2級を深く学ぶ② 連結会計:子会社の取得【公認会計士試験受験対策】

目次

ワンポイントアドバイス(動画)

動画内容の要旨

子会社を取得=連結グループへ加入

子会社の取得取引とは、対象会社(F社)の株主から、親会社(P社)が株式を一定以上(たとえば、100%)取得することです。F社を子会社として取得すると、F社がP社の連結グループに入ることになります。

 

取得時にBSを時価評価する理由

①会社が所有するモノを買う(資産負債の時価合計)

通常の売買は、原価ではなく売価(時価)で購入します。子会社の取得も同様に企業を丸ごと購入すると考え、BSを時価評価したうえで、連結財務諸表に取り込みます。

②会社を丸ごと買う(事業価値を評価する)

資産負債の単純な時価合計が①ですが、会社の価値は、「モノ」だけではありません。現場で働く従業員はもちろん、その会社の歴史、文化、風土から、ノウハウ、技術力、ブランド力、信頼など、会社のすべてが含まれます。会社全体の価値(②の時価)を理論上の時価として算出し、資産負債の時価合計(①の時価)との差額を、会計上の「のれん」としてBSに計上します。

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