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「とにかく問題を解く!その先に合格が見えた」 丹下 聡 さん

行政書士を目指した理由

二十代、三十代と将来のビジョンもなく、のんべんだらりと勤め人をしており、四十を目前に将来が、不安になり「手に職をつけたい」と考え、"資格"の取得を考えました。

受験一年目~四年目

この時期は他校に通っており、一年目二年目は受験に対する意識も低く、勉強期間はそれぞれ"ダラダラやっていただけの"四か月と五か月で結果は足切りと156点でした。三年目四年目は、我ながら結構波乱万丈で、色々理由はありましたが、無職生活が始まり、それと前後して、大腿骨骨折の入院手術・リハビリと内科疾患による二か月以上の入院があり、さらに親の介護の開始などがあり、精神的にかなり追い詰められ、本番は自ら招いたプレッシャーに負けたこともあり176点・174点で不合格でした。

しかし、この三年目四年目で「とにかく問題を解く→条文に戻る→テキストに戻る」という勉強法がやっと身に付いたのが、後述の五年目の合格につながったのは確かです。

五年目。クレアールとの出会い

正直、無職(四年目には塾講師のバイトをしていましたが)のプレッシャーと受験のプレッシャーから解放されたく、受験をやめようと真剣に考えていましたが、174点で不合格の通知を受け取り冷静に考えると、やはり諦め切れなくなり、また運よく正社員として塾の講師が出来るようになったことあり、五度目の受験に向けて動きだしました。

そこで、予備校探しで重要視したのは、「答練コースが充実していて、かつそのコースのみが選択出来ること(勿論受講料の安いこともあります)」です。これに合致したのがクレアールでした。

この年に重視したのは、どの科目も「とにかく問題を解く!」。勿論ただ解くのではなく、肢の一つ一つを丹念に解くのです。つまり、肢の一つ一つに対して「解く→条文→テキスト」の過程を丁寧に踏むことを繰り返しました。そして、そのうえで、憲法は条文・判例・学説を意識、行政法はとにかく条文、民法は条文・判例と力の入れ具合を変えていました。これは受験三年目に受講した弁護士先生の講座で「とにかく問題を解くとこと!数多くこなしなさい」と聞いた時から実践しており、クレアール入学直後にも杉田先生に、「それで大丈夫ですよ」とおっしゃっていただいたので、疑い無く実行しておりました。

夏まではあまりクレアールの答練会はなかったので、前年までの答練や過去問を繰り返しており、前年は他予備校の成績上位者の常連だったので「このまま行けばなんとかなるかな?」と甘い考えの元、毎日コツコツやっておりました。しかし、クレアールの答練が始まると、自信は木端微塵でした。メチャクチャ難しかったです。時として「こんな問題でないよ!出てても六割の合格ラインに影響ないでしょ」と所謂"ぎゃくぎれ"状態になっておりました。

しかし、この難しい答練にしっかりと食いついて行くことが、ここ数年難化し、かつ試験委員が色々な「落とすための罠」を張り巡らせている本番を勝ち抜くためには欠かすことの出来ない訓練となったのです。つまり、合格のための知識の定着はもとより、「難しい問題(捨て問)をいかにかわすか」と言う合格のために必須のテクニック習得に役立つのです。私は、ぶつぶつと泣き事を言いながら、本番まで五回を目安に繰り返しました。

そして、もう一つ気をつけたのは、記述対策として、とにかく色々書いてみると言うことでした。15字×三行のマス目をワードで作って印刷したものを持ち歩き、書いて練習しておりました。そして、二問出るであろう民法の記述対策として択一を解くときにも"理由・根拠"を言えるようにすることも心掛けました。

そして一般知識ですが、これは前年10問正解と結構良い線まで行っていましたが全く自信がなく、とにかく"答練・テキストなど与えられた物を万遍なくこなす"ことを心掛けました。但し、範囲に際限がないので力を入れるのはあくまで、文章理解・情報通信・個人情報保護関連です。

最後に

私は五回も受験しており、しかも、その間二年間も専業受験生だったこともあったので、偉そうな事は何も言えませんが、それでも失敗から言えることは、とにかくクレアールを信じて、必死に食いついて行くことが必ず短期の合格につながります。勿論、毎日必ず机に向かう時間を作るという、自分の努力があった上での話ですが。

最後に行政法・民法・憲法の主要科目の勉強で心掛けたことを一言づつ。

行政法:得意科目にすることが合格への必須条件です。とにかく条文を丸暗記するくらい丁寧に読みましょう。条文知識の問題は必出かつ、落とすのは致命傷です。

民法:こちらは、条文+判例で勝負ですが、理由づけも出来るように、「理解」にも努める必要があると思います。但し、奥が深すぎるので答練の範囲で区切り、深入りは禁物です。

憲法:条文は99条覚えましょう。特に統治条文の暗記は必要です(私はピークで七割くらいしか覚えられませんでしたが)。そのうえで、有名判例・理論を、答練・過去問の範囲で抑えました。

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