M.Sさん
受験回数:1回
行政書士を志した動機
- 以前行政書士事務所で働いていたことがあり、実務経験があったこと。
- 現在は司法書士事務所で勤務しており、時々行政書士業務の依頼があること。
- 行政書士受験の前の年にクレアールで司法書士試験に合格していたけれど、民法が翌年改正されたので新しい民法を覚えるのにちょうどいいと思ったこと。
- 民法や会社法の記憶が新しいうちに早く受けてしまおうと思ったこと。
などから受験することにしました。
クレアールを選んだ理由
前年にクレアールで司法書士試験に合格したので、行政書士を受験しようと思ったときに独学でいいか受講した方がいいか迷って司法書士講座の時の担当の方に相談して決めました。お世話になったことも含めて、受講料も合格すればほとんど戻ってくるので独学よりコスパが良いと思います。
具体的な学習内容
私は怠け者体質で切羽詰まってからでないとやる気がでないので、最初に授業の一覧表からだいたいこのくらいの時期までにこれだけ見ないと全部授業を見終わらない、というのをざっくり週単位くらいで区切ってかなり大雑把に計画を立てました。
また、クレアールの速修コースにすることで、自分を追い込むようにしました。
民法、会社法は司法書士試験でやっていたので、民法の改正された論点以外は復習くらいの感覚で、聞き流すような感じで気軽に授業を聞いていました。憲法は司法書士試験とは問われることが違う感じだったので、もう少し気を引き締めて聞いていました。
9月頃からはそろそろちゃんと始めなければと思い、行政法を見始めました。
もうのんびりやっている時間はなかったので最初に授業を全部見ました。全部の授業を見終わったのが10月の途中で、それから本番までは過去問をやっていました。(3回くらい繰り返しました)
過去問をやってよくわからない、覚えていない部分だけテキストを見返しました。
私は一般知識がまったく自信がなかったので、職場でお昼ごはんを食べながら一般知識のテキストを見ていました。文章理解はなんとなくわかったので過去問はやらずぶっつけ本番でしたが、繰り返し出題されるような個人情報や社会科のようなところを覚えられるだけ覚えようとしました。
授業を全部見終わった後は、行政法を中心に過去問をやって、飽きたら民法などの他の科目の過去問といった感じでした。
先生が一般知識は直前に詰め込めるみたいなことをおっしゃっていたような記憶があったので、一般知識の過去問は最後の3日間くらいに詰め込む感じで集中してやりました。
一日休みの日は答練をやったりして過去問で見たことのない論点をチェックしました。
とにかくクレアールで与えられたものはすべて一度目を通すことに決めていました。
クレアールでよかった点
2年コースだったのですが、1年で合格すれば未受講分を返金される制度なので絶対に1年で受かろうという気でできました。
Webで好きな時に好きなところまで授業を見て、一度中断してもまた学習を再開することができるので、マイペースな自分にはやりやすかったです。
本試験で注意すること
時間の足りない試験に慣れていたため、行政書士試験は時間が足りなくなることはないだろうと油断していて本試験までちゃんと時間を計って答練をやったことがなかったので、あまりにも本番で最初の方をのんびり丁寧にやっていたら一般知識が20分しか残っていなくて最後かなり大急ぎになってしまいました。
一般知識はとにかく急いで読んで消去法でどんどん進めて全部解答したものの、時間がぎりぎりだったので見直しはしていません。
一般知識は考えてもわからないものもあるので、直感であまり考えすぎないで終わらせたのがよかったのか24問中22問正解で結果的にはよかったのですが、最後の方は全部読み終わるかなと結構焦りました。
本番までに一度は時間を計ってやっておけばよかったかなと思いました。
あとはマークをミスしないように一問一問しっかりチェックしながらやりました。