A.Nさん
受験回数：２回（申込回数は３回、１回目は赴任地の海外から帰国試みるも天候不順でフライト遅れ受験出来ず）
行政書士を志した動機
あと数年で会社勤めのゴール、残りの人生は、人様の役に立っている実感がある仕事に就き、間接的であってもこれまでの人生でお世話になった方々へ恩返しをしたいと思うようになりました。知り合いにご苦労の末試験に合格し行政書士として活躍されている方が居り、色々とお話をお伺いする中で自らも行政書士を志したいと思うようになりました。
クレアールを選んだ理由
３年前試験を受けようと思い立った時は、他社さんの講座を受講していました。講義は面白く平易ではあったのですが、説明は必ずしも十分でなく、完璧に理解することはできませんでした。１回目の受験は出来ず２回目は失敗、これからどうしたものかと悩んでいたところクレアールのお試し講座を受講。杉田先生の講義を聴いて目から鱗、且つ万一不合格の場合も２年目も受講できるセーフティコースに魅力を感じ申し込みました。実際に始めてみると、それまでもやもやしていたこともスッキリ理解することが出来、合格への展望が見えてきました。
具体的な学習方法
杉田先生の基本講義は質量ともにボリュームがあり、講義がリリースされると直ぐに受講を始め次回リリースまでに一通り終わるようスケジュールを組みましたが、中々思うようには行きませんでした。それでも毎日のコツコツとした努力が合格への近道と信じ、最低でも１日１時間を日課としてWeb受講を続けました。通勤電車の中では受講済み講義の音源を繰り返し聴き、知識の定着に努めました。そして過去問を解きながら条文確認とテキストに戻っての復習、その上でフォローアップ講義を視聴し再度復習というサイクルで進めました。竹原先生の記述マスター講義では条文読み上げもあり、条文知識の蓄積に大いに役立ちました。
クレアールで良かった点
杉田先生の講義は、テキストに加え板書・イラストによる説明もあり、大変分かり易かったです。法律初学者の私にも、難なく理解できる内容でした。また過去問の解説も、やや難解とも思われる問題は、まず根拠となる法律の条文に立ち戻りその解釈を一通り説明した上で、結果としての解答を導き出すアプローチをされており、今までどうしてもスッキリしなかった論点も明確になりました。また万一の場合の２年目の受講もセットされているセーフティコースは、一度失敗した経験のある私にとっては、安心感と時間の無駄を省く意味からも、大変魅力のあるものでした。
終わりに
私の場合、受験回数は２回、合格点１８０点の上下たった２点で明暗を分けた形になりました。
１回目は基本的な知識が必ずしも十分でなかった為、５肢択一で点数を伸ばすことが出来ず、一方で記述は予想外に点を稼げたものの僅かながら及ばずという結果でした。２回目は５肢択一で着実に点数は稼げたものの、記述が思ったより難しく部分点次第となり、合格発表まで悶々としていました。正に試験は「水もの」「時の運」と思う一方で、やはり基本的な条文知識をどこまで蓄積できているかで、その幸運を掴む可能性を高めることが出来るのではないかと思います。やはり、講義を繰り返し視聴、条文を繰り返し確認し、過去問にも繰り返しチャレンジするといった、ひたすら毎日のコツコツとした努力が試験合格への王道と思います。杉田先生、竹原先生、クレアールのスタッフの皆様に心より感謝申し上げると共に、これから受験される皆様のご健闘をお祈りしております。どうも有り難うございました。