金野 伊津子さん
受験回数:2回
行政書士を志した動機
私は日頃、福祉の仕事をしているのですが、成年後見制度のご相談を受けることがあり、将来は成年後見人として働きたいと思ったことがきっかけでした。司法書士も後見人にはなれますが、行政書士の方が科目数は少なく、憲法、民法、行政法という基本的な科目がメインで勉強しやすいと思い、挑戦することとしました。
クレアールを選んだ理由
他の方の感想に杉田講師の説明がわかりやすいとあり、実際に視聴してみて大変わかりやすかったので、カレッジ2年セーフティコースに申し込みました。
1年目は独学でしたが、特に民法や会社法の理解が難しく、何が何だがわからないままの受験で不合格に終わりました。根本的な所から理解しなければと考え、それには自分にとって分かりやすく、視聴していて楽しくなるような講義をする先生を探していました。杉田講師はただ結果の説明だけではなく、背景にある制度趣旨や理由も丁寧に説明してくださったので、1年目よりも格段に理解が進みました。時折冗談を交えての講義により、楽しくリラックスして受講できました。
また2年コースで安心して取り組め、受講料が低額なのに内容が充実しており、他の通信講座と比べてコストパフォーマンスはかなり高いと思います。
具体的な学習方法
スケジュールは下記の通り学習しました。
- 12月~6月:憲法、民法、行政法の基本講義および過去問webテスト
- 7月:会社法及び一般知識
- 8月:記述マスター講義
- 9~10月:過去問webテスト・解法マスター講義・科目別パーフェクト答練・模試
現在の仕事はかなりハードで残業時間も多く、正直勉強時間を捻出するのは苦労しました。平日は夜遅く帰ってきて寝るだけ、朝も疲れて早く起きることはできなかったので、土・日・祝日に講義を視聴し、通勤時間に過去問webテストを行いました。
この過去問webテストは大変便利で、外食やバスや地下鉄を待っている時など隙間時間を利用できるので、私のように時間がない者が合格できたのはこの過去問webテストのおかげだと思っています。過去問webテストは各科目平均3回程度、不得意な部分は5回程度繰り返しました。
講義については、時間のない中基本講義と記述式のみ受講し、過去問webテストで説明が分からない部分はテキストに戻って復習しました。
直前期の学習
直前期ではクレアールの講義を中心ではありますが、苦手な分野(例えば民法の詐害行為取消権)についてはYouTubeで配信している動画を視聴して克服しようと努力しました。夜には趣味のヨガをしながら講義を聞き流して、穴の無いように学習をしました。
直前期は他の通信講座も予想問題や模試を提供していて、その中でも無料のものを活用しましたが、最終的に一番身に付いたのは、クレアールの「科目別パーフェクト答練」でした。予想問題は出なければ効果なしですが、このパーフェクト答練は殆どすべての分野を網羅していて最終チェックに活用でき、実際に本番でこの答練でやっていた所が出て助かりました。
本試験にて
模試2回は時間配分の練習に利用し、答え合わせは時間がかかるのでしませんでした。
実は前日までどの科目から解答するか迷いましたが、結局最初から解答するのがマークシートの記入間違いがなく簡単で自分に合った方法だと思いしましたが、それが正解でした。