2021年合格体験記「育児＆仕事をしながらリベンジ合格できました」渡部　美智子さん

2021年合格体験記

2022年3月30日2022年4月13日

受験回数：2回

受講コース：スピードマスターSコース

はじめに

私は、４０代後半で６歳の娘の子育てをしながら、フルタイムで仕事をしております。

行政書士を志した動機は、昨今のコロナ渦で雇用の保障が危ぶまれる中、将来的に起業ができる資格をと思い、法律初学者ながら2020年5月から勉強を始めました。

１度目の受験に際しては約6カ月間、寝る間も惜しんで必死に勉強しましたが、結果は惨敗。一度は諦めようとも考えましたが、クレアールの「非常識合格法」に出会い、的を絞った効率的な合格法があると知り、2021年5月からクレアールの教材にて再度勉強を始め、６カ月間の勉強で無事合格できました。

クレアールの良かった点

教材が一度にまとめて届くのではなく、講義動画の配信スケジュールに合わせて届くことです。これは勉強スケジュールの進捗確認にもなり、大変わかりやすかったです。（学習開始のタイミングによって一括送付の可能性あり）
色刷のテキストは、自分の中での苦手なところ、重要点などをマークするのに使いやすかったです。カラーだと紙面がカラフルになりすぎて、逆に重要点がわかりにくくなるように感じました。
テキストと過去問のチャプターがリンクしているところです。テキストの過去問題集が論点別且つ一問一答式になっていることで、苦手分野を確認しやすく、一問一答式になっていることにより、一問一問をじっくり確認することができ、苦手分野はテキストの該当チャプターに戻ることにより復習もしやすかったです。
記述式の対策が別であったことも大変重要だと思いました。私の中で１度目の受験の敗因は記述式にありました。１度目の通信教育では記述式の対策として別途設けてあるわけではなく、記述式の過去問をすることと、択一の知識を応用するのみの講座でした。試験を振り返ってみて思うことは、やはり記述の対策は別に必要であるということです。記述をする上でのキーワードの抽出、４０文字の文章構成は、過去問のみではなく、オリジナルの予想問題など色々な問題に触れ、何度も練習が必要だということです。
竹原講師の講義がわかりやすかったことです。テキストに書かれていないことも、具体的な日常の例を添えて解説してくださったので、難しい法律的な事案についても理解できました。
質問のレスポンスがすごく早く丁寧でわかりやすく、大変助かりました。私のメールアドレスが受信できなかった時も、わざわざ封書でお送りいただきありがたかったです。
受講料が安いのに、教材や講義がとても充実していると感じました。

具体的な学習方法

まず学習時間についてはとにかく朝型に切り替えることでした。日中は仕事、夕方からは育児と家事に追われる生活で、なかなか思うように勉強時間はとれませんでしたが、早朝４時から４時半に起き、７時までの時間を毎日勉強時間に充てるということを１日も休みませんでした。朝は脳がリセットされすっきりしていて、学習効率が良いと感じました。

学習初期はチャプター毎にテキスト講義を受け、そのチャプターにあわせて過去問を行いました。論点別に細切れにインプット（＝テキスト学習）アウトプット（＝過去問学習）を繰り返すことにより、学習のマンネリ化も防ぎ、記憶を定着するのに効率的だったのではないかと思っています。

学習中期は肢別論点マスター講義により、今までの基礎学習の復習を行いました。覚えているはずの重要論点も時間の経過により忘れていることに気づき、テキスト、過去問とは別の視点から復習できたのが良かったです。

学習後期は記述式対策に力を入れ、記述マスターテキストと講義を何度も繰り返しました。講義の中で六法の条文と照らし合わせてくださったので、正確な条文をしっかりインプットすることを心掛け、ノートに何度もなぐり書きのように書いて覚えました。

また、模擬試験を３回受けに行きました。一度目の本試験においては、家庭で模擬試験を受けるのみで挑んだため、当日の緊張感が思った以上に大きく、時間配分もうまくできず悔しい思いをしました。今回模擬試験を３回会場で受けることにより、本試験での緊張感も和らぎ、自分の一番解きやすい問題の解き順も決めることができました。試験会場での緊張感、時間配分の目安を見極めるためには、実際に模擬試験を受けに行くことをおすすめします。

試験直前期は今までの総復習です。過去問学習と試験までに絶対忘れないようにしたいことを、とにかく思いついたら付箋に書き込みノートに貼り付け、自分ノートにしました。当日の試験会場にこのノートを持っていきました。