受験回数：1回
受講コース：2021・22年目標カレッジ2年セーフティコース
はじめに
この度はクレアール行政書士講座を受講し1回目の受験で合格することができました。
杉田先生の講義はわかりやすく、試験勉強の期間中も辛いと感じることもなく、楽しみながら勉強できました。ありがとうございます。
行政書士を志した動機
私は社会保険労務士事務所で勤務社労士として仕事をしております。労働基準法などは民法の特別法だから、やっぱり一般法の民法も勉強しておきたい。社会保険などの決定通知書の裏に書いてある小さい説明文、実は行政書士試験の行政法の範囲…？年金はもとをたどれば憲法の生存権が根拠なの…？などと考えているうちに、行政書士試験はさまざまな国家資格のもとになっているような試験範囲だと感じ、チャレンジしたいと思うようになりました。また、ずいぶん昔に宅建士の資格も取得しましたがその時も「やはり民法は面白いな」と感じていたこともきっかけのひとつです。
いくつかの通信講座の資料を取り寄せ比較検討した結果が以下の通りです。
- テキストがわかりやすく2色刷りだったこと。（総カラーのテキストはカラフルで楽しそうですが、逆に自分で書き込んだりしても目立たず好みでないため。）
- いくつかのサンプル講義を視聴して、杉田先生の講義が自分には合うと思ったから。
- 受講料が安価で分割払いでき、月謝感覚で受講可能であったこと。
- 1回で合格出来たら未受講分の受講料が返ってくるとともに、合格お祝い金がいただけるかもしれないから。
具体的な学習法、科目別学習法
〇インプットは休日、アウトプットは平日の出勤前と休日
平日は仕事をしておりますので講義はすべて休日にまとめて受講しました。まずは一通り基本講義を受講しなければと考え、1.25倍で全部受講しました。
平日は朝1時間から1時間半早起きし、休日に講義を受講した部分のテキストを読み込み、六法の条文を読みました。過去問も朝1問でもいいから解くことを続けました。
〇情報はすべてテキストに集約
テキストと同じサイズ（B5）のレポート用紙に基本講義で使ったレジュメの重要な個所を貼り付けテキストの該当箇所に挟み込んでいつでも確認できるようにしました。
また、行政法で図にしたほうがわかりやすいところはテキストを読みながら図にして貼り付けていました。また、ぱっと開けるようにインデックスをつけました。
〇科目別学習法
【憲法】はテキストに出ている重要判例の内容を何度も読み込みましたが、それ以上はやっていません。判例が興味深いので深く勉強しすぎると他の勉強に手が回らなくなると思ったからです。
【民法】は暗記ではなく理解することを心がけました。どうしても暗記が必要な数字については付箋に書いて目につくところに貼って覚えました。
【行政法】は手続きの流れをつかむことをイメージすることを心がけました。また、図を書いてことあるごとに「今、どこの話をしているのか」をイメージしながら進めました。
【商法・会社法】は時間が足りず、結果として1問しか取れず記述の採点待ちとなってしまったので捨て科目にするべきではないと改めて思いました。
【一般知識】も時間はとれませんでしたが個人情報保護法のところはテキストを読み、ネット用語やニュースなどは少し意識をもって見るようにしました。
答練・模試の活用
自分の苦手分野の分析には答練と模試が欠かせませんでした。最後の模試では全く点数が及ばずクレアールさんに答案の提出もできないくらいでしたが、地方自治法が完全に学習不足だと気付けたので最後の1か月で得点力が一気に伸びたと思います。
資格の今後の使い道について
行政書士試験の勉強で得た知識（特に民法）は今の仕事をするうえで「ものごとを順序だてて考える」意識を高めてくれたと思いますので、引き続き頑張りたいと思います。
クレアールを受講してよかった点
先に述べた「クレアールを選んだ理由と」重なりますが、
- テキストが見た目はシンプルだが内容が充実していた
- Webテストで過去問集を持ち歩かずにちょっとした時間にスマホで過去問チェックができた
- 受講料が安いのにもかかわらず、ホントにいいのですか？と思うくらい内容が充実していました。最後にコンプリートテキストが届いたときはびっくりしました。
- 杉田先生の講義が楽しかったので続けられました。また、杉田先生が何度も「条文の大切さ」を教えてくださったおかげで、勉強方法に迷いが生じなかったです。
最後に
資格試験の勉強は誰かに強制されたわけでもなく、自分で「資格を取得したい！」と思って始めるはずです。でも、途中であきらめそうになったり、今年は無理かも…などと考え出すとあっという間にそれが現実になってしまうと思います。私は試験勉強中、常に「合格した自分」をイメージしながら過ごしていました。そうすることによって合格が現実のものに近づいてくると思いますし、疲れた時はクレアールの合格体験談を読んだりしました。「来年は私がこれを書く。」とイメージしながらです。そして実際、いま体験談を書いており、試験勉強中に合格体験談を読むことで（他の人の成功体験を自分に重ねることによって）いい結果をもたらしたと思っていますので一生懸命書いています！
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