☑2023年度合格体験記
☑ダブルライセンス
☑リベンジ合格
はじめに
私は以前、勤務社労士として働いていました。その事務所は行政書士事務所を兼務し、行政書士も在籍していました。行政書士を取得することによって、仕事の幅が広がり、もし開業することになったら有利になるのではないかと思い、今後のことを考えて行政書士を目指そうと思いました。
クレアールを選んだ理由
クレアールを選んだのは、独学３回の行政書士試験不合格を経験し、独学での限界を知ったからです。2022年の受験の時も過去２回と同様、基本書と過去問を使用し学習をしていました。前回２回の試験の時より、はるかに時間をかけて真剣に取り組んだつもりだったのですが、試験問題を見た途端、挫けました。あんなに時間をかけて学んだのに、全く歯がたたない・・・。条文もあまり覚えていない、理解もしていない。そしてそれは、そもそも勉強方法が誤っていたのです。独学の限界を悟った瞬間でした。
2023年はモチベーションが下がり、学習スタートも遅かったことから、通信教育で効率よく理解して受験しようと思い、とりあえず「非常識合格法」の書籍をいただき一読してみました。この書籍から得た情報と受講料が他校と比べ安かったことが決定打となりました。
クレアールで学習を開始して良かった
実際に受講をしてみてですが、講義を視聴しテキスト、過去問と学習することにより理解することでき、限られた時間の中でかなり効率的にできたと思います。杉田先生の講義は細やかな説明で難しい条文を理解することができました。独学では曖昧にしていた部分も「こういうことなのか！」という瞬間が何回もありました。杉田先生の講義はとても聴き取りやすいので、１.５倍速にしても全く問題はありませんでした。
答練は、解いた時点では曖昧に覚えていた部分も講義を受講し細やかな説明を聞く事で理解することができました。答練講義では、杉田先生が時々問題にツッコミを入れる時があり（そのつもりがなかったらスミマセン・・・）、クスッと笑える時があったり、熱く語る時があったりと、ほっこりさせられる時や励まされる時があり、楽しく受講することができました。張り詰めて勉強している時には、そんな時間は大切ですよね。
記述式の竹原先生の講義は、試験までに時間がなく、残念ながら全部は受講できませんでしたが、以前は全く記述式問題を解答することができなかったけれど、解答するまでの考え方、方法を理解することができました。
今までわからなかったことを理解できる。繰り返し視聴し、耳でも覚える。そして、効率よく学習できる。これらのことが今回の合格に結びつき、非常に良かったと思います。
学習スケジュールについて
実際の学習期間は約6ヶ月間でしたが、基本講義を８月までに終了させ、９月、10月は問題に集中しようと思いました。早朝に講義を１.５倍速で視聴し、朝の支度が済んだら、出社までの時間に問題を解く。昼休みやスキマ時間は六法全書の条文をただ読み、夜も講義動画を視聴し、過去問を解く。そして前に学んだことを忘れないように、夜は前日、１週間前、1ヶ月前に実施した部分を確認することも合わせて行いました。
学習できなかった日は、休日で調整するようにしました。夏季休暇があったので、休暇時は朝から晩まで学習しました。予定通り8月までに全部の講義を視聴できなかったのですが、9月中旬から模試・過去問に集中しました。
今までは恥ずかしながら、六法全書を開いたこともなかったのですが、杉田先生が講義で重要な条文は六法全書に印をつけ、空いた時間にそれを見ること。それが記憶につながるとおっしゃっていたので、今回は六法全書を購入し、必要部分をコピーしたものを時間のある時に見ていました。コピーも膨大な量になってしまうので、途中からは前年の試験勉強で使用した基本書に添付されている行政書士六法の薄い冊子を持ち歩いて開いていました。ただ読んでいるだけですが、意外に頭に残り、試験の際は大いに発揮できたと思います。この条文を見ることによって、満点ではありませんでしたが、記述式にも対応できたと思います。
仕事・家事との両立について
仕事、家事との間に学習するのは大変でしたが、スキマ時間と朝時間を有効に活用し、休日はできる限り講義を視聴してきました。わからなくてもとりあえず、一通り進めていきました。過去問や答練も何度も繰り返し、間違ったところは印をつけ、テキストに戻り時には講義を見直し諦めず、コツコツと進めるようにしました。
毎回、試験の1ヶ月前になると、焦りがでたり、自信がなくなったりで、モチベーションが保てなくなり、遊んでしまうことが多かったのですが、今回は杉田先生の試験前の心構えのメッセージを視聴し、「自分は運がいい」と思い込むようにし、「絶対今回は合格するんだ！」という強い意志を持ち続け、最後まで諦めずに毎日淡々と問題を解くことに集中し、試験日に備えました。
そして、受験が終わったら、美味しいご飯を食べに行こう。と終わった後の楽しみを決めて、以前のように受験前に遊ばないように決めました。
とはいえ、ずっと張り詰めているのも続かないので、時には好きな漫画を読んだり、飼い猫に愚痴を聞いてもらったりと気分転換をはかりました。
最後に
独学はとても難しいです。そして膨大な試験範囲を自分で理解しながらは、とても厳しいものだと思います。今回、クレアールにお世話になり、効率よく学習できたことが良い結果に結びついたと思います。講義動画、過去問、テキストこれらを最大限に活用し、最後まで諦めず、自分の合格を信じていけば、必ず合格できると思います。クレアールの皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。