重富 俊明さん
- 受験回数：3回（内、お試し受験1回）
行政書士を志した動機
行政書士試験は過去に一度お試し受験をしましたが、その際は法学部だから受けたというだけで科目もいまいち理解しておらず、問題の内容すらよく分からず終わってしまいました。
司法書士試験に向けた勉強をしながら多種多様なアルバイトを重ねていく日々の中で、産業を興し社会に貢献したいという人たちの助けになる仕事がしたいと考え、幅広く法律上の手続きに関わることができる行政書士になりたいと思い至りました。
クレアールを選んだ理由
資格試験は一人で復習する時間の確保をすることに加えて、復習の内容が充実していることが非常に重要な要素になると考え、復習する点で優れた講座はないかと探しているうちにクレアールに辿り着きました。
行政書士非常識合格法セミナーを見てますますやる気になり、優れた教材に加えて費用の安さ、セーフティコース、合格できた場合のキャッシュバックなど魅力的なシステムがあり、クレアールを受講することに迷いはありませんでした。
具体的な学習法
８月から学習を始め司法書士試験と科目が重なる民法、会社法及び憲法に関しては過去問を確認した結果、司法書士試験の知識で十分カバーできると思いましたが、どこか基礎が欠けている部分があるのではないかと考え、行政法の講義と並行してテキストと過去問の内容を復習していました。
しかし、行政書士試験の配点のほとんどが行政法なので、試験前のほぼ全ての学習時間は行政法に費やしました。何を勉強しようかと迷ったら直ぐに行政法の勉強をしていました。特に行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法はそれぞれ似ているものもありますが、比べて整理することが大事なので、行政法の勉強の時間にはいくら充てても損はないと思います。
記述式の勉強は一通り学習を終えてから、条文の文言を暗記して書くということを繰り返していました。少なくとも講義の中で出た内容に関する条文だけでも条文を確認して手書きしましょう。大変だと思いますが、どうせ択一で出るものだと考えると気が楽になります。加えて条文の知識だけで解ける問題が簡単に解けるようになるのでお勧めします。
一般知識については講義を受講し、テキストも一通り読みましたがあまり深入りしませんでした。私は戦前戦後の歴史や世界史の文献を読むことが趣味なので、それらを息抜きに読んでいました。
答練や公開模試に関しては、間違えてしまった単元の内容を再び講座で確認することがいい復習になりました。クレアールでは少しでも空いた時間があれば勉強ができるサポートが整っているので、勉強をする習慣が自然に身に付いたと思います。息抜きの読書やニュースを見ることも勉強として換算すると、申し訳ありませんが正確な勉強時間を図ることはできません。
今年の本試験を振り返って
試験中は知っていたのに間違えたという後悔を絶対にしたくなかったので、必ず正解しなければならない問題を見直すことにかなり時間を使いました。合格点が180点であり、合格者平均得点は196点。私はそれを一回り上回る212点で合格しましたが、実は試験の終わった後それほど余裕はありませんでした。
大学を卒業した後の度重なる挫折が積み重なった結果、自己採点にすら自信がなく、いくら努力を積み重ねても結果に繋がらないのではないかと思うほどに傷心しておりました。
合格発表当日までは全く寝れず、自分の番号を見つけた時にはフラフラになりながら喜びました。支えてくださった方々、クレアールとの出会いがあって本当に良かったと思います。
これから受験される皆様へ
私の合格体験記が少しでも皆様の合格へのきっかけとなれば幸いです。
行政書士試験合格を果たしてお会いできることを楽しみにしております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。