中村 透さん
受験回数：2回
行政書士を志した動機
私は社会に出てからサラリーマンとして日々与えられた仕事だけを淡々とこなし、仕事に特別なやりがいなどあまり感じていない日々を過ごしておりました。そのような単調な人生がこれからも続いていくのかと思うとやり切れない気持ちとなり、「いずれは自分の裁量で仕事がしたい」、「自分自身の手で人や社会に貢献しお金を稼ぎたい」との思いが日々増していきました。そこで、各種重要な書類の作成業務・官公署への許可申請の代理業務など社会重要度が高く独立を視野に入れて仕事ができる行政書士の仕事に魅力を感じ勉強することを決意いたしました。
クレアールを選んだ理由
行政書士試験に合格するために独学か予備校を利用するか熟慮した結果、独学はテキスト代のみで済むため金銭的なメリットは確かにあると思うのですが、逆に金銭的なメリット以外は存在しないように思いました。というのもテキストを読み込んでも理解できない場面に遭遇したとして、質問できるツールがなく、自分で無駄に時間をかけて調べて理解しなければなりませんし、その調べた内容が正しいのかも疑わしいものです。また、独学にありがちだと思いますが、いろんなテキストに手を出してしまい結果的に独学でも金銭面での負担が増してしまうこともあり得ます。何よりも忘れてはいけない重要なことは「試験に合格する」ということです。そのためには「合格できる教材」を使い、「合格に導いてくれる講師の講義を受ける」ことの2点が不可欠だと私は考えます。そしてその2点を他の予備校と比較して破格の価格で提供してくれるのがクレアールだと私は断言できます。
合格するための勉強法
〈択一式対策について〉
王道にはなりますが、まずは講義をしっかり受講し、講義が終わったらなるべく早めに学習した箇所の過去問や一問一答などの問題演習の繰り返しが効果的だと思います。仕事などが忙しく講義を受けるだけで手一杯な方は夜に講義だけ受けて次の日の朝に問題演習をするのでもいいと思います。クレアールの講義は長くても1単元40分程度なので講義後の問題演習の量も適量だと思います。杉田講師がよく仰っていた通り、わからない分野に遭遇しても時間をかけすぎてストップするのではなく、とにかく前に進み、一通り講義を受け切るというのがかなり重要です。繰り返し学習していくことで分からなかったところが分かってくるのでとにかく前に進みましょう。
〈記述式対策について〉
行政書士試験ではマイナー分野を問う問題は少ないので、やはりこれも王道ですが普段から条文を読む習慣をつけ、テキストに記載されてある重要判例のキーワードを意識しながら熟読しましょう。忘れてしまいがちなところや講義で講師の方が「ここは重要です」と説明している場面は試験でもよく問われますので実際に殴り書きでもいいのでノートに書いてみるというのもおすすめです。そして結局は択一対策が記述式対策に繋がるので、普段講義を受けるときや択一の問題演習をしている時も、今勉強しているところが「記述で問われるかもしれない」という意識を持ち続けて勉強することが効果的だと思います。
〈まとめ〉
択一式と記述式の勉強法について書きましたが、ご覧の通り特別なことは何もしておりません。合格に必要な知識はすべて優秀な講師陣・クレアールのテキストや過去問集が提供してくれます。私自身クレアール以外の教材は直前期に予想問題集を数冊使っただけです。受験生の方は余計なことをせずに素直にクレアールの講義を受け、クレアールの教材だけを使って勉強してください。それが合格への近道です。
最後に
試験日が近づくにつれ、不安などから緊張が増してくると思います。でも大丈夫です。不安になるということは今までしっかり勉強してきて合格に近づいているから不安になるのです。合格する可能性が十分にあるからこそ、受からなかったらどうしようと不安になるのです。全く合格する見込みのない受験生は不安を感じるはずがありません。ですから直前期に不安感に襲われたときは「あ、自分は合格する可能性が十分あるんだな」と自信に変えてください。そして試験日当日、とにかく諦めずに最後の1秒まで問題と格闘してください。特に記述式は問題が難しくても諦めて白紙で出すような真似は絶対にしないでください。合格基準点に達するか達しないかの瀬戸際に立たされた時、勝利するのは諦めずに書き切った者です。
最後になりますが、私が行政書士試験に合格できたのはクレアールのおかげだと確信しております。初学者にもわかりやすく、ポイントを押さえたメリハリのある講義をして頂いた杉田講師・竹原講師、最後まで飽きることなく楽しく受講できました。本当にありがとうございました。また、いつも迅速丁寧なご対応を頂いた事務局の方々にも心から感謝いたします。
受験生の方々の合格を心よりお祈りいたします。