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「クレアールで学び資格を取ったことで自信をつかむ」 鈴木 健治さん

【行政書士試験を受験した動機】

自分は恥ずかしい話、これまで努力して何かを成し遂げたという事が無く、ただ生きているだけといってもいい人生でした。しかし、漫然とした生活を送る中で「このまま年をとっていくのは嫌だな」と思い始めていました。そのうち「何かにチャレンジしたい。できれば形に残ることがいい」と考えはじめたのがきっかけです。
どうせやるならある程度難しい、かといってあまり難解でない資格が良いと思って宅建、社労士などと迷った末、行政書士に決めました。実はクレアールに入る前に独学で1年間勉強して受験したのですが、試験は相当難しく問題の殆どを理解できませんでした。いくつかの予備校の中から自分が見た中では一番受講料の安いクレアールに決めました。

【受講のメリット】

他の学校を知りませんがクレアールではとても基礎的なことから学びました。直接試験に出ないかもしれませんがこれから学んでいく上でとても重要な部分だと思います。自分で勉強していたときは試験に出そうな箇所をただ覚えようとしていただけで本当に理解してはいませんでした。特に民法は基本的なことを理解しないと意味が無いです。独学のときは勉強をやらない日が続いたりすることもあったのですが、クレアールで勉強を始めてからは学習のペースができました。仕事をしている方は大変でしょうが、なるべく学校のスケジュール通りに進めていくべきです。

【科目別学習方法について】

・憲法

条文はもちろん、主要判例も必ず覚えなければなりません。判例は事案、争点、判決をしっかり整理して覚えたほうが良いです。それと新聞にも目を通したほうが良いと思います。私が勉強していた3年間だけでも新たな判決がありましたし、衆議院解散で揺れていた国会を大変興味を持って見ていたのを覚えています。

・ 基礎法学

平成21年度試験では3問の出題でした。何が出題されるか予想しにくいのですが、問われていること自体は割と基本的なことで、落ち着いて考えれば難しくないと思います。

・行政法

出題数も多く一番重要な科目です。まずは沿革的に構造を理解し、それから個々の法律について勉強していったほうが良いと思います。最重要の行政手続法、行政不服審査法、行政訴訟法の条文は絶対に覚えなければなりません。その際それぞれの違いをよく理解しながら横断的に学びましょう。また最近では判例を使った出題も見受けられるので主要な判例は押さるようにしましょう。とにかく行政法で点数が取れないと合格は無いと思います。国家賠償法は得点問題です。2問とも確実に取れるようにしましょう。
地方自治法については、毎年4、5問の出題があるので結構大事です。しかし1?2問はとても細かい事を聞いてくる場合があるので、主要な箇所を押さえ捨てるところは捨てた方がよいと思います。

・ 民法

択一式の問題ではまあまあの点数を取ることが出来ていましたが、配点の大きい記述式問題が苦手で、それが3年もかかった原因だと自己分析しています。民法は1000条を超える条文がありますが、頻出箇所があるのでそこは六法に載っている判例も含め押さえるべきです。行政法もそうですが記述問題はとにかく書く練習が大事です。何を問われているのか把握し、キーワードを押さえて書く練習をより多くこなすようにしましょう。

・ 商法・会社法

商法はともかく会社法は本当に苦手で市販のやさしい参考書を購入し、沿革を理解してからテキストを見ました。苦手な人が多いようですが、後回しにせず少しずつやっていきましょう。

・ 一般知識

出題されることが確実な個人情報保護法を行政機関個人情報保護法と比較しながら覚えましょう。時事、長文も軽視せず徐々にやっていきましょう。

【私が薦める学習方法】

やはりコツコツやるのが一番だと思います。「今日はこれをやる」というのが無い日でも、机に向かったほうが良いと思います。暗記しなければならない憲法と行政法の条文は、テキストを見ていると勘違いしていたことや、解りきっているつもりでも抜けていたりすることがありましたので、何となくでも目を通していました。それと、ある科目をやっていて、それに飽きたら他の科目をやりました。そうするとそれぞれを関連付けて覚えたりすることも出来ました。

また、直接勉強には関係が無いのですが、私はランニングでストレスを解消していました。長丁場ですのでそういう事も必要だと思います。ある程度受講が進むと答練を行います。先生も言っていましたがこれは良い点数をとるのが目的ではなく自分に何が足りないのかを考えることが目的です。ですから間違えた箇所はもちろん、正解していても自信が無い箇所を中心に最低3回はやり直し、同じ間違いを繰り返さないようにしておくべきです。「科目別パーフェクト答練」「総合答練」「公開模試」でもそうしましょう。

【直前期の学習について】

試験1ヶ月前になったら新しい問題集には手を出さず、今までやってきたことの復習をすべきだと思います。精神的につらい大事な時期に新たに解らないことが出てきて焦ってしまうと大変です。答練の見直しや、テキストなどでの基本的事項の確認で十分だと思います。

【本試験で注意すべき事】

最初に受験した時、とにかく時間が足りないと感じたのを覚えています。択一の問題は1問2分以内で解くようにし、時間がかかるようであれば後回しにすべきです。「総合答練」「公開模試」を利用して時間配分の感覚を身に付けましょう。特に「公開模試」は本試験を想定して学校で皆と一緒に受けることを薦めます。そして本試験には睡眠を十分にとり、体調万全で臨みましょう。

【本試験を受験して】

手応えはあったのですが、答え合わせをしてみたら何とも微妙なライン上で、「記述の配点次第だな」と感じていました。ですから1月25日に正式に合格発表されるまで待ちました。発表当日インターネットで早速確かめた際に、うっかり自分の受験番号を見落としてしまい今年も駄目だとガッカリしていたら、翌日送られてきたハガキで合格したことを知りました。その時の嬉しさはたとえようがありません。

【終わりに】

私は独学も含めると合格するまでに4年もかかりましたが、その間、何回か諦めかけたこともありました。その度、勉強仲間やクレアールのアドバイザー、友人そして親に励まされ、何とか続けてやってきました。私は人に頼ってしまう性格なので、最後の一年は人間関係を絶つようにし勉強しましたが、皆さんには本当に感謝しています。
最初に、この資格を目指そうと考えたのは、「何となく」でしたが、学習していくにつれ『行政書士』という職業が好きになっていきました。試験に合格した今は、まだ先のことは考えていません。しかし資格を利用して就職するにしろ、自分で開業するにしろ、私は実務経験がないので「これからが本当の勉強だな」という気がしています。でもクレアールで学び「資格」を取ったことはとても自信になり、以前の自分とは何か変わったような気がします。なにせこれまで自分は何事も中途半端でしたから。

この自信を胸にこれからの人生何をするにしろ失敗を恐れず歩んでいこうと思います。受講生の皆さん悔いの残らないようがんばってください。

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