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行政書士合格体験記 鈴木 章司さん

2015年社会保険労務士試験合格体験記

鈴木 章司さん

  • 受講コース : 中級コース
  • 性別・年齢 : 男性 57歳
  • 職業 : 会社員

今回3回目の受験で合格することができました。8年程前に受験勉強を始めて、2回受験しましたが全く歯が立たず合格できませんでした。年齢的のせいか記憶がどうしてもイメージ通りにできず、「ちょっと無理かな」という思いもあり、その後はしばらくの間、受験をあきらめていました。しかし、せっかく受験勉強を始めて、途中でやめてしまうのも中途半端な思いがどうしてもありましたので、2年計画での合格目標で受験勉強を再開しました。

1年目は「カレッジコース」、2年目は「中級コース」を受講しました。従いまして、合格までの年数としてはちょっと明確ではないのですが、あえてといえば、前期3年、後期2年というところでしょうか。

私は社会保険労務士の資格をもっているのですが、もう少し自分の知識の幅を広げたく日頃思っておりました。そのような中、いろいろな資格取得のパンフレットを取り寄せました。すると、学生時代も含め、今までの生活の中で。全く触れる機会のなかった『民法』、『商法』、『会社法』、そして『行政法』なるものが受験科目となっている行政書士に興味を持ちました。さらに、サラリーマンとして定年後を見据えた時、今後、自分自身が社会に貢献できそうな可能性が少しでも広がりそうなフィールドがないかを考え、行政書士という資格に挑戦してみようと思ったのが最初のきっかけです。

今回、クレアールを選ばせていただいた理由は、

①多様な教材の量に比し受講料が納得できるものであったこと、また、「カレッジコース」では教育訓練給付金制度ができ利用させていただきました。

②社会保険労務士の資格を取得した際もクレアールの講座にお世話になっておりましたので、信頼と親近感があったことです。

ということで、本格的に受験勉強をしたこの後期の2年間、学習時間は週10時間を目標にしていました。平日に学習のできない場合は、土日の2日でリカバリーをするようにしました。通勤時間は、前日に学習したことがどれ位、記憶に残っているかを振り返っていました、そうすると、教材を持ち運ぶことは不要で、記憶から消えてしまっている部分は帰宅してから再度学習するようにしました。また、自分が苦手な論点やどうしても覚えたい論点についてテキスト等をコピーして鞄に入れておいて、気になった時に確認するようにしました。

講義の中では、『行政法』はとにかく‘条文にあたる’ことだと、何度も教えていただきましたので、何度も何度も、記憶にとどめる努力をしながら読んでいました。最初のうちは、よくわからないし、面白くはありませんでしたので記憶として定着しませんでした。あきらめずに条文を読み、1000問ノック答練を何度も繰り返していると、「点」でしかなかった知識が「線」になり、少しずつ興味がわき、次第に細かい所まで気になりようになり、それが記憶に残るようになっていった感じがします。気長に少しずつでも続けることでしょうか。直前期には結構、得意科目になっていました。

ただし、『地方自治法』は、テキストに記載のある過去問や重要度ランクからメリハリをつけて、条文にあたりました。

『民法』は、最初は全く知識がなく記憶が定着しませんでした。いきなり条文にあたっても全体を理解していない中で、問題を解こうとしてもどういうポイントついて問われているのかサッパリ解りませんでした。そこで、大枠を理解するために、「総則・物権・債権」用にわら半紙を各一枚用意して、講義を聴きながら、章・節・条文番号等を書き進んでいくことで、講義が一通り終了すると、わら半紙の書き込みが体系図のようになり、民法の全体像が自分なりにすーっと頭に入り、2度3度と講義を聴くうちに、ある程度細かな論点も理解できるようになりました。本試験時は、得意科目にはなりませんでしたが、少なくとも苦手意識はなくなっていました。

『商法』、『会社法』は、条文が多いので、条文にあたるというよりも、知識をとにかく、一つでも多く確実なものにすべく、何度も何度も講義を聴きました。答練や模試の問題を何度も復習して、同一の論点が出題されたら絶対に正解する、という気持ちでした。その結果、本試験では、得点の上積みができました。

一般知識については、対策が立てられるのは、個人情報保護法関連だけだと思っていましたのでそこだけしっかりテキストと条文を中心に学習をしました。従って、本試験では、基準点をやっとクリアーできた程度です。日頃から新聞やニュースというリソースを使ってもう少し試験対策として意識的に情報収集していれば、1~2問の上乗せができたのかな、というのが今の実感です。

記述式対策は、「記述マスター講義」が有益でした。条文中心の講義でしたので条文理解の復習と、記述式問題の予想に役立ちました。講義を聴きながら40字程度がひとかたまりになっている条文の箇所を探すのも面白かったです。

多肢選択式は、判例を読むときにこの語句が聞かれたら自分で埋められるかなということを意識しながら読んでいました。答練とか模試での出題されたものも大切に繰り返して記憶に残るように努力していました。

また、クレアールのテキストは過去問・条文も一体となっていて、講義の中で、掲載されている過去問については解説があるので、講義を聴いていれば、そのまま過去問対策になりました。また、巻末に条文集が付いているのでそれを活用し、私は六法を購入することなく学習を進めることができました。そして、講義は単元別カリキュラムになっていましたので、平日等で学習時間が限られているときは短時間の学習に有効だと思います。

さらに、1000問ノックWEB答練は、その時に講義を聴いている科目とは異なった科目の答練をすることで、「忘れの防止」、試験科目全般の知識の定着化を図ることができたと思います。

私の場合、短期での合格ではなく、2年間の目標で合格の計画を立てていましたので、学習期間としてはある程度ゆとりがあった反面において、2年間続けていると「もういいかな」と思うこともありましたが、合格した時の可能性の広がりをイメージしながら、自分自身を追い込んであまり無理をしないことを意識していたためか何とか続けることができました。いずれにしても、合格へのルートは、コツコツと継続して楽しみながら積み上げていくことだと思います。

今後は、社会保険労務士と行政書士としての実務の強化を図るか、または新たな資格へ挑戦するかしばらくはゆっくり考えたいと思います。

2年間、誠にありがとうございました。

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