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行政書士合格体験記 佐々木 三徳さん

2015年社会保険労務士試験合格体験記

佐々木 三徳さん

  • 受講コース : 司法書士受験経験者対象トライアルコース
  • 受験回数 : 1回
  • 試験準備期間 : 2015年3月~本試験まで
  • 年齢・性別 : 47歳・男性
  • 職業 : 会社員

神奈川県在住の47歳・男性・会社員です。

行政書士試験に向けての学習は、3月から始めて11月の本試験までの期間で1回の受験で合格出来ました。 司法書士試験講座とW受講だったので、憲法・民法・商法などアドバンテージは多少ありましたが、早い段階で行政書士の過去問を力試しにやってみたところ、行政書士試験には行政書士試験に向けての学習が必要だと気付き、司法書士試験向けの学習とは別個に行政書士試験向けの学習時間を取ることにしました。

大学では、法律を専攻していた事もあり基礎的な用語や意味は頭に入っていたつもりでしたが、20数年も経ち、民法も商法も大幅に改正され、新しい制度も追加され、判例も多く出され、更に行政法は学生時代にも全く触れなかった分野なので初学者としてゼロから勉強するつもりで取り組みました。初学者として・・・つまり「分かっているつもり」「分かったつもり」がNGです。10代・20代のころの記憶力とは違い、40代後半のものなので2日前に解いた問題も再度やってみると同じ箇所を間違えるといった具合で、なかなか正答率が上がらず、イライラの連続でしたが、1問でも良いから前回より多く正答し、正解した問題は確実に憶える事を目標に、ひたすら反復に徹しました。

たとえ、1問ずつでも、それが積み重なれば必ず100%に近づきます。そう信じて、毎日、仕事の合間(昼休み、外回り中の空き時間など)を見付けて10分・15分の学習時間を大事にしました。帰宅後や時間をまとめて数時間とれる時は、Web講義の単元別を進め、過去問を解いてWeb講義の内容を固めていくように努めました。

クレアールの単元別講義は、分かりやすくまとまっていて、特に判例の解説を丁寧にしてくれているので、特に多肢選択式問題に対して苦手意識を持つことなく取り組んでいけました。この様な反復学習を重ねていくうちに、知識がほぼゼロだった行政法も自信を持って過去問にあたれるようになり、点数を稼げる科目になりました。

多肢選択式は、何といっても判例です。Web講義内でチェックした判例はもちろんの事、行政書士判例集でひと通り読みました。多肢選択試験用というのではなく「これ読んだなぁ」位の程度でも点数になります。単調になりがちな日々の学習の中で、ブレイクタイム中の単なる読み物としても判例集はオススメです。

外回り中に、道路工事は行政行為なのか?とか、違反した時の反則金に関する判例があったなぁとか、故障したトラックを長時間にわたり公道上に放置した行政機関の責任に関する判例もあったとか考えるようになると外回り運転中も勉強時間になります。

大好きな船釣りも、本試験が終わるまではとガマンし、竿もリールも納戸にしまいました。身体を動かすのは体力維持や体調管理にも大切なので、趣味のテニスも回数は減らしましたが定期的にやるようにして気分転換を図りました。

記述式対策は、とにかく書きました。Web講義やテキストで頭に入っている事例でも、いざ40字程度でそれを記述しなさいと言われると、なかなか出来ないものです。
ここが、択一式と大きく違うところで、書くトレーニングが欠かせません。出題者の意図を推理し、まず思い浮かぶキーワードを書き出して、それぞれを文章でつなげていきます。
キーワードだけでも部分点は取れるだろうけど、しっかり文章にすれば、点数を稼げます。本試験は時間との勝負なので、なるべく早く時間をかけずに各キーワードを文章でつなぐトレーニングが欠かせません。最初の一文字すら書き出せなかったのですが、慣れてくれば字数も良い感じですんなり納まるようになります。
択一式、穴埋め、記述式、どの問題を解くにしても基本は条文です。条文中の単語をそのまま埋めさせる出題もある位、条文にあたる事は必須です。条文の穴埋め問題が出たらラッキー問題なので、絶対に落とせません。

厄介なのが、会社法でした。恥ずかしながら、商法の一部だった会社法が独立して会社法とされた事も知らずに生活していた位なので、持株会社・執行役なども聞いた事がある位の知識でした。本試験での出題数こそ少ないが、ひねくれた出題は無いので、法令問題のノルマである50%はクリアしたいところ。基本書を買って、Web講義と並行して学習しました。あまり細部には踏み込まず、基礎的な知識の習得でなんとかなる科目です。

行政書士試験の民法は、難しいと言われていますが、やはり難しいですね。これも基礎的な知識が問われますが、生半可な知識だとヒッカケ問題に引っかかります。要注意箇所は、Web講義の中で講師が指摘していますので、出題形式と条文をしっかり見比べながら問題文を決して読み流さないようにしっかり読む。どんな試験でも当たり前の事ですが、問題文をしっかり読むことを意識しました。問題文でヒッカケ問題に引っかかってもそこで落ち込まず、勉強しているからこそ、知識が進んだからこそ、引っかかるんだと無理やりにでもプラス思考でした。

それでも、出題の的を絞れないのが一般知識ですね。個情法関連は必須としても、他の分野での出題が広範囲なので得意分野を軸にその分野ではミスをしたくありません。政治・経済分野での出題は高校の公民程度の知識で十分対応可能です。個情法と政治・経済、得意のIT分野では取りこぼさないように、過去問を解きました。これだけでも足きり40%は確保出来ます。足きり40%をクリアしたとしても、全体として60%以上というラインがあるので、どこかで点数を上積みしなければなりません。自分の得意な法令分野を作り(自分は憲法・行政法)そこでは過去問集で必ず80%の正解率は維持するようにし、苦手な民法の中でも比較的解きやすい親族・相続編からの出題は必ず正解できるようにします。
1日の中で、学習時間は流動的になりがちですが、机・テキストに向かう時間を毎日2時間は取るようにしました。休日など、まとめて時間が取れる時はAM/PM各2時間以上は取るようにして前日までの復習と記述式対策としての書くトレーニング、毎日の10分・15分の一問一答式のまとめとして、択一式問題を出来るだけ多く解くようにしました。

受験勉強には時間が必要で、その時間の集中力には体力が必要だと痛感したため、何度も試験にチャレンジするより、1発合格を狙っていました。 約半年間で、合格ラインまで知識を上げていくのはキツイかとも思いましたが、Web講義と過去問というパターンを作り、それを1日、1週間のルーティン化することで結果として目標だった70%(210)には及ばなかったものの、納得いく得点だったと思います。

この年齢でも、積み重ねればカタチになるんだと自信が持てました。合格通知は嬉しいものです。この自信を糧に、さらに資格の上積みにチャレンジしたいと思います。

 

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